奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

2024.10.26 | 授業 | by Staff

授業「銀行の建物が寄り合いスペースに ~ひともわんこも、みんな集まれ!~」の当日は、教室である「よりあい閑」の閑長さん特製カレーの日。
カレー目当てのお客さんもいらっしゃっていました。
授業を始める前に、学生のみなさんも、よりあい閑の利用システムにのっとって飲み物を注文。
入店したら飲み物を注文し、ジェンガと呼ばれる木札をもらって好きな席に着くというのが、よりあい閑のルールです。

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「人 町 よりあい閑」
https://nhmu.jp/report/41881

よりあい閑にはオープンなスペースと、金庫部屋と呼ばれるお部屋になったスペースがあります。
今回の授業は金庫部屋Aで開催しました。

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

授業が始まり、りそな銀行だった時の写真を拝見。
学生のみなさんのなかには、その当時をご存じの方もいらっしゃいました。
何を隠そう、金庫部屋は、りそな銀行だった当時、本当にお金を保管していた部屋をそのままリノベーションしているんです。
重厚なハンドルを回して施錠するところも見せていただきました。

授業では、よりあい閑の施設の紹介のほか、堀閑長がこの施設を作った想いをお聞きしました。

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

コロナ禍で人と人とのつながりが薄れてきて、いろんな人が寄り合う場所を作りたかったとのこと。
どんな施設にするか考え、色々調べていくうちに、すべてを盛り込みたくなったそうで、できあがったのが現在の姿。
喫茶もテレワークも料理も、そしてワンちゃんのシャンプーも・・・人間だけでなくペットもハッピーになれる夢のようなところです。

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

でも、堀さんは、これだけで満足してはいません!
そこで、もっともっとみなさんに便利に有意義に使ってもらうためにはどうしたらいいか、授業の後半は学生のみなさんと一緒に考える時間を持ちました。

学生のみなさんからは、「初めはどんな施設かわからなくて入るのに勇気がいった」などの意見もありました。
また、「何でもできるのでターゲット層が分散してしまうのでは?」という厳しい指摘も・・・。
他には、「こんなイベントをしてみたい!」や「自分の活動とコラボしたい!」なんて意見もあって、夢が広がりそう・・・。
今後もよりあい閑から目が離せませんよ~!

夢広がる、なんでもスペース「よりあい閑」

まだ利用したことのない方は、ぜひぜひ行ってみてください。
普段は、時間制のカフェやコワーキングスペースとして利用できます。
コンサートや販売などのイベントの日や、閑長さんの限定メニューの日も、ねらい目ですよ!

(たかねぇ)

西大寺検車区はおとなの秘密基地

2024.09.29 | 授業 | by Staff

公民館スタッフ12年目の“TH”です。
今回は、人気ナンバーワンを誇る授業「いざ潜入、西大寺検車区!その3 ~現代の禁足地!?車庫内部を見学~」に同行しました。

授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「大満喫!西大寺検車区!」
https://nhmu.jp/report/41837

授業のために近鉄の西大寺検車区に向かう職員も、やや緊張の面持ちです。
検車区内の車庫では、バラエティー豊かな電車群が業務運行のため絶えず出入りしています。
部外者立入厳禁の禁則地に、いよいよ「潜入」します。

高い倍率をくぐり抜け、晴れてこの授業を受けられる学生のみなさんも全員揃い、いざ車庫へ・・・と、その前に、この西大寺検車区の歴史と、職員のみなさんの仕事内容を教えていただきます。
教えてくださる先生は、西大寺検車区区長の今矢宜宏(いまやよしひろ)さん。
他にも助役さんや職員の方を含めて10人近いみなさんが私たち見学者のお世話をしてくださいました。

西大寺検車区はおとなの秘密基地

近鉄の総営業キロ数は501.1km、駅数は286駅と、私鉄では日本一の規模を誇ります。
西大寺検車区の歴史は古く、1920年にはその前身が設立され、近鉄創成期の車両管理と運用を支えてきました。
その後、近鉄の路線拡張と企業規模の拡大により、1964年5月、当初の場所より少し南東側に新たに竣工。
同じ年の9月に橿原線・尼ヶ辻駅等の移設を経て、ほぼ現在の形になったとのこと。
という訳で今年は、今の西大寺車庫が60周年の記念すべき年だそうです。
(特に記念行事は考えていないそうですが。)

また、西大寺検車区の管理下には、西大寺車庫の他に、新田辺車庫と宮津車庫があり、近鉄の検車区としては最大の600両もの電車を管理・運用しています(西大寺車庫の最大留置数は277両)。
この日も、それぞれの車両に決められた運用スケジュールに基づき、点検・清掃・入換編成などのため頻繁に稼動していました。
つい先日発生した大和西大寺駅構内での車両脱線事故の際には、今矢区長をはじめ検車区のみなさんが徹夜で作業に追われたとのこと。
日々電車が正確なダイヤで運行され、我々が当たり前のように利用できるのは、検車区のみなさんが縁の下で支えてくださっているお蔭と、感謝の念を新たにしたところです。

さて座学研修のあとは、お待ちかねの車庫見学と電車内からの洗車体験です。
学生のみなさんは全員ヘルメットを着用し、検車区職員の指示に従って車庫に足を踏み入れます!

