奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

THE 柿の葉ずし

2016.11.19 | 授業info | by Staff

奈良に住んでいたら、一度はきっと口にしたことがある郷土料理「柿の葉ずし」。
柿の葉をめくると、中から出てくる一口大の酢飯と鯖。

THE 柿の葉ずし_1

ほのかに香る柿の葉の香りが食欲をそそります。
“かっぱ”も柿の葉ずしが大好きで、ふとした時に無性に食べたくなります。
奈良では、郷土料理として学校給食にも出るとか。

12月18日(日)の授業「柿の葉ずし、そして奈良のこと ~老舗を継ぐ、その思いと信念~」では、その柿の葉ずしに注目!!

柿の葉ずしのルーツをたどっていくと、江戸時代の中頃には、奈良の吉野地方で、夏のお祭りの時のごちそうとして各家庭で作られていました。
今でも、各家庭ごとに〆具合や酢の量、甘さなど、その味が違うんだそうです。

THE 柿の葉ずし_2

今では、鯖と鮭が定番で、そこに旬の魚の柿の葉ずしがセットになっていたりします。
魚の種類は増えても包む柿の葉は今も変わらず、生の柿の葉や塩漬けにされた柿の葉が使われているんですって。
その枚数、1日になんと!15万枚(柿の葉ずし業界全体で)。
打合せの時にその枚数を聞いた“かっぱ”は、びっくり!
1本の柿の木から何枚採れるのだろう・・・それも一定の大きさの葉っぱでないとだめ(全長約15㎝くらい?)・・・一体、柿の木はどれだけ必要なんだぁ!?と、思わず考えてしまいました。

THE 柿の葉ずし_3

そして、1日に15万枚使われているということは、15万個の柿の葉ずしが作られている=食べられているということ。
柿の葉ずしスゴイ。
「奈良の郷土料理」を超えて、関西、いやいや「日本の郷土料理」ですよね。
実際に、「日本の郷土料理100選」にも選ばれていました。

THE 柿の葉ずし_4

今回の授業で柿の葉ずしについていろいろ教えてくださるのは、総本家 平宗の代表取締役、平井宗助さんです。
授業では、総本家 平宗のこと、柿の葉ずしのこだわり、そして柿の葉から広がっていく世界など、いろいろ伺います。

THE 柿の葉ずし_5

そして、柿の葉ずし作り体験もします。
実際に自分で柿の葉ずしを作ってみると、今まで以上に柿の葉ずしが大好きになること間違いなし!
普段はなかなか柿の葉ずしを作ることはないと思います。
この機会に、プロから直接、美味しい作り方を教えてもらいませんか。

授業のお申し込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/26946

(かっぱ)

サンキャッチャーを作ってみた

2016.11.18 | 授業info | by Staff

みなさん、「サンキャッチャー」ってご存じですか?
アルファベット表記すると「Sun Catcher」。
直訳すると「太陽を捕らえるモノ」!?
実物はこれです。

サンキャッチャーを作ってみた_1

サンキャッチャーは、クリスタルガラスのトップに太陽の光を通して小さな虹をたくさん作る、別名「レインボーメーカー」です。
ミラーボール型など、いくつもの面にカットされたクリスタルに光を集めて、それがいくつもの色の光に変わって分散するイメージ。
光が射しこまなくてもキラキラしてて、とてもきれいなんですよ。

2016年12月24日(土)の授業「イベントを企画する、ということ ~『表現』することの愉しさ~」の先生・たかはしみちよさんは、「虹作家(こうさくか)」です。
この「虹作家」にはいろいろな意味があるのですが、まずはわかりやすい形から入っていただこうと、今回の授業ではみなさんにサンキャッチャー作りを体験していただくことに。

先日、授業の打合せの際、サンキャッチャー作りを体験させてもらいました!!

