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水戸市の名店が奈良にキター!

2023.07.21 | 授業info | by Staff

「焼き菓子と言えばWENIKO(ベニコ)」と水戸市でその名を馳せていた「MAISON WENIKO(メゾン ベニコ)」が、2022年4月に奈良市西木辻町に移転してきました。
春日中学校にほど近いところにある、この可愛らしい外観のお店がMAISON WENIKO。
移転先を奈良に決めて色々物件を探している時に、この外観にヒトメボレして、この場所にお店を開くことを決めたそうです。

水戸市の名店が奈良にキター

オーナーパティシエールのWENIKOさんは東京出身で、大学卒業後に菓子職人を志し、東京の洋菓子店で経験を積みます。
そして、学生時代から憧れていた、ジャムの概念を変えて「ジャムの妖精」と呼ばれたクリスティーヌ・フェルベール氏のいるフランス・アルザス地方を訪れ、「MAISON FERBER(メゾン フェルベール)」でも修業を積んだそうです。
9月2日(土)の授業「フランス伝統菓子を伝統のまちで ~フランスのお菓子と奈良のこと~」の先生をお願いするためにお店へ伺った際、いくつか焼き菓子を買ったのですが、タルト生地にフランボワーズのジャムが入ったタルトリンツァーがとっても美味しかったです!

水戸市の名店が奈良にキター

つい焼き菓子を買ったけれど、お店にズラリと陳列されているジャム、これも欲しーい!
なんといっても、クリスティーヌさん直伝のジャムですからね!
シンプルにアツアツのトーストに塗って食べるも良し!
バターとのハーモニーを楽しむのも良いですね!
あぁ、ヨーグルトに入れるのもまた一興!
酸味と甘みが混然一体となって、舌の上で優雅に、そして上品に踊ってくれるでしょう!
変化球にソースとして使ってみるというのはどうだろうか?
いやはや困りました。
食べてもいないのに想像がドンドンと膨らみます!
きっと食べれば食べるほどお腹が減ってくるんでしょうね!!

水戸市の名店が奈良にキター

さて、美味しさのあまり少し熱くなってしまいましたが、お菓子の話はさておき、授業の話に戻りたいと思います。
先生は、旬の果物の美味しさやフランスの伝統的な行事について、お菓子を通して知ってもらいたいという思いでお菓子づくりをしています。
なので、極力ピューレや冷凍品は使わず、旬の時期の果物を加工して、伝統に基づいた形でお菓子を提供されています。
そうなんです!
旬のものにこだわっているので、先ほど触れたタルトリンツァーが美味しかったので暫くしてからまた買いに行ったら、「フランボワーズのストックがなくなったので、また来年」とのお返事!
あぁ残念。

水戸市の名店が奈良にキター

授業では、なぜ奈良に移転したのか、ご自身のお菓子づくりに対する思い、お菓子を通して奈良の人々に知ってもらいたいことなどについてお話を伺います。
もちろん、先生自慢の焼き菓子もいただきますよ!
メニューは、お菓子「ミニアニョーパスカル」とジャム、お菓子に合った紅茶です!

水戸市の名店が奈良にキター

なんだかお菓子の美味しさしか語っていないような気がしますが、兎にも角にも、奈良ひとまち大学の人間が授業内容よりここまでお菓子の美味しさを語るのは珍しいことです。
1人の人間を魅了するほどのお菓子を作る方のお話、聞いてみたいと思いませんか?
みなさんのお申込お待ちしております!
http://nhmu.jp/class/39767

(よっしー)

お腹いっぱい!優しさ溢れるカレー

2023.07.07 | 授業info | by Staff

子どもの頃、夕方遅くまで遊んだ後の家までの帰り道。
どこからともなくい~ぃ匂い。
これは・・・カレー!
嗅いだ瞬間から強烈にお腹が減って、「今日の晩御飯はなんだろな?」と足取りが早くなったことを今も忘れません。

さて、みなさんはカレーをどのくらい食べていますか?
月イチ?週イチ?それとも毎日!?
今や国民食の代表とも言えるカレーは、カレー屋さんでなくとも、食事を提供するお店には高い確率でメニューに並んでいます。
ルーやレトルトなどの商品もたくさんの数があり、購入するときは大いに悩んでしまいますね。
みなさんはどんなカレーが好きですか?(^^)

7月29日(土)の授業「爆盛り激安なカレーのおはなし ~喫茶田川のこれまでとこれから~」は、そんなカレーが登場する授業です。

お腹いっぱい

先生は、喫茶田川2代目店主の岡部綾子さん。
岡部さんは、お店を創業された初代店主のお父さまから、味もさることながら量や値段といった経営方針も着実に引き継ぎ、日々お店を切り盛りしています。
実は福祉関係の仕事もされていて大変お忙しいので、息子さんと長年のスタッフ2人の計4人で営業しています。

こちらが喫茶田川の店構え。

お腹いっぱい

店内には、カウンター席と・・・

お腹いっぱい

テーブル席があり、限られたスペースのなかで工夫されています。

お腹いっぱい

今回の授業にできるだけ多くの方にご参加いただくため、少し狭くなりますが定員をほんのわずかですが増やしました。

と、カウンター奥に懐かしいものが!
みなさんは気づいていましたか?
そう!黒電話です!!
私も久しぶりに拝見し、実際に電話がかかってきた時の呼び出し音に思わず笑みがこぼれました(^^)

お腹いっぱい

閑話休題。
みなさん、お店に入るとまずはメニューを見ますよね。
ところが喫茶田川にはメニューがありません。
なぜなら・・・はいこれ!

