奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

松見はいかがでしょう?

2021.02.28 | 授業 | by Staff

こんにちは。
本当にお久しぶりな“くすきち”です。
奈良ひとまち大学の授業に従事するのは、実に2年半振り!?
久しぶりすぎて、前日はドキドキで眠れませんでした・・・いや、さすがにそれはなかったな。
ぐっすり寝て体調万全で挑みましたよ!
当日、ひとまちスタッフパーカーに袖を通すと、背筋が伸びて、スタッフの仕事ちゃんとできるかな?いろいろ抜け落ちてないかな?と、ちょっと緊張。。。
でも、授業担当の“どすこい”がしっかりサポートしてくれたので、ブランクを感じることなくスムーズに従事させていただきました。

松見はいかがでしょう

今回の授業「松の木と古民家と奈良の食材と ~樹齢300年の松に導かれて~」の教室である「松籟 ~まつのおと~」は、奈良女子大学の北側にあり、何度かお店の前を通ったことはあったものの来店したことはなく、大きい立派な松の木が印象的だなぁと見ていたので、授業で店主のお話が実際に聞けるなんて、とてもラッキー♪

松見はいかがでしょう

教室に着いて受付の準備をしていると、松本先生と授業の直前打合せを終えた“どすこい”より指示が!
今日のワンドリンクはお茶かコーヒーと聞いていたのですが、先生のご厚意で急遽、お茶か日本酒かハイボールの中から選べることになったと!!
まさかのアルコール2種類!?
学生のみなさんも「えっ!凄い!せっかくなら飲みたい!」とおっしゃっていただいたものの、「車だから無理~残念~」とのお声が多く・・・。
ですよね。
事前にアルコールが出るとは聞かされてなかったですもんね。
でも、先生のお気持ちは大変ありがたく、喜ばれていました。

松見はいかがでしょう

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良の魅力がつまった出会い」
http://nhmu.jp/report/35716
「参加して良かった オーナーの世界観に酔いしれた」
http://nhmu.jp/report/35976

授業のタイトルのとおり、まさに樹齢300年の松に導かれてこの地でお店を始めた店主の松本さん。
奈良国立博物館に鑑賞に来た帰りに、たまたま立ち寄った二月堂から見た夕日の美しさに魅せられて、奈良でお店を開くことを決意!
そして奈良で物件探しを始めて、1軒目に紹介されたのがこの場所。
松の木の立派さに惹かれて、ここに決めたそうです。
これぞ「運命」ってやつですよね。
いろんな偶然が重なってこの土地と松本さんが結ばれた。
しかも名前も「松モト」。
いや~できすぎた話だ!!
手つかずでほったらかしだった松も学生時代に剪定技術を学んでいた松本さんの手で迫力を取り戻し、立派な姿に。
きっと松も松本さんに出会えて幸せだろうな~。

松見はいかがでしょう

本来は、お店の自慢の一品を食べながら、先生と学生のみなさんで語らっていただく授業を予定していたのですが、感染対策の一環で食事はNGに。
そのかわり、「タマゴサンド」をお土産にお持ち帰りいただくことになりました。

松見はいかがでしょう

(くすきち)

みんなが知らない僧侶の世界 ~薬師寺慈恩会~

2021.02.28 | 授業 | by Staff

2月28日の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.18 お坊さんの試験ってなに? ~薬師寺僧侶が語る『法相宗慈恩会』のリアル~」に従事してきました。
先生は、薬師寺僧侶の高次 喜勝さん。

みんなが知らない僧侶の世界

薬師寺と言えば、長らく東塔の修理が行われていましたよね。
夜の国道24号線の高架道路から見えるライトアップされた東塔・西塔の雄大な景色が大好きだった私には、約10年ぶりとなる両塔が揃った景色に感動を得ていたところでした。

さて、授業について。
詳しくは、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「“学び”について考えさせてもらえた時間」
http://nhmu.jp/report/35509

慈恩会についての話が進んでいきます。
もちろん、一番大事なところは11月13日の口頭試問による「竪義」となる訳ですが、その日までにも「前加行」なる過酷な日々が待っています。
しかも21日間!
前加行のきまりには、無言・不臥・不過中食・別火があります。
私はこの中の不臥(横になって寝ない)と不過中食(正午を過ぎては食事を摂らない)は絶対に耐えられない・・・。
無理です、はい。
しかもこの期間、行部屋の灯りや煮炊きなどの火は、春日山のご神火で全てを賄うそうです。
日頃の生活で灯りに感謝なんてしたことのない私にとって、これまた過酷な環境です。

みんなが知らない僧侶の世界

また、前加行の間は、六畳一間での生活。
お話のなかでおもしろかったのが、箱を用意したら、その上に本やお経類を置けるし、食卓も兼ねられる。
席から動かなくても座ったままで生活ができるということでした。

高次さんの小気味よいテンポにより、授業は調子よく進みます。

みんなが知らない僧侶の世界

お話もとてもおもしろく、僧侶の方の印象が一変してしまいました。
お持ちになった資料や道具等を丁寧に説明してくださり、みなさん近くに寄ってじっくり観察されました。
こんなん普通見れないですから、めちゃくちゃ貴重な瞬間です!