まずは、キラッキラッなビーズの数々。

blog20161118_2

このなかからいくつか選びます。
自分の好きな色、普段だったら手に取らないけど気になる色など、数あるなかから選ぶのは迷う迷う。
同じ色かと思っても、よ~く見てみると、色味だけじゃなくて大きさや形、透明度が異なるのですよ・・・。

サンキャッチャーを作ってみた_3

「直感で選ぶといいよ。途中で『違うなっ』と思ったら、変えても大丈夫だよ」
とのアドバイスを受けて、ビビっときた色・好きな色を選びつつ、だんだんと組み合わせたら・・・のイメージを描くようになり、少し入れ替えて選んだのがこれっ。

サンキャッチャーを作ってみた_4

これらをつなぎ合わせていきます。
まずはトップになるクリスタルガラスを通して、次に、選んだビーズを思うように配置します。

サンキャッチャーを作ってみた_5

テグスにビーズを通しての作業なので、とっても簡単。
配置や組み合わせさえ決まれば、すいす~いっとできちゃいますよ。
ものづくり初心者でも気軽に取り組めますっ(得意分野でないわたくしが保証いたします)。

「もし、ビーズを通すのが難しいときは、お手伝いしますよ~」と、たかはし先生の力強いお言葉もいただいていますので、ためらう要素全くなしですぞ。

できあがりはこちら。

サンキャッチャーを作ってみた_7

太陽の光が当たる窓辺に飾って、光り輝く瞬間を見るのが待ち遠しいっす\(^o^)/

授業では、サンキャッチャー作り体験だけじゃなくて、タイトルにもあるとおり、イベントの企画についてもいろいろとお話を伺います。
どんな話をしていただくか、着々と打合せが進行中なのですが、ほんと、あっという間に時間が過ぎてしまい、進行案はメモでギッシリ状態になっております。

次回のブログではそのあたりも含めて授業内容に少し触れたいと思ってますので、お楽しみに!!

授業の申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/26942

(なさ)

世界を一周する男 3~いつの間にか4周目に突入~

2016.11.11 | 授業info | by Staff

2015年5月。
「ひとまちブログ」にて、ひとりの男性をご紹介したことを覚えていますか?
「世界を一周する男 2~もう既に3周目に入っております~」
https://nhmu.jp/blog/info/8524
実はその1年前、2014年8月にも紹介しています。
「世界を一周する男」
https://nhmu.jp/blog/info/6746

その男の名は「旅丸 sho」

彼は世界一周(正確には三週目)の旅に出ており、「旅が終わって日本に帰って来たときには、奈良ひとまち大学で授業をしましょう!」とお願いしておりました。
それが今年の夏の予定でしたが・・・
しかぁし!その授業は今年、開催することができませんでした。
なぜかって?
彼が四周目の旅に出ちゃったからです(爆)。
では、旅丸 shoさんからコメントをいただいたので、どーぞ!

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奈良ひとまち大学のみなさま、大変お久しぶりでございます。
「奈良から世界へ」と、大好きな奈良を2013年5月13日に出発し、既に3年以上が経過してしまっております、旅丸 shoと申します。

奈良ひとまち大学と出会い、帰国後に授業をという話を頂戴してから早2年・・・まだ旅を続けている次第でございます。
(授業を楽しみに待ってくださっているみなさま、お待たせして申し訳ございません。)

私は約1年で世界を一周し、この3年間で世界を三周してきました。
訪れた国数は100カ国以上。
訪問した都市は200を超え、旅を通じて知り合った友人は1,000人を超えました。

そんな私、旅丸 shoですが、今年の7月から世界四周目の旅をスタートさせました。
今回の旅のテーマは、【再会】。
旅で出会った様々な友人たちに再会を果たすということをテーマにして旅をしようと思いました。

