
<学生特典をご利用の前に>
①この学生特典は、「奈良ひとまち大学」学生証をお持ちの方に限り、利用することができます。
(※学生証は、「奈良ひとまち大学」の授業を受けられた方にお渡ししています。)
②上記協力店にて学生特典をご利用の際には、学生証の提示が必要となります。
また、お店によっては個人を証明するものの提示を求められる場合があります。
③実施店、内容、期間については、予告なく変更することがあります。

<学生特典をご利用の前に>
①この学生特典は、「奈良ひとまち大学」学生証をお持ちの方に限り、利用することができます。
(※学生証は、「奈良ひとまち大学」の授業を受けられた方にお渡ししています。)
②上記協力店にて学生特典をご利用の際には、学生証の提示が必要となります。
また、お店によっては個人を証明するものの提示を求められる場合があります。
③実施店、内容、期間については、予告なく変更することがあります。
●レポーター:奈良市在住 とらきち さん
「奈良県出身の若手映画監督が撮った、奈良県を舞台にした作品」というふれこみに興味をもち、参加させていただきました。
地元が舞台ということで序盤はやはり景色が気になり、知っているところが出てくるのがとても楽しかったのですが、お話が進むにつれ、この作品の世界にどんどん引き込まれていくのを感じました。
特に印象に残ったシーンをひとつ挙げるとすれば、主人公のリサが滞在する民宿で出会った妊婦と会話するシーンです。
実はリサ自身も妊娠しており産むか中絶するか悩んでいて、そんな折に他の妊婦と交わす会話となれば「自分の中で命が育まれる愛おしさ」を語らせるのかと思いきや、「怖さ」を語らせます。
月日が経つにつれ膨らむお腹、以前と変わっていくその自分の姿が素直に「怖い」と語るところから、「命の大切さ」をありきたりの美辞麗句で飾るのではなく現実のものとして描きたいという、監督 戸田彬弘さんからの強いメッセージを受け取りました。

戸田監督が、今回の作品でこだわったテーマは「命」である、とおっしゃっていましたが、まさにその「命」について真正面から切り込んでいったシーンだったと感じると同時に、戸田監督の映画に賭ける熱い想いも伝わってきました。
昨年の友楽の閉館により奈良市には映画館がなくなってしまいましたが、戸田監督の活躍により奈良における映画の機運が盛り上がり、新しい映画館ができるきっかけになればいいな、と思います。
戸田監督、これからもがんばってください!

3月12日の特別授業「奈良はボクらの宝物! ~みうらじゅんとイケてる住職が奈良を語る~」の授業のなかで応募を受付した、海龍王寺に飾られている みうらじゅん氏 直筆の絵馬プレゼント。
3月26日に、ユーストリームを利用して、石川住職による公開抽選を行いました!

当選者の発表を行います!!
当選者は・・・・・・
奈良市在住の村田様!!!
おめでとうございます!!
抽選の模様は、↓で見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/13573027
これまでに実施した授業の紹介や、これからの授業予定などもお話しました。
ぜひご覧ください♪
●レポーター:奈良市在住 ピリカラ さん
第17回目の授業であった今回、初めて奈良ひとまち大学の授業に参加させていただきました。
先生は、仏像ブームといわれるなか、その象徴的な存在である興福寺の阿修羅さまをはじめとし、数多くの仏像を全国各地の展覧会会場にお連れした美術品輸送のエキスパート、海老名和明さん。明治期の息吹が感じられる重要文化財の奈良女子大学記念館での先生のお話は、その一言一言に仕事に対する想いや普段のお人柄がにじみ出ていて、とても感銘を受けました。

小さな失敗すら絶対に許されない仏像の輸送。
3m以上ある唐招提寺のご本尊・盧舎那仏さまを東京国立博物館まで20時間もかけてトレーラーで輸送されたときの困難さ、梱包などで衝撃を和らげるための技術や創意工夫、一つひとつの作業を落ち着いて緻密にこなしていく様子など、すごいなぁ・なるほどなぁと感じることがたくさん。
5年間もかけて輸送のシミュレーションを行い、着々と準備をされてきたこと。
輸送現場での作業は全体の仕事のうちの2割程度で、任された仕事の成否は準備段階で8割方決まってしまうこと。
展覧会が終われば、関係者にすらあまり関心を持たれることなく、できるだけ早くかつ確実に撤去しなければならない現実。
信頼され仏像を任せてもらうため、所有者の方の納得がいくまでとことん話すこと。
強い精神力と集中力、豊かな知識と発想力、そして経験が必要なプロの仕事だということが分かりました。

