再々注目!東洋民俗博物館!!
2025.04.22 | 授業info | by Staff
奈良市内にはいろいろな博物館が存在します。
そのなかでもひときわ異彩を放つのが、東洋民俗博物館。
東洋民俗博物館は、近鉄菖蒲池駅から歩いて5分のところにある私設博物館。
5月31日(土)の授業「もっと知りたい、黄人(エローマン) ~東洋民俗博物館・創設者の濃厚な生涯~」の教室です。
実はこの東洋民俗博物館、知る人ぞ知るすごい博物館!
先日も、BS-TBS「伊集院光の偏愛博物館(ミュージアム)」の取材を受け、放送があったばかり!
本日4月22日(火)の23時~23時30分に再放送されます。
BSが見れる方には、ぜひご覧いただきたい!
館には初代館長が民俗学の名のもとに集めた展示物が所狭しと並べられています。
初代館長はおもしろいと思ったものは何でも集めたそうで、特に「性」の研究と蒐集に力を入れられました。
珍妙なものも多いのですが、なかには学術的価値が高く、研究機関に貸し出したりするものもあるそうです。
そして、中身だけでない!
建物にも価値があるッ!
1928年(昭和3年)、かつて存在したあやめ池遊園地の一角に、この博物館は建てられました。
昭和初期の建物ですが、外観が非常にオシャレ!
なんと2022年(令和4年)に奈良県の有形文化財に指定されています!
しかし、なんと言っても一番衝撃的なのが、初代館長・九十九黄人(おうじん)(本名は九十九豊勝(とよかつ))さん。
「黄人」=「イエローマン」≒「エロ―マン」。
ダジャレを利かせた名前なんです!
九十九黄人さんについては2024年8月に本が出版されました。
驫木雪乃 著
『奇人・変人・九十九黄人:東洋民俗博物館 初代館長 九十九黄人列伝』
興味のある方はぜひご一読ください(主にインターネット上で販売しています)。
授業の前に予習ができますよ!
その他にもインターネットで検索すれば、数多くの紹介記事をご覧いただくことができます。
初代館長にまつわるお話(伝説)は数知れず。
とてもブログでは紹介しきれないですし、実際に博物館をその目で見ていただいた上で、その凄さを感じていただきましょう。
授業では、一般財団法人東洋民俗博物館理事長の九十九弓彦さん(黄人さんの四男)にお話ししていただきます。
まずはみなさまに授業へお申込みいただかないと。
お申込みはこちら!↓
https://nhmu.jp/class/42534
九十九黄人さんは、こう申しております。
「無限の宇宙を有限の人間が知ろうとしている」
(ask)