奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

クライミング初体験!

2017.10.29 | 授業 | by Staff

10月29日の授業「気軽にトライ、ボルダリング ~爽快、スポーツクライミング!~」に従事しましたので、今回はその報告をします!
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧くださいね♪
「初めてのボルダリング体験」
http://nhmu.jp/report/29128

クライミング初体験_1

2020年東京オリンピックの正式種目となり、最近名前を聞くことも多い「クライミング」。
テレビなどで、ジムの様子や競技をご覧になった方もいるのではないでしょうか?
選手が高い壁をひょいひょいと軽々登っていく姿は、見ていて「すごいなー」なんて思いますよね。
「クライミング」と、こちらもよく聞く「ボルダリング」。
何がどう違うのでしょうか。
今回の授業のタイトルにも両方入っていますね。

簡単に説明しますと、ボルダリングとは、フリークライミングの形式のひとつなのだそうです。
5mほどの壁をシンプルな装備で登っていくもので、気軽に楽しめるのが人気のポイント。
今回の教室「クライミングジム ノボリコ」の写真を見ても分かるとおり、マットが敷いてあるのも特徴です。

クライミング初体験_2

さて、今までの人生で「運動に関すること」は悉(ことごと)く避けて通ってきた私。
クライミングに関しての知識といえば、
・少し小さめの靴を履いてするもの
・壁に取り付けられたさまざまな石をつかんで登っていくもの
ぐらいのことしかなかったのですが、授業に従事できるということで当日を楽しみにしていました。

クライミング初体験_3

教室に到着しジムの中に入ってみると、一面の壁にカラフルな石がたくさん!
「おおー、これをつかんで登っていくのか、やっぱり近くで見ると圧がすごいなあ」なんていういかにも第三者的な感想を抱いていたのですが。
なんと私も学生のみなさんに混じって体験させてもらうことに!
ホールド(とっかかりの石のことをこう言うのです)の下に貼ってある番号のシールがコースになっているので、どれでもつかんでいいということではないんです。
級ごとに色が分かれて、さらにコースの番号が書いてあるので、まずは壁の下で自分が上るコースをしっかり確認します。

クライミング初体験_4

よーし!OK!行くぞう!
と、スタートするのですが、「え?次どこだっけ?あれ?」と、確認したはずのコースがすっぽりと頭から抜けてしまう始末。

クライミング初体験_5 クライミング初体験_6

先生が「ここに足を置いて、左手を先にここ。それで右足を・・・」とポインターで示してくれるので、「はいっ!はいっ!」と従ったのですが、ひとりでやるとなるとなかなか難しいものです。

クライミング初体験_7 クライミング初体験_8

よくわからないプレッシャーと体力的な問題で、冷や汗なのか何なのか、汗をかきだしました。
手汗も出ます。
そうか、こういうときのためにチョークを手につけるのか・・・。

クライミング初体験_10

次の足場や手を置く場所を無理やり探そうと思うと自分の体重がのしかかり、バランスを崩して「ああ~・・・」と壁から落ちてしまいます。

クライミング初体験_9

これも、コースを正しく登っていくと変な体重がかかることなくクリアできるのだそうで、「クライミングは体を使うパズル」と言われる所以がよくわかりました。

クライミング初体験_13

それだけに、コースをクリアできた時の達成感はさぞかし素晴らしいものだろうと思います。
新しいコースにどんどん挑戦していきたくなるのだろうと思います。
残念ながら私は今回そこまでいけなかったので、想像でお送りしています・・・。

今回参加された学生のみなさんは、「次はあそこに手をかけて!」「足は右下です!」とアドバイスしあっていました。
これぞチームプレイ。
スポーツって素晴らしい。

クライミング初体験_11

参加してくださった学生のみなさん、楽しんでいただけましたか?
そして中野先生!分かりやすく丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
みなさん、ぜひまたノボリコでクライミングをしましょう!
私もします!
何か始めてみたいなって思っている方、この秋、クライミングもアリですよ。

クライミング初体験_12
☆おまけ☆
授業終了後、2日経ってやってきた筋肉痛。
太ももと肩周りが痛いのなんの。
階段を上り下りする時(特に下りがきつい)、「よいしょ、よいしょ」と声が出てしまうくらい・・・。
たしか、3~4本くらいしかコースを登らなかった(しかもクリアできなかったものもあります)のですが、この筋肉痛。
日頃の運動不足はこういう形で出てくるのですね。
大人の生活習慣、改めるべし。

(せとやん)

365日、奈良を感じる

2017.10.28 | その他 | by Staff

2016月10月の授業「『カメラマン』という生き方について~世界を駆け抜けた男が撮る、奈良~」の先生、カメラマンの保山耕一さんの、奈良の美しさをこれでもかと表現した映像とともに、2017年6月の授業「奈良と氷の長くて深~い関係 ~氷の聖地で宮司さんがトーク~」の先生、氷室神社の大宮宮司が奈良について語る「第31回ひむろしらゆきサロン ―春日野の日の出散歩―」が、11月1日(水)に行われます。

