奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

「ほんの入り口」で思うこと

2023.11.25 | 授業 | by Staff

今回の授業「商店街の新しい本屋さん ~ようこそ『ほんの入り口』へ!~」には個人的に興味があって、従事が決まると「役得だな」と思いながら服部さんのお話を楽しみにしていました。

ほんの入り口に入ると、木の心地よい香りが広がっていて、本が見やすいブックスタンドが。
聞くと、店主・服部さんのお手製とか。
木のぬくもりが感じられる素敵な空間です。

「ほんの入り口」で思うこと

授業の準備を終え「どんな本があるのかな?」と物色していると、なんと!大学時代に読んだ本を見つけました。
懐かしさで中をぺらぺらめくっていくと、「あれ?すっかり忘れてしまってるな。これは帰ったら読み直すしかないな」と、本との再会が楽しみになりました。

「ほんの入り口」で思うこと

授業当日は、夜にもかかわらず思っていたほど寒くなく、学生のみなさんも足取り軽く、10分前には全員が着席済みという素晴らしい光景を拝ませていただきました(こんなの初めて!)。

「ほんの入り口」で思うこと

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「次世代へのバトン、老人になっても本屋さんに通いたい」
https://nhmu.jp/report/40452

話し始めると止まらない服部さん、「息継ぎいつしてはるんやろう?(さすが役者!)」と思いながら、大手の書店で楽しく働いていた頃のお話、楽しいことばかりではなくて、演劇をしながら不動産屋で働かれていた時は、「頑張りたいのに、『水がちょろちょろとしか出ない感じ』」(抽象的だけどなんとなくわかる)を味わって不安を抱えていたお話など、学生のみなさんも私も夢中になって聞いていました。

「ほんの入り口」で思うこと

また、育休中の奥さまと一緒に奈良に来て、自分の本屋を持ちたいとは思っていなかったけれど、応援してくれる仲間の勧めや奥さまの後押しで開業に至ったお話などなど・・・お話の中には、その時その時の服部さんの感情が溢れていました。

いろいろな経験を経て、「あげくのはて」に好きな本を扱う「本屋さん」になった服部さん。
服部さんの話を聞きながら、「本を読みたくなったら」「本屋さんに行きたくなったら」、「ほんの入り口」のドアを開けてみたいと思いました。
これからも私たちに「本との出会い」を後押ししたり、「本の入り口」へと誘ったりしてください。

帰り間際「ほんの入り口 限定マガジン『あげくのはて』(創刊号)」を買いました(500円(税別))。

「ほんの入り口」で思うこと

読んでいると、子どもの頃によく通っていたご近所の「A書店」のことを思い出しました。
私の少女時代の楽しい懐かしい思い出・・・。
『あげくのはて』良かったです。
さーーっと読めます。
おすすめです。

(さとちん)

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

2023.11.25 | 授業 | by Staff

授業「まちのなかの森林を歩こう ~大亀谷国有林を知っていますか~」の日は、寒波の影響で冬本番の寒さとなる予報でしたが、とても気持ちのいい好天に恵まれました。
温かいお日さまの陽ざしを浴びての散策は、とても伸びやかな気持ちを感じることができました。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「えっ!奈良市の住宅地から手が届く所に国有林」
https://nhmu.jp/report/40359

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

この近辺は車でよく通りましたが、こんなところに国有林があるとは全く知りませんでした。
と言うか、そもそも国有林について、「国が所有する森林」と言うことだけでほぼ無知の状態でした。
お恥ずかしい限りです。

散策の前に職員の方から国有林についてお話しいただきました。
みなさんはご存じですか?
1 日本の国土の70%が森林で、そのうち30%が国有林である。
2 奈良県の面積の77%が森林で、そのうち4%が国有林である。
特に北部は歴史的に古都奈良のたたずまいを残すものであること。
3 「林業の成長産業化」に向け一貫作業システム(伐採から植林に至るまで同一業者が行う)の導入が進められていること。
・・・などなど、国有林に対する理解が深まりました。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

