奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

茗荷町ってどこ?

2014.03.27 | 授業info | by Staff

日増しに春らしくなって参りました♪
新芽が膨らみ、公園や街路樹、近くの土手にも、自然が彩を添え始めましたね(*^_^*)
寒さが苦手な私も、そろそろどこかに出かけてみようかなぁ~。
私“蕗”の親戚(?)、「蕗の薹(ふきのとう)」も、かなり前から黄緑色のかわいいい顔をあちこちで覗かせていますね。

そんな蕗の薹がたくさん顔を出す奈良市茗荷町(みょうがちょう)て、どこにあるのかご存知ですか?
「茗荷」って、夏になるとスーパーでトレイに入って見かける、あの夏の香味野菜。

茗荷町ってどこ?_1

素麺の薬味や汁物にも入って、何ともいえない爽快な香りがしますが・・・茗荷がたくさん採れるから茗荷町なの?
そこのところは謎ですが、このほど茗荷町で「奈良ひとまち大学」の授業を開催する運びとなりました。

茗荷町ってどこ?_2

その授業は、「田舎暮らしと、ギャラリーと。 ~丘の上に佇むギャラリーへ~」。
教室「ギャラリー・ファブリル」は、奈良市の東部、大和高原のなかの田原地区、茗荷町にあります。
田原地区は、奈良時代の天皇の御陵が点在し、35年前には、茶畑の開墾中に古事記の編者「太安満侶」の遺骨と墓誌が偶然発見され、日本中から注目を浴びた地区でもあります。

茗荷町ってどこ?_3

大和茶の産地で、美しいフォルムの茶畑と水田が広がる自然豊かな山里。

茗荷町ってどこ?_4

さてさて、そんな田舎にあるギャラリー・ファブリルは、茶畑の丘の上に・・・まるで絵本のページをめくると出てくるような趣き♪

茗荷町ってどこ?_5

「エーッ?こんなところにギャラリー!?」(☆o☆)
誰もが思うことでしょう。
このギャラリーでは、本物にこだわったオーナーが、大阪の画廊で培った目で厳選した作品の企画展を、年に何度も開催しています。
木工・陶芸・織物・絵画・etc.どれも存在感のある作品ばかりです。

茗荷町ってどこ?_6

「実際に作品に向かい合うこと、インターネットや映像の世界ではなく、実物を鑑賞することが大切」と、オーナー安達 泉さんはいつもおっしゃっています。

料理人でもある、泉さん。
住居の方の建物では、料理教室を主催され、企画展開催中にはCafeもオープンされます。
時間がとまっているような・・・ゆったりとした和みの空間。

茗荷町ってどこ?_8

優しいお味のランチに魅かれ、県内外からのリピーターも少なくないそうです。

茗荷町ってどこ?_9

授業当日は、お弁当をご持参くださいね。
オーナー手作りの汁ものをご用意いたします。
お楽しみに♪
  
授業では、常設展を鑑賞した後、次のお話を伺います♪
*あえてアクセスの悪いこの地で起業した経緯や、働く楽しさについて
*27年もの間、都会の喧騒から離れ、田舎暮らしをされている貴重な体験
*河瀬直美監督の映画『殯(もがり)の森』が田原地区で撮影された年、スタッフとして1ヶ月以上もロケチームの食事を作られた経験

また、食のレッスン(季節感のある器使いのデモンストレーション)もありますよ。

茗荷町ってどこ?_7

興味深いキラキラしたお話がいっぱい詰まった授業になりそうです☆
授業の後、地域に散策に出かけられるのも良いですね♪

田原やま里博物館 散策マップ 
http://narashikanko.or.jp/pamph/pdf/tawara2011.pdf

ではでは・・・
新緑の頃、茗荷町のギャラリー・ファブリルでお会いしましょう(^-^)ノ~~
この家の主でもある「まのん」ちゃんのお出迎えも、きっとあることでしょう。
ニャーオ!

茗荷町ってどこ?_10

お申込みはこちら ↓
http://nhmu.jp/class/17767

(蕗)

裏では、てんやわんや~!?

2014.03.22 | 授業 | by Staff

学生のみなさんが、「闘茶ってなんだろう?」と楽しみにして授業「お茶バトル、闘茶ってなんだ? ~奈良のお茶文化、再発見~」に来られる前、実は、今回の先生「日本茶インストラクター奈良県支部」のみなさん(男女5人組)は、てんやわんやだったのです。
お湯を沸かしたり、闘茶に使う道具を出したり、お席に番号をつけてお湯呑みを置いたり・・・
段取りよくお茶を淹れるための急須やキッチンタイマーのセッティングと、動線の確認や学生のみなさんに見られてはいけない問題用紙の置き場とか・・・。

裏では、てんやわんや~!?_1

この「闘茶」、公家や武家のセレブたちが楽しんだお茶の種類を当てるお遊びなので、さぞ優雅に・・・と思っていたら大間違い!
私たちスタッフもお手伝いできるところはお手伝いしていたのですが、茶葉の種類を間違ってはいけないし、お茶を出す順番などは私たちにもわからないように打合せと段取りをされていたりと、受付が始まる直線までドタバタしていたんですよ!
早く来られた方のなかには、ドタバタしている様子に気づかれた方もいらっしゃったかも?

