奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

奈良を愛するひとと、コーヒーと・・・

2023.06.04 | 授業 | by Staff

久々の奈良ひとまち大学のお手伝いで少々緊張気味の私でしたけれど、私自身も大好きなコーヒーが出てくる授業「生まれ育った奈良について ~喫茶と文化人と高畑町と~」ということで、とても楽しみにしていました。

今回の授業を企画した“ラブ”は、前に勤務していた公民館で大槻さんと所縁が深かったということで、この授業を開催することになったとか?!
教室は、「奈良の雑貨とカフェBAR ことのまあかり」。
私が大槻さんのお話をメモる場所をさりげなく空けてくれたり、心配り満点のスタッフさんでした(^_-)-☆

奈良を愛するひとと、コーヒーと

築90年の歴史ある建物は趣きがあって、「可否茶座アカダマ」時代のマスター大槻旭彦さんのこだわり抜いた装いが、現在もそのまま面影を残しています。
長年のコーヒーの匂いが染み付いたような味わいのある色の壁や柱のすべてが、とても素敵な雰囲気を漂わせていて、ワクワクしてきます。
今回、授業に参加できなかった方もたくさんいらっしゃると聞いていますので、是非一度、ご来店くださいね!!

奈良を愛するひとと、コーヒーと

スタッフとして私もお手伝いし、開始前の準備は着々と進みます。
授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「珈琲の香りに包まれながら」
http://nhmu.jp/report/39772
「あたたかなアカダマと奈良」
http://nhmu.jp/report/39805

学生のみなさんは、
「コーヒーが好き!」
「奈良が好き!」
「奈良に住んでいるのに奈良のことを深く知らない!」
などなど・・・「うん!私と一緒・・・」と頷きながら自己紹介を聞いていました。

お皿の上でスルスルと滑る古代スイーツをそろ~りと運び、配膳し終わった頃合いで、大槻さんが真剣な眼差しでコーヒーを淹れ始めます。
この姿、もう今はお目にかかれない貴重な光景なんですよね~。
アカダマを知らない私も、またとないこの機会を目に焼け付けておこうと思った次第でした。

奈良を愛するひとと、コーヒーと

大槻さんの淹れたコーヒーが注がれていき、教室はとってもいい香りに包まれています。
写真だけではこの香りが伝えきれなくて残念。
スタッフも香りのお裾分けをいただいて幸せ気分( *´艸`)

大槻さんのお話に引き込まれている学生の方々は真剣そのもの。
コーヒーをいただきながら、真摯な姿勢で、みなさんお話を聴いておられました。

昭和28年頃、うどん1杯の値段とコーヒー1杯の値段はほぼ同額だったようで、喫茶店にコーヒーを飲みに来る方々は経済的にもゆとりがある方だったようです。
地域の著名な方々が常連さんで多くいらっしゃったようで、お話もたくさんできたそうです。
公民館の歴史講座が直ぐに開催できそう・・・。
現に大槻さんは喫茶店のマスターの顔以外にも多様な方面で多彩な実績をお持ちとのことで、大槻さんの奏でる音色をバックにパーフェクトな講座ができそうだと勝手にイメージしてしまいました。

奈良を愛するひとと、コーヒーと

ずーっと奈良から離れることなく奈良を愛する大槻さん。
人生の岐路での大きな選択と決断、その後の道のりでの発見と出会いについて回想しながら話す大槻さんの深いお話を聞いていると、まるで可否茶座アカダマに居るような錯覚に包まれます。
当時、アルバイトは奈良女子大学の学生さんが主流だったようで、この日はアルバイトをしていた女性がなんと!北海道と愛知県からお手伝いに来られていました。
マスターとアルバイトさんが揃って、まさに可否茶座アカダマ復活の授業となったんですね。

最後に、奈良を愛する大槻さんの望みは、本当に奈良のことが好きな方々に奈良に来て奈良のことを知ってもらいたい!とのこと。
強く語られていたのがとても印象に残っています。

(まち子)

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

2023.05.28 | 授業 | by Staff

5月28日の授業「春日山原始林で野鳥ウォッチ ~森林浴とさえずりを楽しもう~」に従事しました。
先生は、「なら・ツバメらぼ」のおふたり。

今回の授業の教室・春日山原始林には、3年程前の授業以来の訪問。
再びこの山に登れることを楽しみにしていて、受付の時からワクワクです。
お天気のいい日曜日、奈良公園や春日大社は朝早くから多くの観光客が。
修学旅行生の他、外国人の方々も多く見られ、こんなに奈良が愛されていることは嬉しいですね。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

授業は、先生の紹介から始まり、続いて野鳥ウォッチングを行う際の注意事項が伝えられました。
「特に時季的にヤマビル・マダニがいるのでご注意くださいね」とのことです。
私もしっかり忌避剤を体中に振りかけました(^-^)

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

では出発です。
「どんな野鳥が見れるかなぁ。」

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

と、駐車場から春日大社本殿手前を曲がるところで早速キツツキが開けた穴を発見!
きれいに丸く開けますね。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

そこから水谷神社へと抜けていきます。
そこで、子鹿が私たちを見送るように並んで歩いてくれました。
めちゃくちゃかわいい!

