「カレー」と「唐揚げ」は、「鉄板メニュー」と言われるほど、世代を問わず、多くの方が好きなメニューではないでしょうか。
その最強・最好(最高)な組み合わせの魅力に触れたのが、3月23日の授業「笑顔を届けるスパイスカレー店 ~体も喜ぶカレーと麹唐揚げ~」です。
今回の教室「スパイスカレーと麹からあげのお店 ニコト」は、以前住んでいた校区にありますが、当時はなかった飲食店です(2023年7月に開店)。
周辺の雰囲気への懐かしさと、数年ぶりに奈良ひとまち大学の授業に従事すること、そして何よりスパイスと発酵という食いしん坊が王道のわたしには興味津々のテーマで、従事が楽しみな授業でした。
授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください。
「近所の人に寄り添うお店を目指して」
https://nhmu.jp/report/40820
今回の授業は、オーナーのチカちゃんと店長のちーちゃんの語りの前に、まずは実食から!
何とも異例(?!)の魅力的な幕開けですが、論より証拠!!
授業のタイトルどおり、学生のみなさんは、みんな笑顔になっていました♪
味わい深く、美味しかったですものね~。
満たされます、癒されます。
ごちそうさまです☆
ニコトのめざすカレーは、誰でも知っていて、ホッとするメニューとのこと。
子どもや、辛いものが苦手な人でも食べやすいよう、豆乳でまろやかに仕上げているそうです。
身体に効くスパイスで滋味深いカレーと、塩麹のおかげでホロっと柔らかくサックリした唐揚げで、学生のみなさんもにっこりでした。
そして食後には、チカちゃんの鹿児島の友人から取り寄せているという枕崎産の無農薬緑茶を冷茶でいただきました。
口の中がスッキリする感じで、カレーや唐揚げの後にお勧めですね。
東京でミュージシャンとしてバンド活動をしていたチカちゃんのライブ、ちーちゃんの出身地である奈良に生活の拠点を移し開業に至るまでの紆余曲折、カレーと唐揚げのお話など、あっという間に時間が過ぎました。
そうした魅力的な時間もさることながら、わたしが最も印象に残ったのは、壁一面に描かれた絵♪
これは、芸術大学出身のちーちゃんが自ら描いたもの。
美味しそうで、かわいくて、これもにっこりになる感じで、まさに店名の「ニコト」に通じるなぁと思いました。
チカちゃんとちーちゃんは、将来的には、カレー屋さんを営みながら、ギター教室と絵画教室を開きたいとの夢も語ってくれました。
そうそう、近くには大学や短大など学校がいくつもあることから、学生カレーと唐揚げ丼は、なんとワンコインの500円!
お客さんへの愛情が伝わる「ニコト」は、タイトル通り「笑顔を届ける」お店でした。
シルクロードを渡ってきた各種の香辛料は、始まりの地・奈良に届き、その記録は正倉院に保管されています。
奈良にスパイスカレー店が多いのは、きっとそれが理由ではないですかね~!
ちょっと掘り下げて調べてみたくなっている食いしん坊でした♪
(ミーシャ)