奈良ひとまち大学

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普段づかいの靴ほど見つからなくて。。。
普段づかいの靴ほど見つからなくて。。。

●レポーター:奈良市在住 まめ さん

今回、自身3度目の奈良ひとまち大学の授業で「僕が奈良で靴をつくる理由 ~シロクロ製靴の普段づかいの靴~」に参加させていただきました。

まず、いただいた資料の「靴選びのポイント」「正しい靴の履き方」を見て、一瞬、これだけで今日来た目的を果たせたのではないかと心で思っていたところ、授業が開始されました。

普段づかいの靴ほど見つからなくて

先生のものづくり経歴の落ちとなった「僕が奈良で靴をつくる理由」。。。
ご縁って大事だなぁと思いつつ、お店に移動。

靴の素材となる皮や道具、作り方を見せていただきました。
お話をされながらでも的確に作業されていくのを見て、職人さんであることが徐々に実感となってきました。
(すいません、その辺りまで「先生」という雰囲気が強かったので。。。)

普段づかいの靴ほど見つからなくて

質疑応答で、作り手の目線で靴の選び方を教えていただきました。
靴選びは足幅を中心に考えるというのは新たな発見でした。

普段づかいの靴ほど見つからなくて

今回残念ながら、私の時間がなくフットプリントの体験ができなかったのが心残りですが(いつか必ず行きたいです!)とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
先生、スタッフの皆様、ありがとうございました。

靴職人さんの人生と靴のお話
靴職人さんの人生と靴のお話

●レポーター:奈良市在住 奈良市民歴23年夫婦 さん

奈良市LINEのご案内に妻と2人で応募し、受講させていただきました。

私達は、そこまで深刻な靴トラブルを抱えているわけでは無いのですが、コレまでの人生で履いた市販の靴で「これだ!」と思えるフィット感に出会えた事が無い、一般的な靴が合わない足を持つと自認する夫婦です。
そんな訳で、今回の授業には、そこそこ強めの関心を持って参加しました。

靴職人さんの人生と靴のお話

受講生の方々の自己紹介と参加理由の中に、靴と足についてそれぞれの悩みをお話しされる方が半数ほどおられ、「皆さんそうなんだ~」と共感したところから講義がスタート。

まずは、若草公民館で、講師・伊藤孝さんより、御自身の靴職人に至るプロフィールと奈良に靴工房を構えられた沿革をざっくばらんにご紹介。

その後、公民館から徒歩150歩ほどの“シロクロ製靴”靴工房に移動。

靴職人さんの人生と靴のお話

ハンドメイドシューズの製作プロセスの解説や靴製作に関わる裏話を笑いを交えて楽しくお話しいただきました。

工房は、昔のおばあちゃんちみたいな懐かしい古民家建築で、工具や専用の機械類もレトロな味があり、とても趣きのある空間です。

講義の中で受講生の皆さんから多くの質問が出され、伊藤さんはそれらに丁寧にお答えいただき、活気のあるとても良い授業で、2時間はあっという間でした。

靴職人さんの人生と靴のお話

希望を言えばカスタムインソールのお話をもう少し聞きたかったのですが、限られた時間の中では難しかったかと思います。

授業後には足型測定と靴選びのアドバイスもしていただきました。

靴職人さんの人生と靴のお話

講師の伊藤さん、今回の企画や運営をしていただだいたスタッフの皆さん、貴重な時間をご提供いただきありがとうございました。

年末年始休業日のお知らせ
2023年12月28日(木)
年末年始休業日のお知らせ

年末年始休業日のお知らせ
変勝手ながら、2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)を休業日とさせていただきます。
お問い合せメールは上記期間も受付しておりますが、回答は2024年1月4日(木)以降になりますので、ご了承ください。
2023年も奈良ひとまち大学 を応援してくださり、ありがとうございました!

