奈良ひとまち大学

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「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

2023.11.25 | 授業 | by Staff

授業「まちのなかの森林を歩こう ~大亀谷国有林を知っていますか~」の日は、寒波の影響で冬本番の寒さとなる予報でしたが、とても気持ちのいい好天に恵まれました。
温かいお日さまの陽ざしを浴びての散策は、とても伸びやかな気持ちを感じることができました。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「えっ!奈良市の住宅地から手が届く所に国有林」
https://nhmu.jp/report/40359

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

この近辺は車でよく通りましたが、こんなところに国有林があるとは全く知りませんでした。
と言うか、そもそも国有林について、「国が所有する森林」と言うことだけでほぼ無知の状態でした。
お恥ずかしい限りです。

散策の前に職員の方から国有林についてお話しいただきました。
みなさんはご存じですか?
1 日本の国土の70%が森林で、そのうち30%が国有林である。
2 奈良県の面積の77%が森林で、そのうち4%が国有林である。
特に北部は歴史的に古都奈良のたたずまいを残すものであること。
3 「林業の成長産業化」に向け一貫作業システム(伐採から植林に至るまで同一業者が行う)の導入が進められていること。
・・・などなど、国有林に対する理解が深まりました。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

特に、この大亀谷国有林では地元の方と共同で森林の保全・活用の取組が進められています。
樹木・竹の伐採・整理や、ごみの回収などの共同作業。
あちこちには、地元の方による標識が立てられていました。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

途中、ウォーキング中の方とすれ違いました。
地元のみなさんにとって、いい広場であり散歩道でもあるようです。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

散策から帰ってからは木工作業に取り組みました。
この森で採れたどんぐりや松ぼっくりなどを使い、思い思いにかわいい飾りを作製しました。
いいお土産ができましたね。

「まちのなかの森林を歩こう」に従事して

(夢見るツぬけ)

19,573

2023.11.05 | 授業 | by Staff

19,573・・・この数字、何だかわかりますか?
実はこの数字、今回の授業「江戸時代の観光マップで奈良を歩こう ~Nara観光コンシェルジュがご案内~」で、わたくし、スタッフの“GA-3★”が歩いた歩数です。
距離で計算すると15㎞ほどになるそうです。
お手伝いした奈良ひとまち大学の授業史上、一番歩いた授業になりました。
ですが、そんなに歩いたと感じさせないぐらいおもしろい授業で、学生のみなさん大満足!!

19573

さて今回の授業は、奈良の大仏前に店舗があった絵図屋庄八が出版した「和州奈良之絵図」を見て昔の奈良を想像しながら、現代の奈良を歩くという、ちょっと変わった町歩きでした。

そんな変わった町歩きでしたが、一番の魅力はやっぱり先生であるNara観光コンシェルジュの山﨑愛子さんのお話です。

19573

何回も歩いたことのある道なのに「ここには実は・・・」「ここから見えるのが・・・」など、話が出るわ出るわで、大げさに言えば数メートルごとに解説があり、それもとても分かりやすくて、スタッフじゃなかったら一番前で聞きたい!と思ったぐらいです。

19573

先生のファンになってしまいました♪

そして、奈良のまちの魅力も再発見!!
普段、何気なく通っている道でも、見方を変えると歴史があり、「だからこんな道になっているのか!」など、歴史ある奈良ならではの発見がたくさんあります。
ぜひ一度「和州奈良之絵図」を見ながら歩いてみてはいかがでしょうか。

19573

奈良で活動している人に出会い、奈良のまちに出会える場となった今回の授業は、奈良ひとまち大学の名前どおりの授業でした。
授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「江戸時代に思いを馳せて奈良散歩」
https://nhmu.jp/report/40268

(GA-3★)

こころもおなかも満足!