365日、奈良を感じる_1

Facebookに掲載されている「第31回ひむろしらゆきサロンのご案内」のなかには、なんと!保山さんを紹介した「ひとまちブログ」が掲載されています。

「奈良には365の季節がある その1」
https://nhmu.jp/blog/info/10954

保山さんと授業の打合せをした時、保山さんが「奈良には365の季節がある」と話され、奈良への思いをビシビシ感じたこと、仕事観などを伺ったことを書いたブログを、ここでまたみなさんに知っていただけるとは
嬉しい~~~。(●´ω`●)

365日、奈良を感じる_2

多くの方に、保山さんの奈良愛が詰まった映像を観てもらいたい。
観たあとには、奈良ってなんでこんなに美しいんだろうと、奈良を観る目が変わりますょ。

365日、奈良を感じる_3

ちなみに、ひとまちブログ「奈良には365の季節がある その2」はこちら↓
https://nhmu.jp/blog/arrangements/10981

「第31回ひむろしらゆきサロン」について、詳しくは↓をご覧ください☆
参加申込もできます。
「第31回ひむろしらゆきサロンのご案内 ―春日野の日の出散歩―」
https://www.facebook.com/events/141784343122109

残席数、残りわずかと聞いています。
満席の場合はごめんなさい。
保山さんの映像に触れる機会が近くであるときは、またご案内します。

(かっぱ)

茶がゆに詰まった思い

2017.10.27 | 授業info | by Staff

昔から「奈良の朝は茶がゆで始まる」と言われ、郷土料理として人々に受け継がれてきました。
みなさんは食べたことありますか?

“かっぱ”は少し前まで食べたことがなかったのです。
「茶がゆ」というからにはお粥さんのとろっとしたイメージだったのですが、なんとなんと、奈良の茶がゆはさらさらしているじゃありませんか!
まるでお茶づけみたい(茶がゆに失礼)!

それもそのはず、主にほうじ茶(緑茶や番茶のところも)で炊き出し、粘りが出ないようにさらっと炊き上げるのが奈良の茶がゆの特徴。
そして、お米の甘さも感じることができるのが嬉しい。
めちゃ美味しい。
今まで食べてこなかったことが悔やまれる一品。

茶がゆに詰まった思い_1

先日も「町屋かふぇ 環奈」で食事をしていると、横の若いご夫妻が茶がゆを食べながら、
「茶がゆって美味しいんだ」
「もっとドロドロしていると思ったけど、全然違うね」
「これから大和の茶がゆも朝ごはんにありかな」
「せやね。茶がゆ・パン・ごはん、茶がゆ・パン・ごはん。これでいけるね」
「今日のお昼ご飯はナイスなチョイスやったね」
「おかきを七輪であぶって茶がゆの中に入れて食べるのって、醤油の香ばしいさが抜群でおいしいわぁ」
などなど・・・。
茶がゆの美味しい魅力にはまって、ふたりの会話が弾んでいました。

茶がゆに詰まった思い_2

さて、12月2日(土)の授業「奈良の朝ごはん、茶がゆを学ぶ ~カフェで味わう、伝統の郷土料理~」の教室は、西寺林町にある町屋かふぇ 環奈です。
1歩お店に入ると、和の雰囲気をそこかしこに感じ、とても落ち着いていて何時間も居そうになります。
メニューは茶がゆだけではありませんよ。
「環奈の小箱」というスイーツはカワイイお重がおしゃれで、女性に大人気!

茶がゆに詰まった思い_3

そして、お店の代表・池尾嘉奈子さんがまた素敵な方なのです。
“かっぱ”が書くより、実際話を伺ってもらうのが一番!なので、少しだけ紹介。
池尾さん、環奈を始めるまでは、マナー講師をしたり、奈良のホテルに勤務したりしていました。
そんな池尾さんの転機は!?
ホテル勤務のときに、「共に仕事をする仲間と奈良を訪れた人がゆったりとした時間を過ごせるようなおもてなしをしたい」との思いが募り、数年後にお店をオープン!したそうです。
授業では、奈良への思いを共有する仲間と環奈を経営していることや、お店の大切なコンセプト=「5つの『カン』」に込められた思いなどを、美味しい茶がゆをいただきながら伺います。

茶がゆに詰まった思い_4

最後に、茶がゆの始まりは諸説あります。
大仏建立の時に庶民が米を粥にして食べたとか・・・
僧侶の食事として1200年前から食べられていたとか・・・
江戸時代初期に倹約のために茶がゆが発案されたことが江戸元禄期の書物『河内屋可正旧記』に記されているとか・・・。
ちなみに今でも伝統を受け継ぎ、薬師寺では毎朝、僧侶が朝食に茶がゆを焚いています。

それでは、お申込お待ちしています!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/28983

(かっぱ)