奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

上手くできるかな!?手作りキャンドル

2022.12.25 | 授業 | by Staff

2022年最後の奈良ひとまち大学の授業は「キャンドル屋さん誕生秘話 ~奈良の魅力をキャンドルに詰めて~」です。
当日はクリスマス。
いい天気に気分もウキウキ!
キャンドル作りにはぴったりの日ですね。

上手くできるかな

見本の可愛らしいキャンドルを飾り、私も参加したいな~と思いながら準備へ。
学生のみなさんも続々と集まり、楽しみにしてました!と嬉しそうに話してくれました。

授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「クリスマスにワクワクのキャンドル作り☆」
http://nhmu.jp/report/38766
「初めてのキャンドル作り」
http://nhmu.jp/report/38890

「キャンドル屋さん誕生の秘話」ということで、まずは先生のお話。
学生時代にケーキ屋さんと車販売会社でアルバイトを始め、車好きが高じてディーラーの営業職に就職。
就職したときから、いつか自分の店を持ちたいという夢があったそうで、ディーラーを退職後にカフェを経営。
そのカフェのロゴをいろんな素材で作ったそうですが、いちばんしっくりきた素材がロウ。
そこからロウに興味を持ち、火を扱うものなのでしっかりと学ばないと!ということで、ロウについてあちらこちら(彼方此方=カナタコナタ)に出向いて勉強し、キャンドル屋さんを開業しました。
プレゼントして喜ばれ、飾ってもよし、灯をともしてもよし。
そんなキャンドルに魅せられたようですね。

上手くできるかな

さあ、ここからはお待ちかねのキャンドル作り。
みなさんも、そわそわしてきました!

まずは土台作りです。
先生があらかじめ準備してくださった溶かした白いロウを紙コップに入れて、お箸でぐるぐるかき混ぜます。
そうして温度を下げながら、手で握れるくらいの硬さにしていきますよ~。

上手くできるかな

熱いのかと思ったら、ほんわか温かいくらい。
また、すぐ固まってしまうのかと思ったら、意外にしばらく柔らかい。
この柔らかい間にラップで包み、おにぎりを作るように土台を形作っていきます。

上手くできるかな

みなさん見本のキャンドルを見て作りたい動物を思い描き、ぎゅっぎゅっと握りながら、周りのみなさんと「何作る?やっぱりシカかな?」「来年の干支のウサギがいいかな?」と賑やかに作業中。

土台のボディに灯をともす紐を差し込んだら、次はパーツを付けていきます。
いろんな色のロウを手で握って体温で柔らかくし、細かい手や足・ひげなどを付けると、ほら!可愛いくなってきた!

上手くできるかな!

目や手足の位置が違うだけで、それぞれの個性が出てきます。
みなさん試行錯誤しながら、パーツを付けていきました。

最後にパーツが外れないように、たっぷり溶かしたロウにそろ~っととくぐらせてコーティング。
ゆっくりしすぎるとパーツが溶けてしまうし、速くすると全体にいきわたらなかったり、パーツが外れたりします。
なかなか難しい作業・・・。
みなさん恐る恐る、そして緊張の一瞬!でロウをくぐらせると、はい!できあがりました!

上手くできるかな

わいわいとキャンドル作りが無事終了。
今日はクリスマスということで、先生からクリスマスプレゼント!
お店の可愛いロゴのシカさんキャンドルをいただきました。
みなさんが作ったオリジナルキャンドルと一緒に持ち帰ってもらいます。

上手くできるかな

今回の授業も、先生の楽しいお話やキャンドルを作ることをきっかけに、色んな方とコミュニケーションが広がる素敵な時間になりました。
ならまちにお出かけする機会があれば、ぜひ「canata conata」に足を運んでみてくださいね。
かわいいキャンドルたちに出会えますよ。

(わっち)

キューガーデンズ!?

2022.12.24 | 授業 | by Staff

今回、授業「園芸家という仕事のこと ~王立植物園から『OIWAKE FARM』まで~」に従事することになり、内容を聞くと、「園芸?」「園芸家??」「キューガーデン???」と、「?」がいっぱい。
無知な私は、授業の前日にこっそり調べてみました。

キューガーデンはイギリスの首都ロンドン南西部のキューにある王立植物園で、1759年に宮殿併設の庭園として始まり、2003年にユネスコ世界遺産に登録され、そこでは世界各国のガーデンスタイルを見ることができ、年間100万人以上が訪れる人気の観光スポット!!

