奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

コッペパンに込められた想い

2025.02.09 | 授業 | by Staff

コッペパン専門店「ManaKoma」は私の生活圏にあり、教室である「ならコープ七条店」は行きつけの店舗。

コッペパンに込められた想い

ManaKomaにも、もちろん行ったことがあります!
夕方に伺ったので売り切れ寸前状態で少ししか買うことができなかったのですが、いつもは40~50種類(!?)のパンを準備されているそう。
そのManaKomaの授業「奈良県初のコッペパンサンド専門店 ~『ManaKoma』のおいしさの理由~」ということで、従事をとっても楽しみにしていました。

いざ教室のならコープ七条店に到着した途端、なぜか車止めに毛躓いて、派手に転んでしまいました。
馴染みの場所であるがゆえに油断してしまったのでしょうか。
奈良ひとまち大学のスタッフパーカーを着用していたので恥ずかしい(〃ノωノ)
誰かに見られていなかったかしら・・・。
とても上手に転んだので無傷であったことに自分で自分を褒めるしかありませんでした。
私のようなどんくさいスタッフは他にいないので、みなさん安心して授業にご参加くださいね。

コッペパンに込められた想い

授業では「4つの窓」を使って学生さんの自己紹介を行いました。
「名前」「参加動機」「ストレス発散方法」「奈良でお薦めのおいしいお店」という項目。
食いしん坊の私は、お薦めのお店をメモメモ。

コッペパンに込められた想い

ストレス発散方法として、「奈良ひとまち大学に参加して、いろんな人の話を聞くこと」と発表してくださった学生さんが!
スタッフ一同にんまり。
また、初参加の学生さんに「学生証をもらえてとっても嬉しい!」とおっしゃっていただいたり。
これからもご愛顧いただき、学生証をご活用くださいね。

先生の平八重 千鶴翔(ひらやえ ちづか)さんのお話はとても興味深かったです。
授業の内容の詳細は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「こだわりが詰まったコッペパン」
https://nhmu.jp/report/42357

私からは少しだけ感想を。
シングルマザーとして生きていくために「手に職をつけて自分のお店をもちたい!」と、子育てをしながら寝る間を惜しんでパンの修業をし、しかも開業資金をためるためにバイトも掛け持ちをしていたということだけ伺っても、なんてバイタリティーのある方だとびっくり。
起業するということは、生半可な気持ちではできないものですね。

コッペパンに込められた想い

また、コッペパンで勝負するにあたり、コンセプトがしっかりされていてすごい!
起業する際にはターゲットを絞ることがセオリーだが、あえて絞らないでいろいろな年齢層の方に来ていただきたいという想いがあったこと。
それにぴったりのコッペパンで勝負!
コッペパンは説明が不要で家族みんなで食べることができ、いろいろな味が楽しめる。
パン屋で修業しているときに大量のパンの廃棄を目の当たりにして、廃棄するパンをなくしたいという想い。
コッペパンは余ってもラスクにしたり、フレンチトーストにすることができる・・・。
そして、家族との時間を大切にするため自宅の近くに店を構え、地域に根差したお店をめざしていること。
いろいろな想いを体現するために行動し続けるところが素敵だと感じました。

試食として今回「たまごコッペ」をご用意いただいたのですが、学生のみなさんは平八重さんのお話に夢中で「たまごコッペ」を食べる余裕がない様子で、全員がお持ち帰りされました。
授業当日は定休日だったにも関わらず(日曜日が唯一の定休日)、朝からこの授業のためにパンを焼いてご用意いただいたことにも感動。

コッペパンに込められた想い

ひとつ余分に持って来てくださったので、食いしん坊の私はお願いしてお買い上げさせていただきました♪
ボリューム満点でとっても美味しかったです。
今度はたくさんの種類が並んでいるであろう午前中を狙って、いろんなコッペパンをゲットしたいと思います!

(ラブ)

コーヒーと温かな空間

2025.02.02 | 授業 | by Staff

授業「雨が似合うコーヒースタンドへ ~『宿雨』が目指すもの~」の当日は曇りの天気。
天気予報では雨になるかと思っていました。
寒くはありましたが足元は大丈夫ななか、学生のみなさんに参加いただくことができました。
実は、「雨模様のなか、雨が似合うカフェにようこそ」という挨拶を用意していたのですが、直前に内容を差し替えてお送りしました(笑)。

コーヒーと温かな空間

教室はコーヒースタンドということで、みなさん終始スタンディングの状態で参加いただきました。
先生である店主の牧さんの穏やかな雰囲気も相まって、立ちっぱなしということを感じさせないくらい、ゆったりとした空間での授業となりました。

コーヒーと温かな空間

授業では、店名である「宿雨(しゅくう)」の由来や、コーヒーの浅煎りと深煎りの違いについてなど、学生のみなさんからの質問に答える形で話が進んでいきました。

そして、チーズケーキが提供された後に、牧さんが順番にコーヒーを淹れてくれました。
コーヒーの良い薫りが店内に満ちていくとともに、コーヒーを淹れてくださる牧さんの所作が大変美しくてですね・・・。
奈良ひとまち大学の公式Instagramに動画をアップしておりますので、ぜひご覧ください。

コーヒーと温かな空間

コーヒーの奥深さがじっくりと感じられた時間となりました。
先生を務めてくださった店主の牧さん、参加されたみなさん、ありがとうございました!

(もりぞー)

銭湯経験、3回

2025.01.26 | 授業 | by Staff

授業「レトロ銭湯を10年先まで残そう ~花園新温泉とならまち銭湯部~」にスタッフとして参加することになり、「銭湯に何回行ったことがあったかな?」と振り返ってみました。
生まれ育ったところは田舎で、徒歩や自転車で行ける距離に銭湯はありませんでした。
記憶にあるのは、子どものときに2回、大人になってから1回、計3回。
温泉やスーパー銭湯は何回もありますが、町の銭湯は3回だけでした。

銭湯経験、3回

花園新温泉の前は何度も通っていますが、中に入るのは今回が初めて。
開店前の、貴重な見学付きの授業の様子はこちら!
ひとまちレポート
「『受け継ぐ』『残していく』とは」
https://nhmu.jp/report/42251
「10年先のもっと先まで残したいならまち銭湯」
https://nhmu.jp/report/42267

授業の終盤に、学生のみなさんに銭湯の思い出をお話しいただいたのですが、これがとても楽しかったです。
「昔通っていたころの思い出」「自転車旅と銭湯」「常連さんが多いと入りにくい?」「銭湯をやりたい」など、銭湯にまつわるアレコレをたくさん聞けました。

銭湯経験、3回

杉本先生からクラウドファンディングやならまち銭湯部の活動の様子を聞いて、自分の好きなものや場所、大切にしたいものを維持していくことの難しさを改めて感じました。
「好きな飲食店が次に行ったら閉店していた」ということもよくあります。
今までは生活のなかに「銭湯に行く」という選択肢がなかったのですが、これからは「外食」や「遊び」などに「銭湯」も加えたいと思います!

(Mochi)