2023.11.04 | 授業 | by Staff

今回の授業は、奈良市西登美ヶ丘にある「シフォンのお店 PUKKU」で開催しました。
PUKKUは、2019年9月の授業「おいしい、かわいい、シフォンケーキ ~子育てママのケーキ屋さん~」に登場して以来ずっと、ずっと私が気になっていたお店です。

こころもおなかも満足

何を隠そう、わたくし“くすきち”は登美ヶ丘の地に勤めて3年目にして、なんと今回が念願の初来店☆
今まで、いろんな方々から差し入れなどでいただき、シフォンケーキはもちろん、クッキーやプリンなど、お店の商品は何度も食べたことはあったんです!
がっ!しかし!!
お店の営業日や営業時間の関係で都合が合わず、来店できずに悶々と3年が過ぎていきました。
シフォンケーキを食べる度、PUKKUへの思いは募り、お店が移転するという情報も、新店舗の建設現場も、いち早くキャッチしていました。
せっかくPUKKUの御膝元の登美ヶ丘にいるのに、私にとっては「近くて遠いPUKKU」でした。

こころもおなかも満足

それが今回の授業「働くママたちのかわいいお菓子屋さん ~シフォンケーキのお店の取り組み~」にスタッフとして従事することになり、ついについに恋焦がれたPUKKUへ初来店が叶いました♪
しかも新築のピカピカのお店!
しかも5周年YEAR。
もう、ワクワク☆ドキドキ☆が止まりません!

こころもおなかも満足

まぁこれだけ話せば、いかに今回の授業が私にとって大きなイベントだったかおわかりいただけたことでしょう。
自分の気になっていた方やお店が奈良ひとまち大学で取り上げられる。
そして、その授業に裏方のスタッフとして関わることができる。
こんなラッキーなことが奈良ひとまち大学ではあるんですね~。

ここまでひたすら私の「PUKKU愛」を語ってばかりで、授業の内容には触れていませんでしたね(笑)。
教室となった新店舗は2階建て。
1階がカフェスペース、2階がワーキングスペースになっています。
でも、人気店ゆえにお店の移転後も益々お忙しく、この2階のスペースは活用できずにいたそうです。
そこで今回、この授業をこのスペースで開催することになりました。
木の香りが漂う、とっても日当たりの良いお部屋です。

こころもおなかも満足

授業の先生であるPUKKUオーナーの冨岡絵梨子さんを学生のみなさんで囲んで、お話を伺いました。
学生のみなさんのなかには、お店の常連さんやご近所さん、私と同じように来店したくても都合が合わなかった方、2019年開催の授業に参加した方も居て、みなさんそれぞれの思いをもって参加したようです。

学生のみなさんの共通点はPUKKUのシフォンケーキのファンであること。
そして冨岡さんの人柄に魅せられていること。
「夢をカタチにする」って、言葉では簡単ですが、現実問題、そう簡単にできるわけではありません。
もちろん、冨岡さん自身も表には見えない、見せない苦労が山ほどあるとおっしゃっていましたが、実際に自分の思いが詰まったお店をOPENしてしまうんですから、やはり冨岡さんはただ者ではありません!

こころもおなかも満足

「お店をやることで子どもが犠牲になるような店なら閉めたい!」とまで言える「子どもファースト」な考え方。
お店のスタッフ12人みんなの家庭もHAPPYであるために、みんなで協力して支え合っていける関係性を構築されています。
「シフォンケーキを食べた人に幸せになってもらいたい!」という願いはもちろん、お店のスタッフみんなの幸せも、そして何より自分自身の幸せも、全部を同率一番に考えているところが、また素敵です。

こころもおなかも満足

こんな素敵な考えをもったオーナーのお店だからこそ、地域に愛されているんでしょう。
そして、冨岡さんの新たな夢もいつかまた実現するんでしょうね!
おいしいシフォンケーキをいただきながら、応援し続けていきたいです。
あぁ~、PUKKUのことを思い浮かべてたら、食べたくなってきた~!!(笑)

(くすきち)