西大寺検車区はおとなの秘密基地

先ずは普段は見ることができない、地面から見学する電車の床下機器と台車。
一両約40トンの重量を支える台車車輪の大きさと頑丈さ、そして整備時には肉眼では見えない小さなキズを見逃さないための専用器具の数々、職員の方々の「プロの眼力と熟練の技」に驚かされることばかりです。
ちょっと手を伸ばせば触れられる距離にある床下機器類も、部位によっては1500ボルトの高圧電流が走っており、学生のみなさんは緊張感を持って説明に聞き入ります。

西大寺検車区はおとなの秘密基地

今回の授業では、限られた場所を除き電車や車庫内の撮影を許可していただいたので、学生のみなさんはスマホやカメラ片手に、見学・質問・撮影と大忙しです。

いよいよ電車内に乗り込み、洗車体験に向かいます。
ご用意いただいた車両は、大阪万博エキスポ2025デザインが全面にラッピングされた、なんとも特別感満載の車両で、みんなテンション爆上がり!
乗車した車内でも、「車内アナウンス体験」「運転室見学体験」など、超特別なプログラムをご用意いただき、これまた一同大喜び!!

西大寺検車区はおとなの秘密基地

そして洗車工程。
運転席のある前面と背面は長いモップを使った人力作業ですが、左右の側面は線路上に固定設置された洗車機の間を、電車自体が水と洗剤のシャワーを浴びながらゆっくり通過します。
洗車機の方が動いてくれる自動車の洗車とは勝手が違います。
また自動車用の洗車機には乾燥機能もありますが、電車は洗うだけで車体を乾かす作業はありません。
電車の内側から洗車工程を眺められる経験は人生一度きり(多分!?)。
大いに満喫できました。

西大寺検車区はおとなの秘密基地

近鉄の車両運行計画は、編成毎に細かいスケジュールが組まれており、今回の授業での体験乗車も事前の運行計画に則って進められていたとのこと。
今矢区長と西大寺検車区のみなさんのご配慮に感謝しきりです。

西大寺検車区はおとなの秘密基地

最後に今矢区長から、「これからも駅でヘルメットと作業着を着用した検車区員を見かけたら、今日も電車とお客様の安全運行のため働いているので、どうぞ温かい目で見守ってください」とのご挨拶がありました。
多忙な日常業務のなか、検車区のみなさんによる最大限のおもてなしを賜り、重ねて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

(TH)

老若男女が食べられるカレー!?ほんまかい!?

2024.09.21 | 授業 | by Staff

9月21日の授業「つくる人も食べる人も楽しいカレー ~ナラカラカリーが辛くない理由~」に従事した、スタッフの“おーちゃん”です。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「みんなで食べれる『辛くない』カレー」
https://nhmu.jp/report/41728
「美味しくて楽しいカレー作り」
https://nhmu.jp/report/41740

実は私、とっても疑り深い性格なんです・・・。
なので、「老若男女が食べられるカレーなんて、ほんまにあるん!?」というのが、従事するまでの思いでした。
(ごめんなさい(^-^;))
私自身、子どもが小さい時期は、カレーは子ども用と大人用の2種類を作っていました。
なので、カレーはお手軽メニューではなく・・・。

でもでも、今回の授業の先生であるキッチンスタジオカチート代表の川北侑加さんのお話を聞いていたら、自然と「ほんまに作れるのかも!」と思えてきました。
というのも、ものすごく親近感が持てたんです!

老若男女が食べられるカレー

“おーちゃん”は、家事のなかで料理がダントツで嫌いです(-_-;)
だから正直、料理の先生って苦手だったんです。
「そんな調味料どこで買うん?」という調味料を使ったり、ものすごーく面倒な工程を「この作業を怠るとできばえに差が出るんです」とか言われるイメージがあったから・・・。
でも川北先生は、その苦手なイメージを全てかき消してくれました!

老若男女が食べられるカレー

先生ご自身も元々は料理が苦手だったそうですが、パン作りを習い始めて「美味しい!」には法則があると気付いたそうです。
それは、手間暇や高級食材では、ずっとニコニコして料理を作ることができないから、どこでも手に入る調味料や材料で簡単に作るということ。
私は、この言葉にとても安心感を覚えました。
これがとても大事なことだから、「つくる人も食べる人もうれしいおうちごはん」「美味しいは私をかわいくする」というコンセプトで料理教室を主宰されています。

老若男女が食べられるカレー

ナラカラカリー(奈良からCURRY)は、料理教室の生徒さんからの「カレーに関する悩み」を解消するべくして作られた究極のカレーです!!

老若男女が食べられるカレー

ちゃんとスパイスが効いているのに、決して辛くなくて、身近な材料で作れる、すばらしいカレー。
老若男女が食べられるカレー!ほんまにありました!!

(おーちゃん)