奈良ひとまち大学

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おいしい!たのしい!田舎ぐらし

2025.11.02 | 授業 | by Staff

2025年11月2日(日)に授業「おいしくて持続可能な里山へ~地球の諸問題の解決は里山から!~」を開催しました。

場所は、奈良市街中心部から車で30分ほど、興東小学校のすぐ近くにある「『ア。ウン。HAUS』のあらやしき」です。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

この「ア。ウン。HAUS」で「おいしい森」プロジェクトを行っているヨス・ポートさんと大久保 裕恵さん、それに沖縄から奈良へ移住し里山生活を始めた、崎原 陸さんと崎原 心花さん、今回の授業はこの4名の先生にお話をうかがうことができる贅沢な内容でした。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

ヨスさんと裕恵さんが目指し、実践している暮らしは、よく聞く「自給自足」とも違って、自分たち住民だけでなく、周りの動植物の労みも含めた循環型の環境作りです。
自然のサイクルが森全体の育ちになるように環境を作り維持するのだと言います。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

放置された竹藪は全て伐採せずに資材やタケノコの収穫ができる竹林として残すように整備したり、養蜂はミツバチが住み易い環境を作り、集めたハチミツをハチ達から分けてもらうのだそうです。

面白かったのは、野菜クズなどを入れているコンポストから、混ざっていた冬瓜の種が発芽して、そのまま実までつけていたことです。
それほど栄養満点の土ができているということですね。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

午後はシンガーソングライターとして活動されている心花さんの歌から始まり、陸さんと心花さんが奈良へ移住し、里山暮らしを楽しんでおられるお話、バリスタでもある心花さんのコーヒーをいただきながら、引き続きミニコンサートと盛りだくさんでした。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

陸さん、心花さんのお二人は、奈良市東部で出会った古民家を、自分たちの家としてDIYで修繕や改修を行いながら住んでおられます。
地域との交流と日々の暮らしを楽しんでおられます。

また、陸さんは寺社の祭事用舞台を手掛けるお仕事とのことで、こちらも興味深かったのですが、次の機会があればぜひうかがってみたいですね。

おいしい!たのしい!田舎ぐらし

また先生4人以外にも、「ア。ウン。HAUSのあらやしき」のスタッフの皆さんには、お茶やお食事、DIYでの準備などであれこれとお世話になりました。
先生4人もそうですが、皆さんのお人柄や朗らかさが、授業中もまるで日差しのやわらかい縁側にいるような、そんな風に感じさせてくれる場所でした。

(うに)

元気になる鉄板焼きカレー・ニコっとニコト

2025.10.05 | 授業 | by Staff

今回の授業「生まれ変わったスパイスカレー店~カレーと麹からあげ『ニコト』再び~
の教室は、奈良市白毫寺町にあるスパイスカレーと麹からあげのお店「ニコト」でした。

リゾートなカレー屋とのことで、店内外も明るく陽気な感じ。

元気になる鉄板焼きカレー

でも、何がって、「営業」担当のチカちゃんが陽気。
「店長」のちーちゃんも陽気。

元気になる鉄板焼きカレー

陽気なお店です。

2024年3月23日(土)にも「笑顔を届けるスパイスカレー店~体も喜ぶカレーと麹唐揚げ~」で1度、授業を行っていただきました。
https://nhmu.jp/class/40627

その時のカレーは、こちら。

元気になる鉄板焼きカレー

そして、今回のカレーは、こちら。

元気になる鉄板焼きカレー

おわかりいただけただろうか。
もう一度別の角度から・・・。

元気になる鉄板焼きカレー

おかわりいただけるだろうか。

そう、皿が違う。
アツアツ鉄板焼きカレーに変わっている!
「味も変えた」とのこと。
授業開始で、即・実・食。

見た目もいいけど、匂いと音が、もう食欲爆発です。

ちなみに、お店の内装等も若干、変わっています。
そういえば、店名にも「リゾート」なる文言が・・・。

元気になる鉄板焼きカレー

この「変化」。
カレーを食べた後、今回は、お店の歴史と、なぜ「変化」したのかというお話を、営業のチカちゃんから伺いました。

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「店員として、ご夫婦として、店を考えた末の失敗と成功」
https://nhmu.jp/report/43355

