奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

瞑想のススメ

2024.03.22 | 授業info | by Staff

突然ですが、疲れていませんか?
仕事や人間関係、思うようにいかないアレコレ・・・。
日常生活はストレスフルな出来事のオンパレード!
特に春は、別れと出会いの季節。
忙しい毎日に心も身体も疲労困憊・・・。
そんな現代人を心配して、奈良ひとまち大学は「心身をととのえる瞑想時間」を提供する授業を開催します。
4月20日(土)の授業「心と身体がととのう瞑想を体験! ~ならまちで話題の薬膳料理処へ~」です。

教室は、ならまちにある「大和薬食処 ならやま茶館」。

瞑想のススメ

1階は薬膳料理を楽しむことができるお店ですが、2階にこのようなスペースがあります。

瞑想のススメ

授業では、ここで「瞑想」と「氣功」を体験します。
氣功とは?!
イメージはこんな感じ。

瞑想のススメ

氣功は、中国発祥四千年の歴史をもつ養生法。
中国最古の医学書には、氣は病気と深い関わりがあり、氣功は病気の予防・治療、寿命を伸ばす効果があるとされています。
つまり、心と身体の関係が健康を左右しているということだと思うのですが、私は上手く説明できませんので、詳しくは授業で先生にお聞きしましょう!

今回の授業の先生は、2013年1月に授業「カフェで楽しむ、あたらしい薬膳 ~身体と心を食事でリセット!~」で先生をしていただいた、谷山鹿郎さん。

瞑想のススメ

この時は、薬膳について授業をしていただきました。
薬膳で体の健康をととのえるとともに、心の健康をととのえることの大切さを伝えていきたいと、氣功の実践を広めることに力を入れています。
忙しいあなたに、自分を労わる時間を作ってほしい!!
奈良はそれをするのにとても良い場所だ・・・という話もあるかもですよ。

瞑想のススメ

ならまち散策のひとときに、瞑想時間でほっと一息ついてみませんか?
お申込み、お待ちしています。
申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40731

(もりぞー)

麻の最上は南都なり

2024.03.16 | 授業 | by Staff

奈良ひとまち大学の授業「高級麻布、奈良晒ができるまで ~苧績(おう)みと機織りを実演~」に従事してきました。
教室は、帝塚山大学東生駒キャンパス。
近くを通ることはよくありましたが、大学構内に入るのは初めてです。

麻の最上は南都なり

矢田丘陵の一部に広がるキャンパスは緑が豊かで、高台にあるので見晴らしもよく、東の若草山までよく見通せました。

この日は春休みで土曜日でもあり、大学生の姿はほとんどなく、学生食堂も開かない様子でした。
しかし、立派な校舎がいくつもあり、テニスコートもあって、ちょうど体育館の辺りではバレーボールのユニフォーム姿の学生さんがいて、部活動を行っている声などが聞こえてきて、「平日にはもっと賑やかで活気のあるキャンパスだろうな」と思い浮かべながら、準備にかかりました。

広いキャンパスの中で、どの位置に奈良ひとまち大学ののぼり旗を立てたら分かりやすいかと考えながら、バス停からの進路を歩いてみました。

帝塚山大学で社会人向けに織物の講座をしていることは、以前に大学の広報誌を読んで知って興味を持っていましたので、授業に従事することになり楽しみにしていました。

教室では、講座修了生のみなさんの作品も展示されていて、大切な作品に触れてしまわないよう気を付けました。
大教室の段々の机を上手く活かして大きな作品も広げてあるので、大変見ごたえがあります。

麻の最上は南都なり

教壇の辺りにも作品が並べられています。
授業では、糸と糸をつなぐ「苧績(おう)み」という作業にも機織りにも大変な時間がかかると聞きましたので、これだけの作品を完成させるには、膨大な手間と時間がかかったことでしょう。