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

さて、舗装された道とはここでお別れ。
砂利道へと変わります。
さぁ、ここからが本番!
春日山原始林へ突入です!
姿を見せてね野鳥さん(^^♪
出てこないでねヤマビルさん(^_^;)

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

歩くペースが・・・速い・・・持つのか体力・・・と思うくらいの速さでしたが、それもじきにゆっくりとなりホッと一安心。
耳を澄ましながら、歩いては止まりの繰り返し。
鳴き声は聞こえるんだけど姿がなかなか見れません。
遠くの方でオオルリが鳴いています。
最後に「ジジッ」と鳴きます。
青色を基調としたものすごくキレイな鳥で、何回か声が聞こえていたのですが本日は一度も見れませんでした。
んー、残念!

立ち止まる度に先生が、丁寧に分かりやすく野鳥について教えてくださいます。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

先生が見つけて指さす方角を、みなさん一斉に目を凝らして探します。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

ふと見ると、一眼レフカメラを持たれた方がいらっしゃいます。
もちろん望遠レンズ。
欲しい!

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

奈良公園と言えば・・・そう、糞虫・フンコロガシ!
奈良でしか見ることのできない瑠璃色をした「ルリセンチコガネ」を発見!
実際に目にするのは初めてでした!
キレイ~。
そして、なんと掴むと「ジージー」と鳴くんですよ!
先生が耳元で聞かせてくれました。
かわいい~(^^)

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

一方、このなんだか気味の悪い植物。
銀竜草(ギンリョウソウ)と言います。
腐生植物で別名「ユウレイタケ」と言い、咲いてる姿はかわいいんですって!
見たかったな・・・。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

そんなこんなで頂上まであともう少し!

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

なんだか哀愁感じる三叉路です。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

と、頂上に到達~。
ここまで来るのは初めて。
この先は若草山山頂へ行けるんですね。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

休憩のあと、折り返して帰ります。
行きと同じように、耳を澄まして探します。
エナガやキビタキ、メジロやアオゲラを見ることができました。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

みなさん真剣な眼差しで、なかには先生のお話を聞きながら熱心にメモを取る方もおられ、野鳥への関心の高さが見受けられます。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

そうこうしていると遊歩道が終わり、やっと砂利道を抜けました。
抜けたところで本日の授業のまとめ。
見れたり聞けたりできた野鳥をおさらいしました。
また、野鳥のヒナを見守るお願い、そして先生たちが普段活動されている「なら・ツバメらぼ」でのツバメのねぐら情報の募集についてお話しされました。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

みなさんとても満足そうで、笑みがこぼれています。
最後に先生にお礼を伝え、この日の授業は終了しました。

大自然 鳥のさえずり ヒーリング

実は私が勤務する公民館では毎年、野鳥観察の講座を開催しています。
近くの川と公園を主とした観察で、今回のように本格的な山中での野鳥観察は初めてでした。
しかも古代からの原生林である春日山原始林を体感しての授業はとても新鮮で、改めて自然環境の大切さを実感する貴重な経験となりました。
ぜひ、みなさんも野鳥へ関心を持っていただき、この大自然を感じに行ってみてくださいね。
あ!忌避剤は忘れずに(^^)

(つて)

藍より出でて

2023.04.30 | 授業 | by Staff

藍染の授業「わたしが藍の色にこめる思い ~藍師、染師という仕事~」にスタッフとして参加しました!
美しい色が生まれる現場「Indigo Classic」は、どんなところなのでしょうか。

教室に着いた時にまず感じたのは、藍の独特の匂い。
そして、ほぼ床一面にある板の下には、染液がたっぷり。
深さは1.5メートルで、温度はヒーターで常に21度くらいに保たれているそうです。

藍より出でて

授業で聞いた小田先生のお話はたくさん勉強になったのですが、なかでも印象に残ったのは、草木染と藍染の違い。
草木染は煮出して焙煎するのに対し、藍染は酸化させて色をつけるとのこと。
酸化・・・つまりは空気にさらすということですね。

藍より出でて

それが良く分かったのが、藍染体験を見た時です。
液に何度かつけて絞った後に水でよくゆすぎ、外でパタパタと手ぬぐいを風にたなびかせて乾かす学生のみなさん。
「液につけて乾かす」というシンプルさは、藍が元々庶民の色で、手軽に染められていたものだったという話を思い出させます。

藍より出でて

模様をつけたい方は液につける前に輪ゴムで縛るとのことで、みなさん思い思いにデザインしていました。
濃淡や模様など、同じ液でも人によって個性が出るのが見ていておもしろい。

藍より出でて

授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください!
「藍染め体験へ行ってきました」
http://nhmu.jp/report/39400
「藍染体験と先生の情熱に感動☆☆」
http://nhmu.jp/report/39427

染液に浮かんでいるものは、「藍の花」と呼ばれているそうです。
みなさんがすすいだ後のバケツの水にも、藍の花が早速浮かんでいました。

藍より出でて

今回、スタッフは当然ながら体験ナシでした・・・(だってスタッフなんだもん!)。
藍の染液の手触りを味わうことも、どんな模様をつけようかと悩むことも、できあがった手ぬぐいをどう使おうかとわくわくすることも、できず・・・。
楽しそうなみなさんの様子を見てうずうずしていたスタッフ一行は、帰り際に小田先生に聞きました。
「私たちも染め体験できますかぁ!!?(半泣き)」
先生曰く、プライベートワークショップも行っているとのこと。
興味のある方は、Indigo ClassicのインスタグラムからDMでお問合せくださいね。
https://www.instagram.com/indigo_classic_nara

(もりぞー)