キューガーデンズ

そういえば、公民館の講座で何度か講師をお願いしている料理家でイギリス通のN先生が、チラッとそんなお話をされていたような・・・。

今回の授業の先生・宇山惠子さんはオークランドカレッジで学ばれ、キューガーデンズに職員として勤務されていた経験を活かして、現在、園芸家として「OIWAKE FARM」の運営に携わっているとのこと。
当日の打合せの時から、宇山先生が醸し出す女性らしい雰囲気とサバサバとした口調が本当に心地よく、お人柄がとても魅力的だなという印象を持ちました。

キューガーデンズ

授業の様子は、「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「園芸家の仕事って色々」
http://nhmu.jp/report/38787
「キューガーデンズヘ、リモートトリップ」
http://nhmu.jp/report/38804

授業終了後も「大和橘の香りをどうぞ、酸っぱいけど食べられますよ」と金柑ほどの小さな可愛らしい大和橘を差し出していただき、八朔のようなフレッシュな香りを口いっぱい堪能させていただきました。
また、ローズマリーやレモンバームなどの香草の香りも楽しませていただき、とても癒されました。

スタッフでありながらも、現実から離れイギリスの風を感じ、ひととき遠い旅に連れて行っていただけたような、そんなホッとできる素敵なクリスマスイヴの時間を過ごさせていただきました。
またの機会に、カッコ良く働く女性としての生き方や働き方なども聞かせていただきたいです。
素敵な「OIWAKE FARM」にもぜひ足を運んでみようと思います♪

キューガーデンズ

(てんてん)

先生のお話と焚き火を楽しむ

2022.11.27 | 授業 | by Staff

紅葉シーズンも終盤を迎える11月27日、授業「奈良でソロキャンプ、のススメ ~話題のソロキャンプブランド~」のお手伝いに行って来ました。
教室は奈良市黒髪山キャンプフィールド。
私にとっては小学生の頃に剣友会の仲間と一緒に遊んだ懐かしい久しぶりの場所です。
当時は勢いよく滑走するターザンロープや底の見えない不気味な池の上を歩く丸太の遊具など、スリル満点のアスレチックが充実していました。
現在は青少年を中心とした団体が利用できるキャンプ場として運営されているようです。

先生のお話と焚き火を楽しむ

教室に辿り着くと、焚き火台やプロジェクターなどのセッティングを株式会社ライズクリエイションのスタッフさんと“よっしー”が、黒髪山キャンプフィールドのスタッフさんたちは斧で薪割りをするなど、着々と授業の準備を進めてくれていました。
みなさん手際がよく、あっという間に準備が完了。

先生のお話と焚き火を楽しむ

教室の周りを見渡すと、モミジやコナラが見事に紅葉していて、趣ある秋の風景が広がっていました。
今日はちょうどいい気温と湿度で、紅葉も綺麗だし、先生のお話も後半の体験も盛り上がりそうな予感。
心ウキウキとのぼり旗を持って学生のみなさんをお迎えしました。

先生のお話と焚き火を楽しむ

受付が無事終了し、前説に続いて学生のみなさんの自己紹介。
「山を登るようになって奈良でキャンプができたらと思って」「ソロキャンプって何をするのか興味があって」など、学生のみなさんは色んな思いを持って授業に臨まれていました。

先生のお話と焚き火を楽しむ

自己紹介を終えて授業開始。
先生は株式会社ライズクリエイション代表取締役の坂口竜一さん。
独立して会社を立ち上げるきっかけとなったお話からスタートです。
どんなお話を聞かせて貰えるのか楽しみですね♪

先生のお話と焚き火を楽しむ

授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください。
「熱い社長のいいお話」
http://nhmu.jp/report/38596

先生のお話は、まず、「お客様・会社・世間の三方良し!の商売を行う」という企業理念を掲げ、「とりあえずやってみよう!」という精神で、インターネット通販全般から自社製品の開発まで、お客さまの声に応えながらやってきたということ。
そして、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいというような次なる目標の話。
さらに、ソロキャンプブランド「AND MYSELF」のキャンプ用品の誕生秘話など、盛り沢山の内容で、学生のみなさんは先生のお話に引き込まれていました。

続いて後半は、外で「AND MYSELF」のキャンプ用品を使っての焚き火。
着火剤を一番下に置いて薪を組んで火をつけると、網目の「AND MYSELF」のロゴが炎の明かりでくっきり浮かんでいました。
オシャレな焚き火台で、コンパクトで持ち運びも簡単そうでした☆

先生のお話と焚き火を楽しむ

授業は終盤。
みんなで焚き火台を囲んで、先生が用意してくれたマシュマロを炙ったりウインナーを焼いたり・・・。
雰囲気も出て、自然と会話が弾んで楽しそうでした。
少し離れた場所から静かに炎を見つめたり、薪がパチパチと爆ぜる音を聞いたりするのも良かったです。

先生のお話と焚き火を楽しむ

最後は小屋に戻って「日本全国にキャンプ場を作りたい」「これからも仮説と検証を繰り返して確かなものを届けたい」など、先生の夢や熱い思いが語られ、授業はおしまい☆となりました。
・・・が、「このグッズかわいい~!」「キャンプに行きたい!」「キャンプ場を作ったら教えてくださいね」などと、先生と学生さん&学生さん同士の歓談は、しばらくの間続きました。

先生のお話と焚き火を楽しむ

学生のみなさんの様子を見た感触からは、満足度の高い授業になったのでは?と感じることができ、授業の従事者として大変嬉しく思いました。
ありがとうございました。

(おかちゃん)