奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

2023.03.19 | 授業 | by Staff

澄み渡った青空、旧大乗院庭園の入り口に梅の花が鮮やかに咲いた3月。
その日は少し風があり、奈良ひとまち大学ののぼり旗がきれいにはためいていました。
パーカーを着ていると暑いくらいの良いお天気。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

今回、“肉球ぷに×2”がお手伝いさせていだいた授業は、「天然酵母パンをはじめた理由 ~子どもが安心できる食を求めて~」です。
天然酵母パン工房くりぱんクラブは、ならまち工房にあるパン屋さんです。
テイクアウト専門のお店ですので、授業は、お店の近くの名勝大乗院庭園文化館の2階をお借りして開催しました。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

私は初めて2階のお部屋に足を踏み入れました。
階段を上がると、中2階のような場所があり、昔の奈良ホテルの写真などが展示されていました。
さらに階段を数段上がると、授業の教室となる和室です。
担当の“つて”と“おーちゃん”が、部屋の設営をしていました。

私は、学生のみなさんを入り口でお出迎え。
太陽が輝く13:00、奈良ひとまち大学ののぼり旗を目印に1人、また1人と学生のみなさんが来られます。
「教室は2階になりますので、靴を脱いで入っていただきます。まだ準備中ですので下でお待ちくださいね」とご案内。
建物の入り口を入ると、庭園が目の前に広がります。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

ぜひ一度、見ていただきたい庭園です。
観光客の方も多く、奈良ひとまち大学の学生の方なのか観光の方なのか、見極めに苦労しました。

しばらくして、「人が途切れたな」と思っていると、小柄で素朴な雰囲気のある女性から声をかけられました。
「奈良ひとまち大学の参加者さんですか?」とお尋ねすると、「くりぱんクラブです」とTシャツの背中に書かれたロゴを見せてくださいました。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

「おお、先生だった!!」とびっくり。
先生を2階にご案内し、準備を済ませ、授業は定刻に始まりました。

授業の詳しい内容は、「ひとまちレポート」をご覧くださいね♪
「愛情いっぱいの天然酵母パン」
http://nhmu.jp/report/39224
「安全・安心の美味しいくりぱんのおはなし」
http://nhmu.jp/report/39192

授業では、お店にもお邪魔しました。
ナチュラルで可愛らしいお店です。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

看板もキュートな感じです。
パンはすぐに売り切れてしまうそうなので、見つけたらすぐに買ってくださいね♪

学生のみなさんには、お土産にバケットをお持ち帰りいただきました。
大人気のバケットです。

くりぱんクラブは優しさがいっぱい

後日、ミルクパンを食べる機会をいただきました♪
自然なものを使った、優しい味のパンでした。
先生の手から、優しさがパンに伝わっているんだなと感じました。

(肉球ぷに×2)

それでもコンサートはいいものだ!

2023.03.11 | 授業 | by Staff

みなさんこんにちは!
授業企画スタッフの“ask”です。

奈良ひとまち大学では年に一度、特別授業と称し、普段とは違った大きな授業を行います。
講演会やトークセッション、シンポジウム。

それでもコンサートはいいものだ

なら瑠璃絵に参加というのもありました。

それでもコンサートはいいものだ

2023年3月11日に実施した特別授業「音楽LOVE×奈良LOVE ~コンサート&クロストーク~」は、久々の「コンサート」形式。
特別授業でコンサートの形を取るのは、覚えている限り、「『開校式』奈良のまちが大学になる。『奈良ひとまち大学』開校!」以来?!

それでもコンサートはいいものだ

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「音楽が開けてくれた心の扉」
http://nhmu.jp/report/39161
「奈良から世界へ ~大好きな音楽の旅」
http://nhmu.jp/report/39180

大きなステージで生演奏を聴くのはいいものです。
ですが、従事するスタッフはなかなか忙しくなります。
そう、舞台転換。
プログラムと出演者に合わせて、ステージ上の道具やマイクなどを出し入れする必要があります。

それでもコンサートはいいものだ

もちろん、私もスタッフとして、その出し入れに携わります。
出演者の演奏を一番間近で見れるのは「役得」なのですが、舞台転換のわずかな時間に間違えないように素早く配置をするのは、いつでも「緊張」するものです。

それでもコンサートはいいものだ

しかも、特別授業は多くの学生がステージを見つめている中なので、「早く終わらせなくっちゃ」と焦るわけです。

今回、私は音響係になったため、マイクの出し入れの他に音響設備の操作などもします。
専門の業者でもありませんし、特殊スキルがある訳でもないので、ポカすることがまれにあります(大ポカもある)。

それでも励みになるのは、参加してくださった学生のみなさんがアンケートに「いいコンサートだった」と書いていただけるから。

それでもコンサートはいいものだ

もちろん、それは出演していただいた先生方への感想なのですが、そこにスタッフとして携われたことに大きな喜びを感じます。

舞台転換や音響以外にも、当日の進行、段取り、準備、受付、片付け、講師対応・・・。
授業に携わるスタッフは多くのことをこなします。
これもみんな、参加していただいた学生のみなさんに「いい特別授業だった」と満足していただきたいから。

それでもコンサートはいいものだ

そんなスタッフが、毎月の授業、そして年に一度の特別授業にて、みなさんのお申込&ご参加をお待ちしておりますよ!!
まずはお申込をいただかなければ、授業にご参加いただけません。
すぐに、こちらのページからお申し込みください!
http://nhmu.jp/category/class

(ask)

あなたの曲はどっちから!?