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「麻は日本人のこころ、その最上は南都なり」
https://nhmu.jp/report/40780
「現在に受け継ぐ奈良晒」
https://nhmu.jp/report/41003

奈良の『名所図会』を見ながら、真っ白な奈良晒にするさらし場の作業の工程を聞きます。
東大寺近くの依水園の一部も、さらし場だったそうです。

麻の最上は南都なり

最盛期、奈良晒が武士の裃や僧侶の袈裟に多く使用された頃には、佐保山に白雪が積もったようだと歌に詠まれたほどですので、奈良晒が盛んに作られていた様子が思い浮かびます。

その頃の書物に、「麻の最上は南都なり」と記されているそうです。
奈良の晒は染めても美しく、着てもさらっとしているなど、とても高級品だったので、偽物の流通を防ぐために「南都改」と御朱印を押すようにと、なんと徳川家康が厳しく申し付けたとか。
また、ハンコの偽物まで出回り、偽ハンコを押した偽物の布は、今の橋本町辺りで焼き払われ、犯人は額に「悪人」の焼き鏝(こて)を当てられ、ならまち引き回しの上、追放されたそうです。
大変な重罪だったのですね。
それ程、奈良晒は大切にされていたのですね。

麻の最上は南都なり

今回、授業に従事できて、長く住んでいても知らなかった奈良の特産物について教えていただく機会となり、とても勉強になり良かったです。

(ぼちぼち)

熱い店主の熱いラーメンに迫る!

2024.03.07 | 授業info | by Staff

奈良市役所の東側にひっそりと佇むこと約25年。
奈良で老舗のラーメン店として知られる「梅光軒」!
そう、その梅光軒が今回の授業「ラーメンを愛し続ける男の物語 ~『梅光軒 奈良店』のルーツに迫る~」の教室です。

熱い店主の熱いラーメンに迫る

そして今回の授業の先生は、この方!
梅光軒 店主の柳 精一(やなぎ せいいち)さんです。
21歳の時にラーメン職人に憧れて単身で北海道に渡り、旭川市で偶然見つけたラーメン店「梅光軒 本店」に、そのまま飛び入りで弟子入りを志願したそうです。
その後、北海道で3年、名古屋市で4年、計7年間の修業を経て暖簾分け。
地元・奈良に戻って、「梅光軒 奈良店」を開業したそうです。

熱い店主の熱いラーメンに迫る

この話を伺ったとき、ワタシは正直ビックリしました。
みなさんも驚きませんか!?
何のアテもツテもない北海道に行き、入ったラーメン店でそのまま弟子入りするなんて・・・なんて行動力がある人なんだ!
ワタシには絶対にできない、無理だ!
本当にそう思ってしまいました( ゚Д゚)

そんな柳さんが作るラーメンはというと、一度食べたらハマること間違いなし!
なんせめっちゃ美味い!
「何か特別なことしてはるんすか!?」とワタシが尋ねると、柳さんは「特別なことなんて何もしてないよ!」「ラーメンを作る工程、見てみる?」「企業秘密なしやで」と語る!
基本に忠実に、シンプルに作られる堪らない味わいの最高の一杯。
これがまさにプロの味!と正直思ってしまいました。

熱い店主の熱いラーメンに迫る

授業では、ラーメンを食べながら、これまでの歩みやラーメンへの熱い思いを存分に伺います。
もちろん企業秘密は一切なしなので、その時に思ったことや疑問に思ったことを、その場で柳さんに聞くことができます!

しっかりときちんと仕事をしている姿を見て、聞いて、味わって、梅光軒のラーメンのさらなる魅力に迫ります!
店主の温かい人柄と最高の一杯で心も体も温まりましょう!!
みなさんの申込をお待ちしております!

熱い店主の熱いラーメンに迫る

※この授業ではお好きなラーメン(醤油・味噌・塩)を注文していただきます。
また追加の実費負担でトッピングも可能です。

申込はコチラ↓
https://nhmu.jp/class/40640

(どすこい)