「ぬい撮り」第1部 ~針と糸に翻弄されて~
2014.12.24 | 授業info | by Staff
「ぬい撮り」。
お気に入りのぬいぐるみとお出かけして、現地で写真撮影することを意味します。
まさしく「旅するぬいぐるみ」、ただの風景がキラッキラッした素敵写真に。
「ぬい撮り」写真をSNSに投稿して、自分だけじゃなくてみんなで愉しむのが、今、静かなブームらしいです。
このたびワタクシ、「ぬい撮り」に挑戦することとなりました。
しかも、ぬいぐるみ作りからやっちゃいます。
(詳しくは、ひとまちブログ「あれから4ヶ月。」をご覧ください。)
1月25日(日)の授業「ぬいぐるみ作家、というしごと~夢に向かって、歩いて行く~」の先生・野原レンゲさんの、「自分で作ったオリジナルのぬいぐるみで自分だけの作品を撮る方が、数倍おもしろいと思う」の言葉に導かれ、バンジージャンプ並みにエイヤッと飛び込んだわけです。
どんなぬいぐるみを作るのか、それは開けてみてのお楽しみ。
さて、当日。
ミニサイズのパンダちゃん。
えぇっー、パーツがいっぱいだよ~、こんなんできるんかぃ\(+_+)/
なんてこと言ってる場合じゃない。
早く手を動かさねばっ、ということで、野原さんご指導のもと、チクチク開始。
中表に耳を縫って、ひっくり返す。
鉗子なんて触るの、初めてだよ・・・丸みが出ねぇ・・・。
野原さんがやると、ハイ、このとおり。
次は顔のパーツ、それから胴体。
なんか、いろんなパーツの凸と凹を組み合わせて縫わなあかんし、ダーツとったりしなあかんし、もう必死必死。
写真、撮ってる余裕なし(大汗)。
野原さん、見るに見かねて、神の見えざる手のごとくにチクチク8倍速。
あれっ、いつの間にかできてるパーツが増えてるよ!状態になっちまいました。
ひっくり返すと・・・
くるりん
ぱっ!
パンダらしきものが見えてきましたぞ。
これはおめめ。
眼球部分はアンティークのガラスアイを使っているとのこと。
微妙に大きさが異なるのです。
そして本日のメインイベント、「どんな顔にするか」。
眼と鼻の位置関係や口の形によって幼さや表情が変わることを、絵に書いて説明してもらいます。
うーん、迷う、迷うなぁ~。
でもここが肝心、自分が撮りたい表情、イメージを投影して・・・。
あー・・・
わからん地獄にハマりそうになったので、ひとまず置いといて、綿詰めすることに。
想像以上にパンパンに詰めます。
はちきれんばかりに詰めたつもりでもまだ入るからね。
おしりをしっかり縫い合わせ、綿が脱走しないようにしてから、手足のバランスを確認。
ついに、お顔の位置決めです。
眼と鼻の位置に待ち針を刺して、鏡に映して「ファイナルアンサー!?」してから縫うんです。
口も同じく。
正面から見るのと鏡に映すのとは、少し見え方が違っているのがオモシロい。
主観的と客観的の違いみたいな感じでしょうか?
完成した顔とご対面、我ながら、なんかかわいいやん。
テンション上がってきつつ、ラストスパート。
手足をつけます。
手をつけるのに苦労している図。
あとはもう見守るしかないなって野原さんの後ろ姿が語っているでしょ。
だって、この時点で予定時間2時間程超過してるんだから・・・。
お顔に頬の赤みをちょんちょん刺して・・・
はぁ~、やっと完成です。
自分で作ったとは思えないぐらいのクオリティーの高さ。
いや、「作った」は言い過ぎだな、でも頑張ったのは確かです。
今年はこれで終わり。
来年早々、子パンダちゃんを「ぬい撮り」します!!
その様子はまたまた to be continued・・・(1月上旬に掲載予定!!)
ぬいぐるみ作りの様子は、
野原さんのブログにも掲載していただきました☆彡
http://mahorobapanda.blog.fc2.com/blog-entry-166.html
授業申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/20591
(なさ)