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ひとまち大学のスタッフが、授業準備の奮闘っぷりや奈良のアレコレをお届けします。
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  • 奈良には365の季節がある その1

    「奈良には365の季節がある。」
    これは、カメラマン保山耕一(ほざんこういち)さんの言葉です。
    この言葉には、365日毎日自然の表情が変わり続けているという自然への優しいまなざしと、奈良への思いが込められています。
    素敵な言葉だと思いませんか?

    10月30日(日)の授業「『カメラマン』という生き方について ~世界を駆け抜けた男が撮る、奈良~」の先生・保山さんは、フリーランスのカメラマンとして幅広い分野で活躍され、「情熱大陸」や「THE世界遺産」といった番組では、世界で活躍する人や世界の絶景を撮り続けていました。

    奈良には365の季節がある その1_1

    ところが2013年夏に直腸ガンが見つかり、そのまま放置すれば余命2ヶ月と宣告されたのです。
    手術で一命は取り留めましたが、現在も抗ガン剤治療を続けられています。

    保山さんは退院後、仕事への復帰をめざして、リハビリ代わりに自分の故郷・愛する奈良の風景を撮り始めました。
    撮りためた映像は230本を超え、「奈良 時の雫」と題して編集され、YouTubeに投稿されています。
    驚いたことに、撮った映像はその日のうちに編集され、ご自身が選曲した音楽を挿入し、その日のうちにUPされています。
    決して体調が良くないなかでのその仕事ぶりには、プロとしての妥協を許さない姿勢と、次の日は死んでいるかもしれないという覚悟を秘めた生き方を感じざるを得ません。

    奈良には365の季節がある その1_2

    投稿された映像を観た方からは、「涙が出てきた」「心に響いた」と感動のメッセージが保山さんに届けられているそうです。
    保山さんの映像を観ていると、空や雲、雨、草に虫に鳥、生きとし生けるものすべてが繊細に描かれ、奈良の美しさを発するメッセージになっていると感じます。

    奈良には365の季節がある その1_3

    今も保山さんはガンと闘いながら、愛する奈良の映像を撮り続けています。
    この機会に、保山耕一さんのお話と奈良の美しすぎる心に染みる映像に触れてみてください。
    きっと、奈良をもっと好きになる。

    YouTube「奈良 時の雫」↓

    ぜひ、授業にお申込ください!
    お申込みはこちらから↓
    http://nhmu.jp/class/26496

    (かっぱ)

    祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!

    はい!みなさん、こんにちは!“よっしー”です!
    前回のフライヤー制作ブログからだいぶ日にちが経ち、続報もないままだったのですが・・・
    みなさん、奈良ひとまち大学が新しいフライヤーを作っているってこと、覚えていましたか!?

    今回ブログを書くにあたって、「前回、どんなこと書いたかなぁ」と見返してみたら!
    前回のタイトルに「其の壱」とか書いてある・・・。
    ヤベ、その後のことを書いてねーや・・・。
    みなさん、すみません!!
    「その壱」から一足飛びに「完成」となっちゃいましたが、仕事の早い奈良ひとまち大学だと思ってご容赦ください!

    ちなみに、過去のブログはこちら↓
    「新フライヤー制作始動!」
    http://nhmu.jp/blog/pr/10444
    「フライヤーができるまで 其の壱」
    http://nhmu.jp/blog/pr/10640

    さてさて、改めまして。
    奈良ひとまち大学の新フライヤーが完成しました!
    なんと、今回はあのRokuとコラボ!
    Roku×奈良ひとまち大学 とゆーことで、Rokuにおヒゲがついてます!w

    祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!_3

    中を見てみると・・・懐かしいあの授業の写真だったり、人気だったあの授業のことが書いてあったり、果ては某バーガー店主のエエ笑顔が写っていたりと、奈良ひとまち大学の楽しさがいっぱい詰まったフライヤーとなっています!!

    祝!奈良ひとまち大学新フライヤー完成!_2

    10月1日(土)の授業「『ROKU』、その世界的人気のヒミツ ~海外企業注目の鹿のキャラクター~」にて初配付した後、順次、奈良市内のお店などに置いてもらう予定です!
    お店で見かけたら、ぜひ手に取って見てみてくださいねー!
    「置いてあげるよ!」という心優しい店主のみなさん、ご連絡くださーい!

