大祓詞(おおはらえことば)を唱えてみよう
2015.12.26 | 授業info | by Staff
神職が唱えている大祓詞。
独特の言い回しやイントネーション、そしてどのようなことを神様にお祈りしているのか・・・わからないことばかりです。
調べてみると、驚きのことが色々と。
・大祓詞は、「唱えれば全ての罪や穢れが祓われる」という祝詞のひとつ。
・毎年6月30日と12月31日には、日本国中の災い事を祓い清める「大祓式」という儀式が行われている。
・春日の大神を祖神とする中臣氏が、神のこころや知恵を大和言葉で語ったものとされている。
・日本最古の祓詞。
・全国の神社で唱えられ続けている。
・春日大社ではとても大事な詞とされ、毎日唱えられている。
私たちの知らないところにも、今も大切にされて残っているものがあるところが、奈良の凄いところなんでしょうね。
1月30日(土)の授業「穢れを祓う、大祓詞を唱えよう ~春日大社で意味や作法を学ぶ~」では、千鳥権禰宜からわかりやすく大祓詞の意味を学んだ後、大祓詞を一緒に唱えます。
初めは言い回しの難しさや息を継ぐところが「???」かもしれませんが、何回か唱えていくうちにスラスラとできるようになるし、精神が研ぎ澄まされた感覚になるかもしれませんね。
教室は、春日大社の桂昌殿(けいしょうでん)。
徳川幕府5代将軍徳川綱吉の母・桂昌院さまが奉納した建物で行います。
今のお祓い所ができるまではお祓い所として使われていましたが、今は通常非公開の建物ですので、中を見ることができる貴重なチャンスですよ!
桂昌院さまは、この他にも東大寺の大仏殿や唐招提寺の戒壇堂の再建にとても尽力された方で、奈良の文化財を現代に伝えるのに欠かせない方なんです。
そうそう、春日大社の中門近くには、桂昌院さまが奉納した燈籠もあるんですよ。
ぜひ捜してみてくださいね。
奈良の文化財の素晴らしさを感じながら、大祓詞をみんなで唱え、神さまの詞を肌で感じ、身も心も清らかになりませんか。
お申込お待ちしています。
→ http://nhmu.jp/class/24624
(かっぱ)