現在、世界一周をしている日本人の数は、毎年数千人とも言われています。
その数千人の旅人の中でも、私はおそらく上位クラスの《不運な旅人》に違いありません。

ナミビアでの自動車事故。
キューバでの首絞め強盗。
マダガスカルでの逮捕。
ベルギーでの監禁。
ペルーでの骨折。

つい先日、中国の公安にも捕まりました。
もちろん悪いことをして捕まったわけではないのですが。

世界中、ありとあらゆる場所で私はトラブルに巻き込まれてきました。
日本で生活をしているだけであれば、こんなトラブルに巻き込まれることなんてないはずなのに・・・

普通であれば心が折れてしまうほどのトラブルの数々。
けれど、僕は旅をやめようと思ったことは1度もありません。

世界を一周する男 3_3

なぜなら、僕を支えてくれている人たちとの出会いがあったからです。
辛い出来事の後には、必ず素敵な出会いが用意されていました。
日本で生活をしているだけでは、決して知り合うことができなかった人たち。
私はそんな数々の出会いのおかげで、今も旅を続けたいと思えているんです。

私は彼らと別れの時に必ずこう言っています。
「See you again. また必ず世界のどこかで会おう。」

私はこの言葉に確かな意味をもたせたいと思ったんです。
「また会おう」という言葉はただの別れの言葉ではないということを。
もう一度再会するための約束の言葉なんだということを。

そう思い、再出発することを決めました。
私にしかできない旅を創り上げるために。

今回の旅のメインはヨーロッパとアジアになる予定です。
つい先日、さっそく嬉しい再会がありました。
彼の名前はオリバー。ドイツ人の学生です。
私とオリバーとの出会いは、2年前のブラジルでした。
私たちは出会ってすぐに仲良くなり、その後1ヶ月半ほど一緒に旅をする旅仲間になりました。

世界を一周する男 3_1

そんなオリバーと中国で再会を果たすことができました。
およそ1年半ぶりに再会し、僕らは以前と同じようにビールを飲み、笑いあいました。

彼はエメリック。
日本にいた時からの友人で、今回で3度目の再会になりました。
パリとロンドンのヨーロッパにおける主要2都市にて、いつもホームステイをさせてもらっています。
このブログもエメリックの家で書かせていただいています。

世界を一周する男 3_2

この後もすでに再会の約束でいっぱい。
外国人だけではなく、日本人の旅人との再会もあります。

「また会おう」の約束を果たした時、私と彼らに何が起こるのか。
今からそのことが楽しみで仕方ありません。

そして、こんなこともありました。
彼はトーマス。
私がジャマイカを旅している時に知り合ったスウェーデン人の男性です。
スウェーデンを旅している時には彼の家にも泊めていただいていました。
そんなトーマスなんですが、実は現在、旅人になって世界を旅している最中なんです。
再会したのはタイのバンコク。

世界を一周する男 3_5

そして、なんと日本にもやってきてくれました。
もちろん奈良も訪れてくれたトーマス。
日本のことを非常に好きになってくれ、約3週間、九州から関東までを旅しました。

世界を一周する男 3_6

トーマスは私との出会いがきっかけで、世界を旅することを決めたんだそうです。
旅を通じて誰かの人生を変えるきっかけになれたということは、私にとってすごく嬉しい出来事でした。

私は旅を人生の一部にしようと思います。
私を、そして旅を通じて誰かの人生をより素敵なものにすることができればと考えています。
そのために、まず私自身が旅の楽しさを誰よりも理解し、表現し、共有していこうと思いました。

世界一周ブログ《旅丸》
http://shutterbugtraveler.blog.fc2.com/
世界情報ブログ《TABIMARU.com》
http://www.tabimarusho.com/

こちらの2つのブログにて、私の日々の生活、そして今後旅をしたいと考えている方たちへの情報を書き綴っています。
ぜひ、ご覧ください。

奈良ひとまち大学での授業を通じて、みなさまの人生をより楽しく、豊かなものに変えるきっかけになることができればと考えております。
まだしばらく私の旅は続きます。
そして、素敵な物語はどんどん増えていくはず。

帰国時の授業で、みなさまに旅の素晴らしさをお伝えさせていただける日を楽しみにしております。

世界を一周する男 3_4

旅丸 sho
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この授業は、またまたお預けです。
その分、どうか楽しみにしていただきたい。
きっとおもしろ、素敵なお話が聞けるはず!
それまで彼のブログを通じて、海外の人々との触れ合いとトラブルを一緒に味わってみませんか?
旅丸 shoさん、ちゃんと帰ってきてくださいね!

(ask)