お腹いっぱい

シンプル イズ ベスト!
迷わずに済みます(^^)
特に、喫茶田川に来られる方は、これが目的ですのでね(笑)。

ただ~し!ここからが悩みどころ。
はいこれ!

お腹いっぱい

どれくらい食べますか?
ここでみなさん、安易に「そりゃあ、大盛でしょ」と考えないでくださいよ。
なぜ、これほど細分化されているかを考えてみましょう。
ここで問題、これは何盛でしょうか?

お腹いっぱい

正解は・・・極少でしたぁ!
これで極少ですよ、極少・・・。
次は・・・小盛!

お腹いっぱい

次に・・・中盛!

お腹いっぱい

並べると・・・
手前から、極少・小盛・中盛となります。

お腹いっぱい

別角度で右から、極少・小盛・中盛。

お腹いっぱい

授業で食べていただくカレーは、時間や値段のこともあり、この3サイズからお選びいただきます。
さぁ、みなさんはどれにします?
ちなみに私は、いつも中盛です。
苦しくなるのに頼んじゃいます^_^;

あ!忘れるところだった。
喫茶田川では、カレーを注文すると「あるもの」が出されます。
それがこれ。

お腹いっぱい

これが何かは授業でのお楽しみ!

それでは、詳しいお話は授業で。
カレーやお店のことなどを伺いますよ!
みなさん、ぜひお申し込みくださいね♪
申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/39622

(つて)

生け花との出会い

2023.07.05 | 授業info | by Staff

それは、ある秋の日でした。
6月24日の授業「アーティスト・イン・レジデンスってなに?」の教室「スペースデパートメント」で行われたイベントに参加した時のことです。
さまざまなアーティストの作品が飾られているなかに、この作品がありました。

生け花との出会い

「畳の部屋に木がある!」と驚きました。
これは生け花だったのです。
すると、今から華道家による生け花のライブパフォーマンスがあるとのこと。
「プロが花を生けるところが見れる!?ラッキー!」と思い待機していると、背丈ほどの枝を持った華道家の生駒敦さんが登場。
早速、生け花が作られていきました。

生け花との出会い

ジャズが静かに流れるなか、生駒さんが枝や花をひとつひとつ丁寧に選んで生けて、できあがった作品がこちら!

生け花との出会い

思わず息をのみました。
生け花についての心得は全くありませんが、そんな私が見ても分かりました。
「めっちゃ良い!!!」
上手く表現できませんが心が動きましたので、気が付いた時には生駒さんに、「奈良ひとまち大学で授業してください!!」とお願いしていました。
そんな突然のお願いにも関わらず、「僕でできることがあればよろしくお願いします!」と爽やかにお返事をいただき、7月30日(日)の授業「花と枝で空間を作る、ということ ~華道家/Ikebana artistの仕事~」が誕生したのです。
良い人すぎません?(涙)

生け花との出会い

生駒さんは華道家でありながら、「Ikebana artist」として、出身地である奈良をはじめ、各地でご活躍中。
大学時代に学んだ建築と生け花の親和性を感じ、仕事にしたとのこと。

「生け花」って敷居が高いと思っていませんか?
奥は深いが、構えることもない。
生駒さんの柔らかなお人柄から、そんなことを感じる授業になるのではないかと思います。

それは、ある春の日でした。
私は生駒さんが定期的に開催している枝物販売会「名のない枝屋」に足を運びました。

生け花との出会い

一面、枝、枝、枝!
五月梅、木香バラ、アップルユーカリ、夏ハゼ、アリウム・・・たくさんの種類の植物が置いてありました。

生け花との出会い

ツツジだけでも、紅霧島ツツジ、稲荷ツツジ、ヨウラクツツジと、何種類もありました。
年間100種類近くの花や枝物を扱っているとのこと。
見ているだけでワクワクします。

生け花との出会い

授業では生駒さんに、
*建築と生け花から考える空間作り
*「枝物」の魅力
*奈良の素敵な空間を枝花でより上質にしたい
・・・などなどのテーマでお話しいただいた後、生け花のライブパフォーマンスをしていただきます。
生け花ができあがっていく様子を見るのは楽しいですよ!
しかも授業後すぐ、同じ会場で「名のない枝屋」が開催されますので、その時期にしか出会えない枝物や花を見ることができます。

それは、ある夏の日でした。
・・・と、次はあなたが言う番ですよ!

生け花との出会い

ちなみに、花に囲まれながら生駒さんと授業の打合せをしているうちに、「何かほしいなぁ・・・」という気持ちになりました。
そして、「キミに決めた!」と思って、万作の枝を買って帰りました。

生け花との出会い

家の洗面台の横に置いて毎日眺めていたのですが、だんだんと花が咲いていく様子が本当にかわいくて、とても癒されました。
あなたにも、こんな出会いがあるかもしれませんよ!
ぜひ授業にお申込みください!!
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39629

(もりぞー)