本物は永く残る
2021.05.26 | 授業info | by Staff
奈良の伝統工芸を大切な人に贈ろうと思ったことはありませんか?
6月26日(土)の授業「奈良一刀彫を未来へと継承する ~伝統工芸の担い手を育てる誠美堂~」の教室は、1960(昭和35)年に西の京の地に創業した奈良一刀彫のお店・株式会社誠美堂。
創業から60年以上経った今でも、日本全国のファンから注文が絶えないそうです。
誠美堂の特徴は、株式会社として複数の職人さんを雇用して経営しているところにあります。
他のお店では、職人さん本人が個人事業主として経営・販売・制作の全てを行っている方が多いそうで、一般的に伝統工芸の技が次代に継承されにくいと言われています。
誠美堂では20~30代の複数の職人さんが活躍し、先代の技術を継承するとともに、時代の変化に伴う新たなニーズに合わせた作品を創り出しています。
「ちょっと待って!!そもそも、奈良一刀彫って何?」という人も多いと思います。
誠美堂のホームページで調べていただくと間違いないのですが・・・簡単に説明しますね。
奈良一刀彫は、「ザクッ、ザクッ」と豪快に木彫りした人形に、繊細で煌びやかに彩色したところが特徴で、制作には熟練の技術と多くの時間が必要とされ、奈良の地で連綿と続いてきた伝統工芸品と言われています。
百聞は一見に如かずと言いますが、やはり、お店に行って一度生で見てみてください!
そして今回の授業では、「本物は永く残る!」こともぜひ体感していただきたいと思っています。
紹介が遅れましたが、今回の授業の先生は、株式会社誠美堂代表取締役の水川丈彦さんです。
お話を伺うと、数十年前に誠美堂で購入された人形の修理依頼が時々あるそうで、「それは、やはり嬉しい!感慨深い!!」とおっしゃっていました☆
末永く好まれ愛される奈良の伝統工芸・奈良一刀彫の魅力、知りたいと思いませんか?
当日は、近鉄奈良駅方面から乗り換えなしのバス1本でお越しいただける「奈良悠久の郷」に集合してお話を聞きます。
その後お店に移動し、普段入れないバックヤード(職人さんの作業場)の見学もしていただく予定です。
この機会にぜひ!!素晴らしい技巧をその目で体感しましょう☆
ぜひお申し込みください。
お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/35886
(もじゅ)