授業一覧はこちら→ https://nhmu.jp/category/class

人の心を動かすファイヤーパフォーマンス
人の心を動かすファイヤーパフォーマンス

●レポーター:奈良市在住 T.K さん

授業当日、指定された教室に入ると、なんと教室には先生がいらっしゃいません。
実は先生は少し離れたところで、今回の授業の準備をしておられまして、参加者が集まり次第移動をして、授業の冒頭からファイヤーパフォーマンスを見ることになりました。

それは本当に私たちのすぐ目の前で行われ、圧巻のパフォーマンスです。

人の心を動かすファイヤーパフォーマンス

先生は火を自由自在に操るかのように、発火している火を呑みこんでしまったり、火の回りを撫でまわしたり。
これに「いろは歌」がBGMとして流れますので、まさに神聖な雰囲気です。
ずっと火を見ていると、その魅力に何だか引き込まれてしまい、心の中で何か熱くなるものを感じました。

人の心を動かすファイヤーパフォーマンス

さて、教室に帰りまして先生からのお話です。

先生は大道芸人としてこれまで何年も活躍をしてこられた訳ですが、実はご家庭において複雑な問題を抱えていらっしゃったようです。
ご自身を人見知りとして、普段は人とお話をするのがあまりお得意ではないとのことですが、それを克服するために今回の講座のような人と人との触れ合いを大事にしながら活動をされているとのこと。
そのためか、話し方も非常に丁寧で、一言一言から先生の素敵なお人柄がにじみ出てくるようです。

人の心を動かすファイヤーパフォーマンス

人は「自分ルール」(=自分で自分が守るべきであると決めたルール)と「他人ルール」(=法律または親・上司など他人が決めたルール)を守るものであるが、最近の若い人は「他人ルール」を守ることをあまりにも重視しすぎてしまっているのではないかとのお考えから、先生のパフォーマンスをご覧になられた方々に何か少しでも自分を表現していくきっかけを持ってほしいというお話を聞かせていただきました。

私は先生のお話をお聞きしていて、先生は非常に強い芯のある方で、これまでのご経験をもとに活動をされているということ、そしてその思いを実際に届けようと実践されているところが本当に素晴らしいと思いました。
先生のファイヤーパフォーマンスはYouTubeでも流れているようですが、是非リアルのイベントで、生の先生のファイヤーパフォーマンスをご覧いただきたいところです!

新しい時代の世界遺産を訪ねて
新しい時代の世界遺産を訪ねて

●レポーター:奈良市在住 ぷよ さん

寒波が日本列島を襲った週末、凍えるほど冷えた気温の中、驚くほど清々しく晴れた空の下、世界遺産の薬師寺を訪れました。
案内をしていただいたのは根来穆道(ねごろぼくどう)さん。
環境問題を世界に広く発信するために僧侶の道を歩まれているそうです。

新しい時代の世界遺産を訪ねて

薬師寺を訪れたのは数十年ぶり。
近くて遠い世界遺産です。
薬師寺は広大な敷地にたくさんの建物があり、散策するだけでも心が清められる思いがします。

まず、根来さんのお話を聞きました。
薬師寺は他のお寺よりも来られた方々に気軽にお話をしてくれる機会が多いそうです。
根来さんのお話はとても面白く、ユーモアを交えてあっという間に時間が過ぎていきました。

新しい時代の世界遺産を訪ねて

その中でも印象深かったのは、
仏教とは、あらゆる宗教の中で唯一、人間が人間のままで作ったもので、お釈迦さまの言葉は人間の言葉であり、仏教における法話はお釈迦さまの代わりに話をさせてもらうものである。
というお話でした。
人間が作ったものだから人間にできないことはないという当たり前のことが、改めて聞くとなるほどと思ってしまいました。

新しい時代の世界遺産を訪ねて

お話の後は東塔・西塔の見学へ。
塔の中には釈迦八相像があり、これは想像以上の迫力がありました。
ここでもユーモアたっぷりの説明があり、ただ見るだけではわからないことも教えてもらいました。

唯識という考え方をされている薬師寺。
古くからある考え方を新たに知り、また1つ奈良の懐の深さを知った時間でした。

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