    (よっしー)

    ベルギービールの魅力に触れてみた

    近鉄奈良駅から東向北商店街を北へ・・・突き当りを右に曲がると、若草山が目の前に迫ってくるような景色を眺めることができます。
    奈良女子大学が間近にあり、文教色豊かな閑静な街並みの一角に、今回の授業「奈良で愉しむ、ベルギービール ~ワインの王子様とビールの王国へ!~」の教室「ワインの王子様」があります。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_1

    200年以上前は酒蔵であったその建物は、お酒を健やかに貯蔵する環境を維持したままモダンにリノベーションされ、趣のある店内となっています。
    (思わず匠の「あの音楽」が脳裏をよぎります・・・。)

    カランコロンとドアチャイムの音とともに店内に入ると、そこには世界各国のワイン、ベルギービールとそのビール会社のオリジナルグラスが所狭しと並んでおり、個性的でカラフルなパッケージは、それら自体が店内を装飾しているように、おしゃれな演出をしているように陳列されています。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_2

    若かりし頃(現在もお若いですが)日本の有名酒造メーカーに勤務していた株式会社シマヤ代表取締役の粂(くめ)宏明さんが、今日の先生です。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_10

    授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
    「奈良で愉しむ、ベルギービール講座」
    http://nhmu.jp/report/26652

    授業は、ベルギーという国の歴史から始まりました。
    ベルギーを知らずしてベルギービールは語れないというわけですな。

    ベルギーはヨーロッパのどのへんに位置するか、みなさんご承知のとおりだと思いますが・・・「知らない」と囁かれた方がいるかも知れないので、ここで位置の確認です。
    ベルギーはここにあります。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_3

    北緯50度(サハリンと同じ)に位置すると聞くとめちゃめちゃ寒そうですけど、実は日本との平均気温差は5℃なんですって!
    高温多湿な北大西洋海流の影響で、比較的温暖な気候といえるのですね。

    ベルギーの言語・文化・気質などはだいたい北部と南部に大きく分かれて特徴が見られるらしく、それは紀元後の歴史に遡るとのこと・・・と難しいので、歴史に関することは各自お勉強していただくとして。

    ベルギーの達人の粂さんは、日本からパリに飛んで、「パリ北駅」から「ブリュッセル南駅」まで特急列車に乗車してベルギー入りするそうです。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_4

    首都のブリュッセルの中心地にあるグランプラスという大広場は、世界で最も美しい広場として世界遺産にも登録されていますね。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_5

    そこで2年に1度開催されているフラワーカーペットがまた美しい。
    2016年のテーマは「日本の花鳥風月」。
    それというのも、今年はベルギーと日本が友好条約を結んで150周年という節目の年だったのです。
    余談ですが、「世界3大がっかり」のひとつ「小便小僧」があるのもこの町・ブリュッセルです(笑)。
    ベルギー未訪問の私が行った気になるほど、詳しくお話をいただきました。

    講義はいよいよ本題のベルギービールに・・・。
    ベルギービールは標準のアルコール度数が6~7%、高いもので11%と、比較的アルコール度数が高いのが特徴です。
    ワイン作りと類似しており、2次発酵・3次発酵してアルコール度数を上げているそうです。
    そして、人口約1,000万人のベルギーにあるビール醸造場は、なんと約200箇所!日本の醸造場とほぼ同じくらいだそうです。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_11

    分類としては10タイプに分かれ、約1,000もの銘柄のビールがあるそうです。
    分類の違いは酵母によるもので、多種多様な味わいをベルギービールは持っているのです。
    そのなかから粂さんは、ベルギーでもとりわけ手作りでビール作りをしている醸造場のビール4銘柄をおすすめくださいました。

    待ちに待ったテイスティングタイム!
    さっきまで真剣に話を聞いていたみなさんの顔が、「ついに来た~!待ってました」と言わんばかりの表情に。
    今回は分類の違う3つのビールを用意していただきました。

    ホワイトビール(白)
    パーテルリーヴェン・ヴィット
    「ビールが苦手な私でも飲めちゃうよ!!」

    ベルギービールの魅力に触れてみた_6

    アビィビール(黒)
    マレッツ・ブラウン
    「アルコール度数高いけど、おいしい」
    「色が濃いけど、飲み口はさわやか~」

    ベルギービールの魅力に触れてみた_7

    ランビックビール(赤)
    ベル・ビュークリーク
    「なに?!この優しい色・・・」
    「ん?なんだかビールでない味がする」
    「えっ!野生酵母?に自然発酵?」
    「チェリーが中に?」

    ベルギービールの魅力に触れてみた_8

    ベルギービールは少々高価ではありますが、一つひとつ手間暇をかけているので、そこは納得でした。
    手作りの優しい味と醸造者さんの気持ちのこもったビールをいろいろテイスティングしてみたい・・・。

    参加された学生さんからは、
    *知識がたくさんあって、面白く聞くことができました。次にベルギービールを飲むときに楽しめると思います。参加できてよかったです。
    *ビールの種類を初めて知りました。次からどんなビールなのかを意識しながら飲みたいです。
    など、たくさんの感想をいただきました。

    ベルギービールの魅力に触れてみた_9

    ちなみにこの授業、たくさんのお申込をいただきました。
    あまりにも多かったので、粂先生と相談して、特別に2回同じ授業をしていただきました。
    粂先生、ありがとうございました。

    ワインの王子様はワインもベルギービールもたっぷり楽しめるお店です。
    ぜひ、立ち寄ってくださいね。

    (まち子)