毎月「奈良しみんだより」で奈良ひとまち大学の授業内容の詳細を確認して、何度が受講させて頂いています。
沢山の知らないことの発見で、満喫しております。
今回は、大亀谷国有林(赤膚町)の存在を発見しました。
1.奈良森林管理事務所職員の方々が資料を用意してくださり、奈良の国有林の現状報告のお話を分かりやすくしてくださいました。
2.住宅を少し歩いたら、直ぐに大亀谷国有林に到着。
可愛い(コンパクトな)森林でした。
up・downの道を歩き、沢山の木々と鳥のさえずり、自然のままの景観でした。
地域住民やボランティア団体等の協力で森林整備貢献活動をされています。
標識看板、ふれあいの森、アスレチックと盛り沢山の国有林を探索しました。
3.最後のイベント(木工作)をしました。
参加された方々と童心に戻り、木のブロック・枝・どんぐり・くるみ・松ぼっくり等々をグルーガンで止めました。
私も気が付けば、少し早いですが・・・クリスマスリースのオブジェを作っていました。
貴重なお話を伺い、奈良の国有林を知り、探索をし、工作をしと、濃縮な2時間でした。
もっと奈良市が好きになりました。
今回の授業は、「商店街の新しい本屋さん ~ようこそ『ほんの入り口』へ!~」でした。
今年5月オープンの本屋さん「ほんの入り口」の店主、服部さんからお話をお聞きしました。
お店は、近鉄奈良駅から東にある船橋商店街にありました。
元は漢方薬屋さんだったとのことで、奥に調剤スペースがあったり、ふらっと立ち寄りたくなる心地よい空間でした。
店主の服部さんは、学生時代から演劇経験がある方で、声のトーンや表情も豊かで、開店するまでの道のりのお話もなにかと濃い箇所があり、終始楽しく聞かせていただきました。
お店の名前「ほんの入り口」とは、友人から「興味があるけど何を読めばいいかわからないという人は意外と多いよ」と聞いて、「このお店を入り口に本の世界に入ってもらえれば」という想いが込められているそうです。
服部さんからお聞きするお話には、本への愛情とたくさんの人とのつながり、優しい服部さんの人柄をたくさん感じました。
お店のオープンは、「おじいさんになっても本屋さんに行きたい」がきっかけだったとのことで、「この業界を何とかするんだ!って考えているわけではなく、この業界のイチローや大谷翔平が出てくるまでバトンをつなぐ気持ちでいる」という言葉も印象に残りました。
また服部さんと本に会いに、ふらっと寄ってみようと思いました。
11月19日(日)の授業「椅子張り職人の実験スペース ~奈良の職人仕事がいっぱい!~」に、椅子好きの娘とふたりで参加させていただきました。
先生は、やすらぎの道沿いにある「naice」の中田真太郎先生。
naiceは2階建てで、1階は工房、当日はステキな椅子がいくつも置いてある2階のショールームで、ひとまち大学のスタッフさんとの対話方式での講義でした。
(夕日でおふたりのお顔が見えづらかったのが残念でした。)
木工科で学び、椅子張りの会社に入られて、その後独立されたと伺いました。
合皮でも色々有り、劣化でポロポロになってしまう理由などを教えていただきました。
参加されていた他の皆さんの椅子愛も色々で、楽しく聞きました。
後半は数人ずつ、1階の工房を見学させていただきました。
ミシン・工具・材料などが所狭しと置かれていました。
手掛けられている途中の大型ソファや、気が遠くなりそうな数の鋲を打つ予定のクラシカルな椅子が、先生の腕で蘇り依頼者さんの元に帰るのを待っているようでした。
東京に行く機会ができたら、銀座松屋にも寄ってみたいです。
中田さま、スタッフの皆さん、ありがとうございました。