特に、この大亀谷国有林では地元の方と共同で森林の保全・活用の取組が進められています。
樹木・竹の伐採・整理や、ごみの回収などの共同作業。
あちこちには、地元の方による標識が立てられていました。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

途中、ウォーキング中の方とすれ違いました。
地元のみなさんにとって、いい広場であり散歩道でもあるようです。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

散策から帰ってからは木工作業に取り組みました。
この森で採れたどんぐりや松ぼっくりなどを使い、思い思いにかわいい飾りを作製しました。
いいお土産ができましたね。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

(夢見るツぬけ)

路地奥にひっそりと佇む靴工房

2023.11.21 | 授業info | by Staff

私“ラブ”の職場・若草公民館は「きたまち」と呼ばれるところにあり、まわりには素敵なお店がたくさんあります。
この4月に異動してきたのですが、通勤の時に必ず目に入る、以前にはなかった「シロクロ製靴(せいか)」という看板がずっと気になっていました。
「『旅とくらしの玉手箱フルコト』だった場所に新しく入った店かな?」とは思いながら、なかなか行く機会に恵まれず・・・。

路地奥にひっそりと佇む靴工房

しかし7月のとある日、視界に入ってきたのが「レザーサンダルお披露目会」という看板。
これはチャンスとばかり、お昼休みに初めてシロクロ製靴に行ってみました。

シロクロ製靴は、「うつわとざっか器人器人」のちょうど上にあります。
こんな仕事をしているにも関わらず少々人見知りの私。
フルコトには行ったことがあって勝手は知っているのですが、引き戸を開けて声をかけて2階に上がるのは、ちょっと緊張。
それは、「『靴職人』ってなんとなく気難しくて頑固な人ではないの?」と思っていたからかもしれません(固定観念でスミマセンm(__)m)。

とっても気さくな優しいお兄さんが出迎えてくれて、一安心。
靴職人の伊藤孝さんです。

路地奥にひっそりと佇む靴工房

そして、革のいい香りがただよう素敵な空間。

路地奥にひっそりと佇む靴工房

お店の商品や靴作りに関して丁寧に説明をしてくださいました。
お話ししているうちに同年代ということがわかって話がはずみ、けっこう長い時間お邪魔させてもらいました。

シロクロ製靴のことを全く知らなかった私は、伊藤さんが奈良出身ではなく不思議なご縁で奈良に店を構えたことなどを知りました。
伊藤さんが靴職人になるまでの経歴もユニークです。
とてもお話ししやすい雰囲気の伊藤さんですが、靴に対する思い入れやこだわりは、やはり職人気質・頑固親父で、そのギャップもおもしろい。
奈良ひとまち大学でお話ししてもらいたい!と思い、1月14日(日)の授業「僕が奈良で靴をつくる理由 ~シロクロ製靴の普段づかいの靴~」をお願いすることになりました!

路地奥にひっそりと佇む靴工房

今回の授業では、伊藤さんのユニークな経歴や靴にかける思い、奈良で靴作りを行うことなど、いろいろな視点からお話しいただきます。
そして、正しい靴の選び方や履き方などの足の健康に関するお話も。
もちろん工房の見学の時間もありますよ!
さらに、希望者は授業終了後、足裏のフットプリントを取って簡単なアドバイスを受けることができます(500円が必要です)。

路地奥にひっそりと佇む靴工房

最後に、シロクロ製靴のInstagramをご紹介。
写真ももちろん素敵なのですが、小気味良いリズムの言葉のセンスにクスっと笑わせられます。
看板猫ちゃんの写真にもほっこり。
https://www.instagram.com/shirokuro_kutu/

モノづくりの現場を見るのが大好きな方、靴が大好きな方、レザー好きな方、奈良でモノづくりをしたい方、シロクロ製靴のInstagramは知ってる!という方などなど、ピンときた方はぜひお申込みくださいね♪
みなさまのお申込みをお待ちしております♪
申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40293

(ラブ)