奈良クラブ=サッカーを通じた「ひとづくり」「まちづくり」
2012.03.25 | 授業 | by Staff
まだ肌寒い3月25日、奈良県立大学の体育館で、授業「奈良をサッカーで楽しい街に! ~愛する故郷でJリーグをめざす~」を実施しました。
教室で設営をしていると、奈良クラブの選手やジュニアたちが続々とやってきて、設営を手伝ってくれました。
授業が始まり、まず、奈良クラブの活動紹介では、選手たちと学生さんが身近な距離感で話を聞きました。奈良クラブの由来やこれからの目標など、ジュニアも交えて楽しいコメントが満載でした。
次に、サッカーボールを使って、様々な運動をしました。
いったんボールを持つと、ジュニアも選手たちも満面の笑みを浮かべながらプレイを始め、みんな本当にサッカーが好きで好きでたまらないんだな~と感じました。
そんな感じで、教室は徐々に熱気を帯びてきました。
それから、学生さんと選手が混合して練習試合をしました。
外野にいたジュニアは、真剣な眼差しで選手のプレイを見ていました。
きっと奈良クラブでは、こんな風に普段から上の選手のプレイを間近で見ることによって、「もっと上手くなりたい」という向上心が育っていくんだろうなと思いました。
授業の内容の詳細は、↓授業レポートをご覧ください。
「奈良でサッカーで楽しい時間」
練習試合の一幕、印象的だったプレイがありました。
終盤の混戦のなかからゴール前に上がったクロスボールに瞬時に反応した矢部さんが、空中で連続トラップ。そのまま決定的な場面を演出するというシーンがありました。
私はその華麗なプレイに、思わず目を奪われてしまいました。
試合後に、矢部さんにその感動を伝えたところ、
「今日は調子が良くなかったので・・、調子が良かったらもうちょっとできたんですけどね(^^;)」と、さらりとおっしゃいました。
その言葉にさらに驚き、サッカー選手の凄さをあらためて実感しました。
授業の後、記念に・・・と、矢部さんから奈良クラブのステッカーを1枚いただきました。
みなさんへのプレゼントのことなどを考えれば、図々しく沢山いただいておくべきでしたが、興奮のあまり、そこまで気が回りませんでした。
みなさん、ごめんなさいm(_ _)m
今回の授業を通して、また矢部さんと話をしていて、奈良クラブは単なるサッカーチームではなく「ひとづくり」や「まちづくり」を視野に入れた懐の深いスポーツ団体なんだと感じました。
何かとお忙しいところ、ご協力いただいた矢部さんや選手・ジュニアのみなさんには、ホントに感謝・感謝です。
(やまたろ)