なかでも印象的なお話だったのが、仕事をするうえでもっとも重要なことは「ひと」で、同時にもっとも困難であるのも「ひと」だ、ということ。
「輸送の仕事は黒子であり、チームプレイ。成功を続けていくためには人材が最も重要な資産」と話す海老名さんによると、これまで担当された仏像の輸送は全て成功してきたとのこと。輸送方法や技術は仏像の材質や大きさなどに応じて毎回異なり、経験を積みかさねないと対応できないため、積極的に若手職員に参画してもらい、実際の仕事を通じて学んでもらうように心がけておられるようで、参加されている職員の方がとてもうらやましく感じました。
一方で、仕事を進める上でもっとも困難を伴うことが、意外というか、輸送方法などについて関係する人々の意見をまとめること。現場では、輸送担当以外の人の意見に惑わされず、任された仕事を決まった計画どおりに着実にこなすことが成功の秘訣なのだとか。口調こそ柔らかいものの、強い意思と熱い想いをもった方だと思いました。

そんな海老名さんの口から、授業の最後に、「奈良はとても素晴らしい。天平時代の素晴らしさばかりがよく言われるが、平安・鎌倉・近世、そして現在まで脈々と受け継がれ守られてきている。それぞれの時代にも目を向けてほしい」との言葉がありました。奈良で暮らす身として、心に留めておかなければと思いました。

笑いが絶えない授業のなか、海老名さんの言葉の端々に、ひとへ思いやり、仕事への想いやビジョン、輸送する仏像への愛、仲間への感謝などがいっぱい詰まっているように感じました。
今回の授業に参加できて、魅力的なひとに出会え、あらためて奈良の魅力を身近に感じられて、本当によかったと思い感謝しています。
●レポーター:奈良市在勤 こけし さん
「私が阿修羅を運んだ男です!~美術品輸送のエキスパートに迫る~」
このインパクトに、思わず申込してしまいました。
ずうっと気になっていたテーマではあったのです。気になりませんか、決して傷つけてはならない仏像をどうやって運ぶのか。
ご存知のとおり、仏様は多種多様な姿をされています。
材質も違います。木だったり、土だったり、金銅だったり・・・。
その一つひとつに向き合い、確実に目的地までお連れする「仏様の運び屋」の存在があるからこそ、博物館で私たちは感動を享受することができるのです。まさに彼らは縁の下の力持ち。

お話を聴いていて一番印象深かったは、「準備期間」が命であるということです。どう輸送するか、梱包はどのように行うか、シミュレーションを重ねに重ね、時には実際に走ったり作ったりする。経験と知識、技術とチームワークを、この期間に練り上げるのです。この徹底した準備期間があるからこそ、彼らは一番大事な時に慌てず落ち着いて作業ができるのでしょう。「このシミュレーションを実行に移して失敗したことは無い。」そうおっしゃった海老名さんの表情を忘れることはできません。
輸送と梱包の工夫ですべてを乗り越えるところに、彼らのプロフェッショナルがあります。道にせり出した木を伐採するのではなく避けるように梱包したり、道路の質の悪さによる文化財への負担を、道を変えるのではなく車体に工夫を施すことで乗り越える・・・この柔軟さや応用力が、仏様を安全に目的地までお連れするのに不可欠でもあるのです。流石です。

普段、舞台の裏側は決して見ることのないものです。ですが、そこに目を向けてみると、より舞台が魅力的に見える「何か」があるものです。今回は「仏様の運び屋」をとおして、文化財が無二の存在であること、そしてそれに関わる方々の苦労と情熱を感じ取れたような気がします。
最後に、お忙しいなか貴重なお話を聴かせてくださった海老名さんに感謝します。海老名さんは、終始にこやかに、おもしろおかしくお話をしてくださいました。私たちの質問にも丁寧に答えてくださり、講義の時間はあっという間に過ぎていきました。

本当にありがとうございました。