裏では、てんやわんや~!?_2

そんなこんなで、授業はスタート。
授業の内容については、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「もう一つのお茶文化」
http://nhmu.jp/report/18409

はじめに、奈良県のお茶について、生産量や栽培されている地域のことなどのお話を聞かせていただいてから、いよいよ闘茶の体験。
再び、裏方はざわつきます。
5種類の茶葉を順番に急須で淹れていくのですが、優雅な雰囲気はまったくありません。

用意する急須は3つ。
まずひとつの急須に茶葉を入れ「いっせ~の~で!」とお湯を注ぎます。
そのタイミングでキッチンタイマーのスイッチを押します。

裏では、てんやわんや~!?_3

90秒経ってタイマーが鳴ったら、残りのふたつの急須に今淹れたお茶を移します。その急須を持って、二手に分かれて参加者のお湯呑みに注いで回ります。

↓お茶をどの順番で出すのか再確認中
裏では、てんやわんや~!?_4

↓お湯を注いで90秒計っているところ
裏では、てんやわんや~!?_5

↓お茶を移しているところ
裏では、てんやわんや~!?_6

↓順番に出したお茶を容器に入れておきます。
裏では、てんやわんや~!?_7

学生のみなさんが五感を働かせて集中している間に、お茶を淹れた後の茶葉を捨て、急須を洗って、次のお茶を淹れる段取りをしていきます。
前のお茶の香りなどが残っていてはいけないし、次に出すお茶を間違ってもいけないので、丁寧に慎重にかつ素早く黙々と・・・
これを、5回×2で1体験。
今回は2回体験をしたので、合計20回、繰り返されました。

↓洗って次の用意
裏では、てんやわんや~!?_8

お茶を淹れていくタイミングなど、会場の進行と裏方で、お揃いのエプロンを身に付けた先生方のチームワーク力を感じました。

最後に、関西茶品評会入賞のお茶を、本来の煎茶の淹れ方で美味しく淹れていただきました。
この時ばかりは流石におだやかで、ちょっぴり優雅でしたよ!
ありがとうございました。

<おまけ>
授業で使用した生菓子は、2013年2月の授業「和菓子は芸術作品である! ~奈良の四季を菓子で表現~」でお世話になった、「和洋御菓子司とらや」の「五色椿」。
名前の由来となった白毫寺の五色椿の写真も用意していただき、大和茶の美味しいさに花を添えていただきました!

裏では、てんやわんや~!?_9

(HANA)

清酒って素敵☆

2014.03.22 | 授業 | by Staff

3月22日、授業「もっと知りたい奈良の酒! ~とことん楽しい清酒のお話~」にスタッフとして参加しました。
なんと私、139回目の授業にして初参加です。
始まる前からドキドキわくわく・・・。
3連休の中日でとても良い天気ということもあり、教室「奈良酒専門店 なら泉勇斎」へ向かう途中は、観光客でいっぱいでした。

清酒って素敵☆_1

教室に着いて、先生の山中さんとご挨拶。
「先生、素敵な法被を着ていらっしゃいますね~」などと話しながら、準備をしていたら、先生にお出しする大和茶「と、わ」の栓抜きが見当たらない!!
「あれ?あれ?」スタッフ一同あたふた・・・(゜ロ゜;三;゜ロ゜)
一生懸命荷物をひっくり返して探したけれど、どこにも見当たらず、歯で開けるわけにもいかないので、先生にお願いして栓抜きをお借りしました。(ホッ)

清酒って素敵☆_2

なんとか準備も整い、学生さんたちも揃ったところで、授業開始。

授業の内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良の地酒体験」
http://nhmu.jp/report/17932

学生さんたちが真剣に先生のお話を聞いているなか、私には重要なミッションがあるのでドキドキしながら待ちます。
今回の授業は、お話のあと清酒の試飲ができるという、お酒好きにはたまらない企画。
先生のご厚意で2種類の清酒とおつまみをご用意いただきました。
そのお酒をグラスに注いでみなさんにお配りするのが、重要なミッションです!!

清酒って素敵☆_4

「おいしそう・・・」 などと思いつつ、授業の前に先生から指示されたとおりにグラスに注いでみなさんの元へ。
試飲をしながらの先生への質問タイムで、和やかな雰囲気になり、みなさんの頬もほんのり桜色になったところで、授業終了のお時間となりました。

清酒って素敵☆_5

ん~、今度お店に試飲に行こうっと♪

(ぐっさん)