みんなが知らない僧侶の世界

過酷な行や環境を取り上げればきりがありませんが、その上で僧侶としての勉学があるのです。
一日中試験のための暗誦をしていないと覚えられないといった精神的不安感がしんどく、これで終えられるのだろうかと思われたそうです。
だって、たった1回限りの挑戦しかなく、満行しなければ破門となるのですから。
今回の堅義で高次さんの一切の世話(家事全般と家庭教師)をされた龍田さんに「堅義をやってみる?」と聞いたら「絶対しない!」とおっしゃられたそうです(笑)。

みんなが知らない僧侶の世界

さて、授業は「前加行」の話でほぼ時間を消化してしまい・・・最終関門の「堅義」の話は時間を少し延長しました。
無事に満行された高次さん。
最後に「行に戻ってもいい。なぜなら選択肢がたくさんあり過ぎて世間の方がしんどい。そして何より行ではやりたい仏教ができる」とおっしゃいました。

みんなが知らない僧侶の世界

物や情報に溢れ、あらゆる欲も多いがために、物事の本質の見極めもままならず、生き方・目標でさえ定まり難い現代、今後の自分の生き方・生活を見直していくいい機会となりました。
高次さん、ありがとうございました。

(つて)

漫画好き集結せよ!! ~授業に漫画家登場!~

2021.02.27 | 授業info | by Staff

みなさんは漫画好きですか?
私は大好きでございます。
漫画好きが高じて大学時代は4年間本屋でアルバイト。
就職したのも県内の大型書店でした。
その後、今の仕事になり、仕事で漫画に関わることがなくなったものの、こうやって漫画家さんと仕事をさせてもらうとは。
人生って不思議なものです。
滅茶苦茶話がそれました。

3月28日(日)の授業「57歳ではじめた『漫画』のお仕事 ~奈良を愛する漫画家、塔重五~」で取り上げるのは、奈良市在住の「漫画家」!
ペンネーム「塔重五」先生!

漫画好き集結せよ!!

このペンネームから浮かんでくるのは、「五重塔」。
奈良の由緒ある建物からペンネームを考えるとは・・・。
ここから、かなりの奈良好きであることが伺えます。
しかも、「2019年まんが王国とっとり国際マンガコンテスト」で優秀賞を受賞しておられます!!

漫画好き集結せよ!!

受賞作は「ドニチマン」。
ドニチ・マン?!
土・日・マン?!
土・日・萬!?
土曜日・日曜日にする麻雀のお話・・・?!
(しかも萬子限定?!?!)
(麻雀知らない方にとっては意味不明だろうな)
って冗談はさておき、本物の「ドニチマン」は授業で明らかになるでしょう!

さらに、同年に新刊コミック『紳士(ジェントルマン)と呼ばないで ~57歳ではじめてしまった漫画道~』を発売!!

漫画好き集結せよ!!

塔重五さんは57歳から漫画やイラストの仕事を始めました。
なぜ、その年齢で活動を始めたのか?
なぜ、それまで活動しなかったのか?
そのきっかけとなるキーワードが・・・
「デジタル」。
今は多くの漫画家が紙ではなくデジタルで作品を仕上げる時代。
そのデジタルが塔重五先生の活動を支えているそうです。

漫画好き集結せよ!!

塔重五さんがどのような手段で作品を作っているのか、興味ありませんか?
そして、どのような考えを持って活動しているのか?
明かされる塔重五さんと奈良との繋がりとは?!
授業で全てが明らかになります!!

漫画好きなアナタ!!
漫画を描きたいと思っているアナタ!!
奈良好きなアナタ!!
漫画家「塔重五」先生の授業を楽しみましょう!!
教室はこちら、「Naramachi BookSpace ふうせんかずら」です。

漫画好き集結せよ!!

まずはお申込みいただかなくてはなりません。
あの方もこう申しております。
「春の日や あの世この世と 馬車を駆り」
~「イノセンス」バトー(元は中村苑子の俳句)~

申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/35335

塔重五さんのホームページ↓
http://tou15.com/

(ask)