奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

19,573

2023.11.05 | 授業 | by Staff

19,573・・・この数字、何だかわかりますか?
実はこの数字、今回の授業「江戸時代の観光マップで奈良を歩こう ~Nara観光コンシェルジュがご案内~」で、わたくし、スタッフの“GA-3★”が歩いた歩数です。
距離で計算すると15㎞ほどになるそうです。
お手伝いした奈良ひとまち大学の授業史上、一番歩いた授業になりました。
ですが、そんなに歩いたと感じさせないぐらいおもしろい授業で、学生のみなさん大満足!!

19573

さて今回の授業は、奈良の大仏前に店舗があった絵図屋庄八が出版した「和州奈良之絵図」を見て昔の奈良を想像しながら、現代の奈良を歩くという、ちょっと変わった町歩きでした。

そんな変わった町歩きでしたが、一番の魅力はやっぱり先生であるNara観光コンシェルジュの山﨑愛子さんのお話です。

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何回も歩いたことのある道なのに「ここには実は・・・」「ここから見えるのが・・・」など、話が出るわ出るわで、大げさに言えば数メートルごとに解説があり、それもとても分かりやすくて、スタッフじゃなかったら一番前で聞きたい!と思ったぐらいです。

19573

先生のファンになってしまいました♪

そして、奈良のまちの魅力も再発見!!
普段、何気なく通っている道でも、見方を変えると歴史があり、「だからこんな道になっているのか!」など、歴史ある奈良ならではの発見がたくさんあります。
ぜひ一度「和州奈良之絵図」を見ながら歩いてみてはいかがでしょうか。

19573

奈良で活動している人に出会い、奈良のまちに出会える場となった今回の授業は、奈良ひとまち大学の名前どおりの授業でした。
授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「江戸時代に思いを馳せて奈良散歩」
https://nhmu.jp/report/40268

(GA-3★)

こころもおなかも満足!

2023.11.04 | 授業 | by Staff

今回の授業は、奈良市西登美ヶ丘にある「シフォンのお店 PUKKU」で開催しました。
PUKKUは、2019年9月の授業「おいしい、かわいい、シフォンケーキ ~子育てママのケーキ屋さん~」に登場して以来ずっと、ずっと私が気になっていたお店です。

こころもおなかも満足

何を隠そう、わたくし“くすきち”は登美ヶ丘の地に勤めて3年目にして、なんと今回が念願の初来店☆
今まで、いろんな方々から差し入れなどでいただき、シフォンケーキはもちろん、クッキーやプリンなど、お店の商品は何度も食べたことはあったんです!
がっ!しかし!!
お店の営業日や営業時間の関係で都合が合わず、来店できずに悶々と3年が過ぎていきました。
シフォンケーキを食べる度、PUKKUへの思いは募り、お店が移転するという情報も、新店舗の建設現場も、いち早くキャッチしていました。
せっかくPUKKUの御膝元の登美ヶ丘にいるのに、私にとっては「近くて遠いPUKKU」でした。

こころもおなかも満足

それが今回の授業「働くママたちのかわいいお菓子屋さん ~シフォンケーキのお店の取り組み~」にスタッフとして従事することになり、ついについに恋焦がれたPUKKUへ初来店が叶いました♪
しかも新築のピカピカのお店!
しかも5周年YEAR。
もう、ワクワク☆ドキドキ☆が止まりません!

こころもおなかも満足

まぁこれだけ話せば、いかに今回の授業が私にとって大きなイベントだったかおわかりいただけたことでしょう。
自分の気になっていた方やお店が奈良ひとまち大学で取り上げられる。
そして、その授業に裏方のスタッフとして関わることができる。
こんなラッキーなことが奈良ひとまち大学ではあるんですね~。

ここまでひたすら私の「PUKKU愛」を語ってばかりで、授業の内容には触れていませんでしたね(笑)。
教室となった新店舗は2階建て。
1階がカフェスペース、2階がワーキングスペースになっています。
でも、人気店ゆえにお店の移転後も益々お忙しく、この2階のスペースは活用できずにいたそうです。
そこで今回、この授業をこのスペースで開催することになりました。
木の香りが漂う、とっても日当たりの良いお部屋です。

こころもおなかも満足

授業の先生であるPUKKUオーナーの冨岡絵梨子さんを学生のみなさんで囲んで、お話を伺いました。
学生のみなさんのなかには、お店の常連さんやご近所さん、私と同じように来店したくても都合が合わなかった方、2019年開催の授業に参加した方も居て、みなさんそれぞれの思いをもって参加したようです。

学生のみなさんの共通点はPUKKUのシフォンケーキのファンであること。
そして冨岡さんの人柄に魅せられていること。
「夢をカタチにする」って、言葉では簡単ですが、現実問題、そう簡単にできるわけではありません。
もちろん、冨岡さん自身も表には見えない、見せない苦労が山ほどあるとおっしゃっていましたが、実際に自分の思いが詰まったお店をOPENしてしまうんですから、やはり冨岡さんはただ者ではありません!

