今、海外でも和食の人気が高まり、和食を調理するのにぴったりで確かな品質の日本製包丁の人気も高まっているそうです。
日本の刃物が海外進出する先駆けとなったのは、奈良の老舗刃物メーカー「菊一文珠四郎包永(きくいちもんじゅしろうかねなが)」です。
アメリカでは、「包丁といえばKIKUICHI」と言われるほどブランド力を持っています。
5月22日(日)の授業「鎌倉時代から続く刀鍛冶のいま ~世界に誇る、菊一文珠四郎包永~」は、その菊一文珠四郎包永の代表取締役社長・柳澤育代さんを先生にお迎えして開催します。

ところで、包丁ってなぜ切れるか知っていますか?
私は授業の打合せで切れる原理を聞いて、目からうろこが落ちるようでした。
なんとなく適当に包丁を研いでいたことが恥ずかしくなるくらい。
某番組だと「ぼ~っと生きてんじゃね~よ!」って言われちゃいそうですね(笑)。
みなさんのなかにも、なんとなく包丁を研いでいるって方がいらっしゃるのでは??
今回の授業では、包丁の研ぎ方の実演とレクチャーがあります。
ぜひぜひ参加して、包丁の研ぎ方を教えてもらいましょう。

そして、もちろん授業はそれだけではありません。
ここからが本題!
いや、ここからも本題!
柳澤育代さんのお話がおもしろいんです。
柳澤さんは夫の仕事の都合で今もアメリカと日本を行き来しているのですが、25年前、ふとしたきっかけから日本の包丁を売り込んだそうです。

そのエピソードが本当に興味深いのですよ!
これはぜひ授業で聞いてほしい!
そのアメリカでの販売を通して、日本や家業に対する愛着が深まったそうです。

さらに、菊一文珠四郎包永がすごいのは、刃物はもちろんですが、それだけではないところ!
今回の教室である、若草山の麓(ふもと)の本店には、包丁などがディスプレイされているだけでなく、カフェスペース「山のカフェ」や、今や奈良名物のひとつとなっているお菓子「奈良鹿まんじゅう かのこ」を焼く大きな機械があります。
タイミングが合えば、焼き立てを食べることもできちゃいますよ。

この奈良鹿まんじゅう かのこ、柳澤さんが開発されたものなんです。
誕生にあたってのヒミツの話にも、奈良ならではのエピソードが!
授業は、かのこと飲み物がセットとなっております。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては変更になる場合があります。

柳澤さんは、まだ夢の途上だそう。
これからの展望や奈良で商売をする楽しさについてじっくり話を伺いますので、乞うご期待!
お申込お待ちしています。
お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/37496
(たかねぇ)
今日の授業「ご本尊は貴重な磨崖仏 ~奈良市西部・王龍寺を深掘り!~」は、奈良市の二名地域にあるお寺・王龍寺が教室です!
地図で調べると、富雄川沿いのバス停「杵築橋」から歩いて歩いて・・・(+_+)
登り道なので、歩いたら大変そうだなと思ったことは内緒です(笑)。
天気予報では晴れとなっていましたが、気温が今季一番の寒さと言われていたので、すんごい寒いのではないかと思い、カイロなどで重装備!
さぁ、準備万端だ!!
ゴルフ場を通り抜け、教室へ到着。
「おぉ、ここか!」と、初めて来たから感動。
空気がおいしい。

さっそく、今日の先生である副住職の飯野さんに挨拶に向かいます。
玄関先には飼い猫がおられるではないか!
めっちゃ可愛い!!
ほどよく近くに寄っても堂々としていて、くつろいでいる姿に癒される~( *´艸`)
そしてなんと!先生はラフな格好でした(笑)。
なかなか見られないので、貴重だわ~。
さて、挨拶後は設営等の準備に取りかかります。
お寺なので敷地が広く、のぼり旗や案内板が必須です。

そして今日は風が強いので、ひっくり返らないようにしなければ(汗)。
教室は畳ですが、座布団を用意してくださっており、資料を置くだけ。

1人のスタッフは、バスで来る学生さんのために一緒に歩いて教室まで案内します(がんばれー!)。
徒歩・自転車・バス・車、それぞれの手段で学生のみなさんたちが続々と教室に到着しました。
先生は袈裟に着替えておられ、やっぱり雰囲気が全然違いますね!
身が引き締まります。
さぁ、お楽しみの授業開始です!

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「12/18『ご本尊は貴重な磨崖仏』に参加して」
http://nhmu.jp/report/36935
授業の最後に有志が集まって、王龍寺の絶景スポットを見ました!
東大寺など奈良のまちが一望でき、ステキすぎてびっくりしました。
日の出などを見に来る方もいらっしゃるそうですよ。

磨崖仏(石仏)の十一面観音菩薩像を拝むことができ、貴重なお話を聞けたうえに座禅体験ができ、さらに絶景スポットも見れて、とっても貴重な授業でした!
先生、とってもわかりやすく説明してくださってありがとうございました!
そして学生のみなさんも寒いなか参加してくださり本当にありがとうございました。
(e.t)
どうも、“よっしー”です!
みなさんは、ゲームと言えば何を思い出しますか?
僕は「ドラゴンク〇スト」とか「信長の〇望」とか「にゃんこ大〇争」とかですかねー。
いずれもハマり過ぎて、学校や仕事に行くのが億劫になったことがあります。
「こんなにゲームに夢中になるのは僕ぐらいだろう」と思っていたんですが、なんと仲間がいたんです!
それも千数百年ほど前に!!
そのゲームは、よほど魅力的だったのか、それとも賭け事に使われたからなのか、あるいはその両方だったのかはわかりませんが、お役人の間ではそのゲームで遊ぶのが禁止されたほどでした。
その古代の人々が夢中になったゲームの名前は「かりうち(樗蒲)」と言い、今で言う双六に似たボードゲームだったそうです。
『万葉集』にも「かりうち」の名前が出るなど、古代の人々の間で大人気のゲームだったようです。

人々を熱狂の渦に巻き込んだ「かりうち」も12世紀頃を境に廃れていき、以降、その名前を見ることはなくなりました。
そんな古代のゲームを現代に蘇らせたのが、5月28日(土)の授業「古代のゲーム『かりうち』って? ~現代に蘇ったゲームで遊ぼう~」の先生、奈良文化財研究所主任研究員の小田裕樹さんです。

小田さんは、1989年に発掘調査で見つかった土器に刻まれた「円形の列点と漢字が刻まれた不思議な記号」に注目し、そこから研究を進めた結果、2014年にそれがかりうちの盤面だということを突き止めました。
そして、仲間たちと協力して現代版かりうちを作り、昨年の11月に対戦試合をされました!
ちなみに、小田さんと打合せをした際、現代版かりうちを持って来ていただき、実際にプレイしてみました。
「古代のゲームなんて、運任せのシンプルなゲームなんでしょ」と思っていたら、さにあらず!
高い戦略性と大胆な決断力が要求されるゲームで、のほほんとプレイしていたら、アッという間に負けてしまいました・・・!
あの驚きと悔しさと血がたぎる思いはプレイした人にしかわからないと思います!!

授業では、かりうちの存在に気づいたエピソードや仲間たちと協力してかりうちを復活させたお話などを先生からお聞きしたあと、実際に現代版かりうちをプレイします!
みなさんのお申込みをお待ちしております!
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/37521
(よっしー)