奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

出会いのかがやき♪

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「奈良をもっと楽しむプロジェクト ~市職員の枠を超えた奈良愛って?~」に従事する前から、先生は奈良市役所秘書広報課からお招きしていると聞いていたので、ちょっとかしこまっていた私。
でもお会いしたら、あらまぁ超ソフトな雰囲気。
教室の「NARALLY BASE」のナチュラルな感じともしっくりきて、緊張感ZEROに。

出会いのかがやき

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「奈良を知り、奈良を楽しむ」
http://nhmu.jp/report/39140
「奈良の活性化に取り組む高松さんの熱い思い」
http://nhmu.jp/report/39018

授業が始まると、ソフトながらもぐっと人をひきつける魅力をまとっていて、ハイペースで話が進んでいきます。
奈良市民である私が知らない現実もたくさん。
正直、メモの手が追いつきません状態。
市役所の職員という立場から奈良の今を見つめ、活力ある奈良の未来を切り開いていくその熱い思いが人の心を動かし、数々のプロジェクトを実現させているんですね。

出会いのかがやき

お話の中で特に気になったのは、奈良市トライアル・サウンディング。
公園で何かをやってみたい!という目的だけで人が集まり、つながっていくなんて素敵すぎる。
規模は大きく違うけれど、私たち公民館がめざすもののひとつと似ている気がして、明るい未来が雲間から垣間見えたように感じました。

出会いのかがやき

授業終了後、自転車で颯爽と去っていく高松さんの後ろ姿は、「いつか誰かがではなく今自分たちが」という強い意志の表れか、眩しすぎるほどのきらきら感であふれていました。
今あるものを大切にしながら、少し先を見据えて何かを変える勇気。
明日からの自分に新しい風が吹いた気がしました。

(お菓子な世界)

ビャンビャン麺はもちろん、もうひとつのおすすめは王店長!?

2023.02.26 | 授業 | by Staff

今回の授業「ビャンビャン麺ってなんだ? ~メディアで話題の西安料理~」の主役は、中国・西安の名物料理「ビャンビャン麺」。
そのビャンビャン麺を日本に初めて紹介したのが、「王楽園」の店長、王(わん)さんだそうです。

ビャンビャン麺はもちろん

現在では、インスタントのビャンビャン麺が売られていたりしますね。
日本全国にお店ができたりして、話題の麺料理です。
「コンビニで売ってて、珍しいから食べた」と私の娘が話していたくらい、若者にも人気があるようです。

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「身近な中国 奈良と『王楽園』とビャンビャン麺」
http://nhmu.jp/report/39012
「初授業」
http://nhmu.jp/report/39124

さて、この授業に参加した学生のみなさんの理由はというと?
「このお店でビャンビャン麺を食べておいしかったので、ビャンビャン麺についてもっと深く知りたかった!」
「王楽園に食べに来たことがあるが、ビャンビャン麺を食べたことがなかったので。」
「おいしいものに目がないので、即!申込しました。」
・・・など、様々な思いで参加していることがわかりました。

ビャンビャン麺はもちろん

ご夫婦や親子(お母さんと息子さん)での参加もあり、年齢・性別も様々でした。
なかには中国語が堪能な方も居たようで、王店長と中国語でお話ししている様子もうかがえました。
王店長は、とてもお話が上手で、ビャンビャン麺についての説明だけでなく、中国・西安の歴史、王店長の生い立ちについて、日本そして奈良に来た理由についても詳しく、時にはユーモアを交えながらお話ししてくださいました。
楽しいお話をお聞きしているうちにお腹の虫が鳴り出し、待ちに待ったビャンビャン麺の登場です!

ビャンビャン麺はもちろん

麺の幅は、5~6cm?
もっとあるでしょうか・・・お箸で持ち上げるのに、みなさん苦労していました。
麺の幅が太い、長い、重い!!

ビャンビャン麺はもちろん

野菜と豚肉に山椒や唐辛子でピリリとスパイスを効かせた汁なし麺。
みなさん美味しそうに召し上がっていました。
きっとその日の夜ご飯は必要なかったでしょうね(笑)。

食事の後には、「ビャン」を表す漢字(57画もある!?)を各自でカードに書いてみました。

ビャンビャン麺はもちろん

そういえば、お店の中を見渡すと壁にはたくさんの「ビャン」の文字。
学生のみなさんが書いたカードもお店に掲示していただきました。

ビャンビャン麺はもちろん

楽しい時間は、あっという間に過ぎ、終了の時間となりました。
王さんの巧みなお話とおいしいビャンビャン麺で盛り上がった今回の授業。
お腹も心も満腹になったのでは?
これから王楽園に行くなら、店長の王さんにも声をかけてみてください。
きっと楽しいお話を聞かせてくださると思います。
ビャンビャン麺と王店長!
またひとつ、奈良でおススメのお店が増えました。

ビャンビャン麺はもちろん

(rain-d)

みんなおいでよ!絵本ホテル

2023.01.29 | 授業 | by Staff

こんにちは。
本当にお久しぶりな“くすきち”です。
奈良ひとまち大学の授業に従事するのは一体何年振りだろうと手元の資料をさかのぼって調べてみたら、なんと実に2年振り!!
時が経つのは早いなぁ~と、しみじみ・・・。

さて今回、授業で「絵本ホテル」が取り上げられるという情報を一足早くキャッチした私は、「これは絶対行きたい!絵本ホテルの中に入りたい!」と、授業担当の“もりぞー”に直談判!
自ら授業スタッフの座をゲットしました!!
というのも、数年前に新聞で絵本ホテルがオープンするという記事を目にして以来、ずーーーーーっと気になっていたんです。
でも、なかなか都合がつかず。
コロナ禍になり、お出かけ自粛ムードもあいまって、一度も行くことができずにいました。