こころもおなかも満足

「お店をやることで子どもが犠牲になるような店なら閉めたい!」とまで言える「子どもファースト」な考え方。
お店のスタッフ12人みんなの家庭もHAPPYであるために、みんなで協力して支え合っていける関係性を構築されています。
「シフォンケーキを食べた人に幸せになってもらいたい!」という願いはもちろん、お店のスタッフみんなの幸せも、そして何より自分自身の幸せも、全部を同率一番に考えているところが、また素敵です。

こころもおなかも満足

こんな素敵な考えをもったオーナーのお店だからこそ、地域に愛されているんでしょう。
そして、冨岡さんの新たな夢もいつかまた実現するんでしょうね!
おいしいシフォンケーキをいただきながら、応援し続けていきたいです。
あぁ~、PUKKUのことを思い浮かべてたら、食べたくなってきた~!!(笑)

(くすきち)

自分のための心地いい時間

2023.10.29 | 授業 | by Staff

体を動かすには、とてもいい季節の10月。
近鉄奈良駅にほど近い「山の寺 念仏寺」を教室としてお借りし、授業「体と心を癒すヨーガの奥深い世界 ~ならヨーガリトリートの想い~」を行いました。
教室に入ると、広い畳のお部屋に神々しいご本尊さま!
こんなお部屋でヨガができるなんて!!
参加された学生のみなさんとともにピリッとした空気を感じました。

自分のための心地いい時間

いよいよ、お待ちかねの授業が始まります。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「お寺ヨガでリフレッシュ」
https://nhmu.jp/report/40418
「ヨーガの第一歩」
https://nhmu.jp/report/40470

先生は高橋流美さん。
東北の震災があった後に奈良へ移住された先生。
奈良のゆったりとしたところや、無駄がないうえに必要なものが揃っているところが素晴らしい!と絶賛。
東京のご実家に帰られても、すぐに奈良が恋しくなってしまうそうです。
奈良って、とっても良いところなんですね!!

自分のための心地いい時間

まずはヨーガの基本的な考えから。
「ヨーガは生き方の哲学」
「ヨーガは別名で心の科学」
ヨーガとは、心の働きをおさめるもの(心をコントロールする道具)で、人を健康にし、より自由に生きていくことを可能にする実践哲学だそう。

人間の本質は「純粋意識」。
中心に記憶があり、それを取り囲むように知識・心・気・肉体の順に5つの層からできていて、この5つの層の外側から不要なものを取り除いていくことで、代謝を良くして整えていく。
それにより健康を保ち、自由に生きることを可能にする。
このような説明を、学生のみなさんもうんうんと頷きながら聞き、実際に呼吸法や瞑想法を使ってメンテナンスをしていきます。

自分のための心地いい時間

呼吸に気を付けながら、ゆっくりとした動きから始めます。
気持ちを落ち着けながら、合掌。
静かな時間が流れます。
それから体の関節を柔らかくするような動きを、呼吸法と同時に行っていきます。
先生の穏やかな声にあわせながら・・・心も体も緩やかに。

約30~40分のヨーガ体験が終わり、質問タイム。
Q.ヨーガをするのに良い時間帯はありますか?
A.何時でも良いですが、食べてから2時間あけるのが理想だそうです。
先生はヨーガができないから1日3食は食べないそうです。
ヨーガをしていると心と体が満たされると同時に、お腹も満たされるそうです!
Q.パンは体に悪い?それはなぜですか?
A.パンが体に悪いのではなく、発酵に科学的なイーストが使われているのが好ましくない。
逆に体に良いパンもある。
それは天然酵母のパンで、発酵にたくさんの時間をかけて、素材そのものの力で発酵し膨らんでいく。
天然で発酵したものは消化がよく体に負担をかけない。
その天然酵母を使ったパン作っていた方が奈良の東光寺の住職で、「楽健法」というふたりヨーガの健康法が生まれたそうです。
奈良発のヨーガ!すごいですよね。
私も初めて知りました。
ふたりで心地よくヨーガをする方法が奈良で生まれたなんて!

自分のための心地いい時間

今回は、とても素敵な場所で、たくさんの発見とヨーガの体験ができ、有意義な時間が過ごせたのではないでしょうか。
語りかけるようにお話しをされる先生。
ゆったり心地よい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
ご自宅でもこの時間を思い出して、時々は自分と見つめる時間を作ってくださいね!

(わっち)