2023.03.10 | 授業 | by Staff

どうも!
音楽は「聴くのが専門」の“よっしー”です!!
歌うのはちょっと・・・ね(照)。

と、小学校から音楽の成績が5段階評価でアヒル(=2)だった私が何言ってんだって話ですが、みなさんは不思議に思ったことはありませんか?
「作曲家ってどうやって音楽を作ってるんだろう」と。

その答えのひとつとして私が知っているのは、マクロスプラスやカウボーイビバップでお馴染みの菅野よう子さんが、雑誌かテレビのインタビューで「曲は作るんじゃなくて降ってくるもの」と言っていたことでした。
20歳になるかならないかの私は、その言葉に「だからベートーヴェンは耳が聞こえなくなりつつあっても月光とか作れたんや!天才ってやっぱちゃうなぁ!」と妙に納得したものでした。
しかし、あれから歳を取り、夢見る少年じゃいられなくなった私は思ったんです。
「あれはメディア用の言葉だったのではないか」と。

そんな時、2月5日の授業「歌声を奈良の風にのせて ~氷置晋のミュージックライフ~」の従事の話があったので、1も2もなく手を挙げました!

あなたの曲はどっちから

授業は、前半はシンガーソングライターの氷置晋さんのお話で、後半はみんなで曲づくりという構成。
氷置さんがみんなに意見を聞きながら、30秒ほどの曲を歌詞つきで完成させました!
このあたりの様子は、ひなよ ゆりあちさんのレポートにお任せします!!
「いかにして歌を作るか?シンガーソングライターが誕生するまで」
http://nhmu.jp/report/38927

あなたの曲はどっちから

授業と片付けが終わり、ひと休みの時。
ここがチャンス!と、氷置さんに「曲はどうやって作っているんですか?降ってきたりするんですか?」と質問をしてみました。
すると答えは、「コードをつなぎ合わせて作っているんです」とのこと。
「『コード』って、なんじゃいな?」と思いつつも、「定型のリズムのパターンがたくさんあって、それを作曲者?編曲者?が好みに合わせてくっつけて音楽を作っているってことですかね!?」と言ったら、「う~ん、まぁそんなカンジです」とのこと。
イマイチ理解できなくてすんません!

あなたの曲はどっちから

で、氷置さんのお話を聞いていると、最近の若い人の曲は、通常つなぐべきコードじゃないコードをつなげる曲が多いそうで、Official髭男dismの曲がまさにそれで、違和感アリアリの超難しい曲らしいです。
「違和感がハマるって、生ハムメロンみたいなモンですかね!!」と、音楽的なことはわからないので、なんとか身近な例えでこちらのフィールドに引き戻そうとした矢先。
「わかるーー!」とスタッフの“たかねぇ”が登場!
た「んっんー♪ってきて、んんー♪がくるのって違和感ありますよね!」
氷「そうそう!んっんー♪ってきて、んんー♪てくるとキーーーッ!ってなる!(笑)」
た「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がなんちゃら」
氷「☆〇♪★◆(なんかの音符記号)がこーたら」
嗚呼・・・2人の世界に・・・。
そういえば、“たかねぇ”は音楽が得意だったなぁ。

あなたの曲はどっちから

ふと横を見ると、同じく佇んでいる“もじゅ”が!
仲間やん!と思って声をかけてみました!
よ「なんの話かわかんないねー(笑)」
も「ですねー!音符記号とかもう忘れちゃいましたよ(笑)」
よ「あれあれー?もしかして“もじゅ”も音楽の成績はアヒルやった?」
も「いえ、僕は10段階評価で8か9でしたよ」
よ「そっか・・・」
も「いえ、なんかあの・・・すみません。」
その時、僕の頭の中に哀しげなメロディが流れると同時に、「あぁ、菅野さんの言うことを一瞬疑ったけど、もしかしたらホンマかもしらん」と、窓から夕日が差す講堂で思いました。

あなたの曲はどっちから

音楽を作るのって、いろんなパターンがあるっぽいようですが、んー、また謎が深まりましたね。
レポートを書いてくださった ひなよ ゆりあちさんも作曲に興味があるようですし、また機会がありましたら、氷置さん!
このあたりのことも、ぜひ授業でお話ください!!
楽しい授業をありがとうございました!

☆おまけ☆
授業で氷置さんが学生のみなさんと一緒に即興で制作した楽曲がYouTubeにアップされました!
氷置晋YouTubeチャンネル
「40分ぐらいで皆さんと作ってレコーディングした即興ソング」
https://www.youtube.com/watch?v=fqTw92PILs8

(よっしー)