みんなおいでよ!絵本ホテル

今回の授業「絵本ホテルができるまで ~奈良発の子ども目線ホテル~」は、ホテル内の見学ができるだけじゃなく、経営者のおふたりを先生にお迎えして、絵本ホテルができた経緯やコンセプトなど、ナカのお話が聞けるチャンス!!
これはスタッフとして潜入するしかないでしょ!
ってことで、スタッフベストは着ているものの、気持ちは学生のみなさん同様、ワクワク☆ドキドキ☆
あ、ちゃんと仕事はさせていただきましたよ~。

さて、当日。
事前に“もりぞー”から「えっ!?こんな場所にあるの?って一見見過ごしてしまうような所にありますよ!」と忠告されていたものの、絵本ホテルに到着した時、まんまと「えっ!ココ??」って声に出してしまいました。

みんなおいでよ!絵本ホテル

本当に隠れ家的な場所です。
学生のみなさんたちが迷わないようにと、スタッフ“おーちゃん”が外で道案内をしてくれていましたが、おそらく誰も迷わずに集合。
みなさん事前準備が完璧で、素晴らしい!
今回の授業に対する学生のみなさんの熱量が伝わります。

私たちは、事前打合せと教室の準備をするために学生のみなさんたちより先にホテル内へ入らせてもらうのですが・・・んんっ??入れない。
「どこが入口?ドアはどこっ?」と焦る私に、先生の四方充さんが「ここですよ。こうやって中に入るんです」と優しく教えてくださいました。
宿泊されるお客様から1か月に1~2回は、「どうやって入るんですか?入り方がわかりません!」と充さんに電話が入るそうです。
ですよね!
私だけじゃなかったwwwちょっとホッとした(笑)。
いやいや、本当に某忍者村の仕掛けを連想させるような隠し扉になっているんです。
これは実際に行って体験していただきたいので詳しくはナイショ。

私と同じように入り方がわからなくて悩んでいた学生さんもちらほら。
そこは先輩風を吹かせた私“くすきち”がヒントを差し上げましたよ!
わからなかった者同士の情報共有です。
これ以外にもホテル内には、かわいい仕掛けとアイデアがいっぱい!
ぜひ、ご自身で見つけてください♪

入口の扉を開いた先に広がるのは、まさに絵本の世界。
なんと常時200冊置いてあるそうです。
季節やイベント毎に内容を入れ替えながら、四方実さんが海外の絵本をメインに選書しています。
「絵本で文化を伝える」をコンセプトに、絵本を通じて、日本に居るだけでは感じづらい海外の文化に触れる機会を作っています。

みんなおいでよ!絵本ホテル

授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください★
「絵本×ホテル×奈良の魅力のハーモニー」
http://nhmu.jp/report/38911

絵本ホテルのメインターゲットは子ども。
“もりぞー”が、ひとまちブログ「ようこそ絵本ホテルへ」でも紹介していたように、洗面台やトイレ、ドアのノブ、電気のスイッチなどは、子どもが使いやすい高さにセッティングされています。
私の体感的におそらく4~6歳ぐらいの子どもに本当にちょうどいいサイズ。
お家では踏み台などを置いて使っているものを、このホテルでは何にも乗らず、自分ひとりでやり遂げられます。
でも・・・これは大人目線からすると、実に使いづらい!!
いちいち腰をかがめたり、しゃがんだりしないといけません。
はっきり言って不便!!

みんなおいでよ!絵本ホテル

このことについて充さんが仰った言葉がとても印象に残っています。
「子どもは毎日こういう使いづらい世界で生活しているんですよ。届かない高さのものを必死に取って、文句も言わずにがんばっているんです。だからこそ、このホテルで過ごす時間ぐらいは、その苦労を大人が代わってあげましょうよ!」
めちゃくちゃ私の心に響きました!
本当にそのとおりです。
そんなこと考えたこともなかった。
それが当たり前だと思っていたから。
毎日、時間に追われ、忙(せわ)しなく過ぎていく日常。
絵本ホテルは、時計もテレビもない本に囲まれた空間で、寝る直前まで親子でゆっくり過ごす「ほっこりタイム」を提供してくれます。

「な~んだ、子どもが一緒じゃないと利用できないんだー」と思った、そこのあなた!
大人だけでも利用できますよ!
なんなら大人が読んでも楽しめる絵本がいっぱい!
絶対読んだことのない素敵な1冊にも出会えるはず。

みんなおいでよ!絵本ホテル

「でも、宿泊しないとダメなんでしょ?」と思った、そこのあなた!
デイユース可能です。
3時間と5時間のメニューが設定されているので、用途に合わせて利用できます。
しかも!宿泊は1日1組限定ですが、デイ利用に関しては何組でも何人でもOK!
卒園・卒業・入園・入学シーズンに友達を誘ってみんなでパーティーをしたり、フォトスタジオのように映える写真を撮ったり、ワイワイ楽しむ方が多いそうです。
詳しくは絵本ホテルのInstagramなどをチェックしてください。
ちなみに、授業終了後に春休みの空き状況をお伺いしたところ、「もう何か月も前から予約が埋まっています」と言われました・・・。
ですよね~。
これは予約争奪戦必至!

いま流行りの「没入体験」ができる絵本ホテルは、これからも進化して発展していきます。
四方充さん・実さん、素敵なお話をありがとうございました!
今回、スタッフとして絵本ホテルを堪能させていただき、感動しました♪
夏休みにぜひとも利用したい“くすきち”は予約がんばりますよ!

(くすきち)