「奈良と生まれ変わったスパイスカレー店」
https://nhmu.jp/report/43365

その後、チカちゃんが生ライブで演奏してくださいました。

元気になる鉄板焼きカレー

チカちゃんは、シンガーソングライター「遠井地下道」としてソロ活動・バンドをされています。
こちらもチェキラ。
https://x.com/toichikamichi
こっちもcheck it out。
https://www.youtube.com/channel/UC0346Lppbtpo0XUoSvyB28Q

1曲目は、オリジナル曲でした。

私、勝手ながらこの曲の歌詞の内容が、ちーちゃんがお家で、チカちゃんを待っている時の気持ちなんじゃないだろうか?と思ってしまいました。
授業が終わってから思わず「チカちゃん先生。この歌は、ちーちゃん先生が作詞なんですか?」と伺いましたが、答えは違いました。

今回のお店のお話を聞いた後に、この歌を聴いて、ちょっと「グっ」と来てしまったのは私だけでしょうか。

元気になる鉄板焼きカレー

そんなニコト。
カレーを食べて、にこっとしてほしいからニコト。
古都奈良だから、ニコト。

ほんと、カレーは元気になれます。
そんなニコトへ是非。

(Lenira)

小麦の味わい

2025.09.28 | 授業 | by Staff

授業「薪窯を相棒にパンを焼く日々~『Erdal』が移転した理由~」に従事しました。

教室は、中町にある、以前は畳屋さんの工房だったところを改装したエアダールです。
窓から見える霊仙寺や近くの神社の緑を背景に、店内には海外の色々な小物たちがさりげなく飾られていて、とてもおしゃれです。

小麦の味わい

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「念願のErdalさんへ!!」
https://nhmu.jp/report/43334

「Erdalさんの授業を受けて」
https://nhmu.jp/report/43451

先生でシェフの丸瀬さんは、奈良のパン屋さんで5年働いた後、ドイツのデュッセルドルフに渡り、3年間修業してこられました。
まだスマホのない時代で、電子辞書を片手に、はじめは言葉に苦労しながら、休日にはフランスやイタリアなど電車でできるだけ遠くに出かけて、色々なパン屋さんの味を学んできたそうです。

小麦の味わい

「ドイツでいちばん感動したパンは?」との質問がありました。
答えは、ケルンで出会ったプンパニッケルという黒いパンだそうです。
ドイツは国が大きく、地方によって気候が違い、食べ物も違います。
このパンは、寒い地方の、中身がつまったパンで、低い温度で15時間ほどかけてゆっくりゆっくり火を入れます。
すると麦が糖化して、砂糖が入っていなくてもびっくりするくらい甘みが感じられるおいしいパンになるのだそうです。
日本に帰ってから、味を再現できるようチャレンジしているそうです。

授業では、小麦とライ麦の稲穂を見比べました。

小麦の味わい

エアダールのパンは、どちらも全粒粉。
磨いた小麦より水分が必要で、膨らみにくかったりとパンの製造には難しいけれど、栄養価が高く、味は間違いなく全粒粉の方がおいしいそうです。
おみやげに数本持ち帰った学生さんもいました。グラスや花瓶に挿しておしゃれに飾れそうです。

小麦の味わい

カナダ人の窯職人と一緒にシェフが自ら作ったという薪窯を近くで見ました。
今も改良や修理を続けながら大切に使っています。

小麦の味わい

フランスでは300年使い続けている窯も見たそうです。
電気釜との違いは、ゆっくりと火が入るので、パンの触感が違うそうです。
薪は一日当たり60キロも使うという薪は、間伐材で吉野や宇陀から届きます。

小麦の味わい

早朝から薪を入れ火をつけ、時間をかけて窯の温度を上げていきます。
窯の中でパンを入れる位置や、窯の中の温度変化で入れるタイミングなどで、いろいろな種類のパンを焼くそうです。
温度調節ができたり、まんべんなく火が入る電気釜と違う点です。
チーズケーキもこの薪窯で焼きます。

大阪や神戸には、おいしいパン屋さんがたくさんあります。
丸瀬さんは、奈良でおいしいパンを作れば奈良の人が近くで買えるので喜んでもらえると考え、この地でお店をオープンしました。
また、小麦をはじめとする素材や薪も地元奈良のものを取り入れるよう、意識しているそうです。
奈良ならではのパン、より一層おいしいパンの味わいが感じられることと思います。
次にお店に伺うのが楽しみです。

(ぼちぼち)