自分に合った香りを知る
2024.06.29 | 授業 | by Staff
記念すべき500回目の授業「アロマテラピーの奥深い世界 ~香りで心と体をととのえる~」は、メディカルアロマテラピーのアロマトレーナーを講師にお迎えして、講義とワークショップを取り入れた内容で行いました。
突然ですが、私は匂いに敏感なほうだと思います。
子どもの頃、コーヒー・タバコ・香水・芳香剤・奈良漬etc.嫌いな匂いがたくさんありました。
嫌いな匂いを嗅ぐと、頭が痛くなり、ひどい時は吐き気がしました。
そんな状態は、大人になるにつれ、少しずつですが、嫌いから苦手へと変化してきました。
鈍感になってきたのは加齢のおかげでしょうか(笑)。
世の中には、私以上に匂いに敏感に反応し、体調を崩され、私生活や仕事にも影響が出て、深刻な状態に悩まされている方もいますよね。
近年では、「香害」という言葉も使われるようになりました。
実は、そんな私でもアロマオイルに関しては好んで使う種類があって、その香りでリラックスすることができ、喉や鼻が不調の時にも香りがサポートしてくれます。
学生のみなさんが授業に参加した理由はいろいろで、ご自身・ご家族の体調が不調なのでこの授業で学ぶことが活かせたらという方や、香りに関連した様々な資格を持っていてアロマにも興味があるという男性もいました。
また、全く違う視点で、奈良に引っ越してきて間もなく、奈良ひとまち大学を知り、奈良を知りたい、人とつながりたいという思いから参加された方もいました。
奈良ひとまち大学のスタッフとしては嬉しい声ですね。
さすがに、香りが苦手で・・・とおっしゃる方はいなかったようです。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「メディカルアロマで広がる新しい世界」
https://nhmu.jp/report/41330
さて、メディカルというだけあって、海外では伝統医学・民間療法として行われているアロマテラピーですが、日本では医学や療法というよりはリラクゼーションのひとつとして認識されています。
お話しのなかには、同じ香りでも人によって感じ方や好き嫌いがあり、その時の体調によっても匂いによる効果・感じ方に違いが出てくるということや、エッセンシャルオイルを選ぶ際の注意点がありました。
また、ワークショップで使用したオイルのなかで、「ブラックスプルース」というオイルは苦手な方が多いということでしたが、リフレッシュしたい方にはおすすめの香りのようです。
自分に合うエッセンシャルオイルを探すことが大事ですね。
作ったロールオンアロマの効果は2週間。
みなさん持ち帰って香りに癒されていたことでしょう。
この授業をきっかけに、ご自身の好み・体調に合う素敵な香りを見つけて、心と体を癒していただけることを願っています。
(rain-d)