奈良ひとまち大学

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ひとまちブログ

THE!大和茶 その3

2016.08.09 | 授業info | by Staff

奈良市内から月ヶ瀬まで車で小1時間。
山の間を抜けて坂を上りきると、突然、目の前一面に茶畑が広がり、山の間を抜ける爽やかな風を感じることができます。
奈良のお茶「大和茶」は、そんな月ヶ瀬や田原など、自然豊かな山間部を中心に作られているんです。

THE!大和茶 その3_4

豊かな水と大地、そして厳しい寒暖差から、ゆっくり育つ大和茶。
その分、茶葉1枚1枚に味と香りが乗っているんです。
だから、口に含むと幸せの一杯が口いっぱい、体中に広がるんでしょうね。
空海が蒔いたお茶の種が1210年の時を経て、大和茶としていろいろな形になって繋がっている。
やっぱり奈良はスゴイなぁ~。

THE!大和茶 その3_1

8月27日(土)「東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 meets 大和茶 ~日本の茶伝来の地、奈良で茶を知る~」は、奈良だからこそ、そして奈良ならではのお茶の話、そして手揉み茶の体験。
楽しみは尽きません。
ぜひぜひお申込みくださいね。
お待ちしています!!

授業のお申込みは
http://nhmu.jp/class/26088

そうそう、今、「なら燈花会」が開催されていますね。
もう行きましたか?
なら燈花会の期間中はいろいろなイベントが行われていますが、奈良県文化会館では、「空中大和茶カフェ」が9日(火)から11日(木・祝)まで行われています。
今年でもう8年目。
今回の授業の先生・久保田清徳さんも参加されています。

THE!大和茶 その3_2

茶農家による煎茶の真髄を体験いただける空中大和茶カフェ、当日券が若干あるらしいですよ。
興味のある方は、↓をクリックしてくださいね。
「空中大和茶カフェ」
http://sencha.exblog.jp/24520339/

THE!大和茶 その3_3

(かっぱ)

豆腐職人の日常

2016.08.07 | 授業info | by Staff

8月27日(土)の授業「リヤカーで街を行く豆腐職人 ~きたまちで豆腐を作る、という仕事~」の先生、「きたまち豆腐」の藪田洋輔さんは、奈良で生まれ育ち、大学中退後は3年間渡米、帰国後10年近く民間企業で勤務した後、斑鳩町で豆腐づくりを学んだという経歴の持ち主。
きたまち豆腐は2016年5月で開店から丸3年を迎え、奈良きたまち地域の人々に親しまれています。

ところで藪田さんて、どんな人??
藪田さんとの出会いは、藪田さんが主宰されている「きたまち食と文化を考える会」で映画の上映会をしたいので公民館を借りられないかとのお問合せに来られたのが最初。
とうふドーナツが美味しいのでよく買いに行ってはいましたが、この映画会を通じてお話をするようになり、熱意のある方だなぁというのが第一印象でした。

豆腐職人の日常_1

実は藪田さん、とてもシャイな方で、奈良ひとまち大学でお話してくださいと依頼したら、「そんな、人前で話をするなんて、できませんよ~!!」と尻込み。
しつこく喰らいつき、「お客さまや私に話しかけるように、お話してくださったらええんですよ!」とお伝えしたら、「インタビュー形式でなら」ということで、承諾いただいたのでした。

承諾いただいたものの、薮田さんについてまだよくわからないことが多いし、どんな一日を過ごされているのか知りたい!!
ということで、朝イチから行ってきました!きたまち豆腐へ!!

豆腐職人の日常_2

お店の前には、今や きたまち豆腐のトレードマークになった「リヤカー」がお出迎え!

豆腐職人の日常_3

「朝早くからすみませ~ん!お邪魔しま~す!」
藪田さんのお母様に促され、作業場へ入れていただきました。
「どこ写真撮ってもらっても大丈夫ですよ!」と言われ・・・企業秘密はなさそう??

中は少し湯気が残っていて、大豆の香り。
豆腐づくりの作業はすでに終わっていて、もう豆腐の塊を切り分ける段階です。

豆腐職人の日常_4

特に印もついていないのに、包丁できっちり同じ大きさに切り分けられて、器に入れられていきます。
とても丁寧な仕事です。

豆腐職人の日常_9

次は油揚げづくりへ。
薄く平べったい豆腐を素揚げしていくのですが、温度が重要とのこと!
115℃の低温から180℃の高温へと移し替えて二度揚げしていくのです。
そして美味しそうなきつね色に!

豆腐職人の日常_5

豆腐職人・藪田さんの日常は朝6時から始まるそうです。
午前中はずっと豆腐づくりに費やし、遅い昼食をとり、午後は15時頃から行商へ。
月曜・木曜・土曜はおなじみのリヤカーで近鉄奈良駅方面からならまち界隈へ。
火曜日はトラックで般若寺から青山方面へ、金曜日は登美ヶ丘・西大寺方面へ向かいます。
リヤカーでならまちを行商されている藪田さんを見かけたら、声を掛けてみてくださいね(^.^)

豆腐職人の日常_6

別日・・・
Facebookで八坂神社(祇園社)での夏祭りに出店されるということを知り、これにも行ってまいりました!

豆腐職人の日常_7

なんと!びっくり!
豆腐職人のはずが、スーパーボールすくいおじさんになってる!!
子どもたちに囲まれて・・・「祭」のハチマキがなんともお似合いっ!!
「子どもたちが遊べる屋台がなかったからね!」と笑顔でひとこと。
一緒に販売しているとうふドーナツやおぼろ豆腐は、すぐ売り切れてしまいました。
地域の祭りにも積極的に参加される藪田さんだからこそ、ここ奈良きたまち地域で愛されるのですね。
実感いたしました。

豆腐職人の日常_8

8月27日(土)の授業「リヤカーで街を行く豆腐職人 ~きたまちで豆腐を作る、という仕事~」では、藪田さん自身のこと・・・なぜサラリーマンを辞めて豆腐職人になったのか?これまでの道のりや修業のことなどをお話してもらいたいなと思っています。

また、きたまち豆腐のこと、豆腐の魅力やこだわりについて、豆腐を通して知ることのできる奈良の魅力についても伺っていきます!
現在、「きたまち食と文化を考える会」の活動も活発で、この9月にもクジラを巡る世界的な論争を描いた映画「ビハインド・ザ・コーヴ」の上映会があります。
このことについても授業の中で聞いてみたいと思います。
シャイな藪田さんの緊張をほぐすためにも、参加されるみなさんには、少しお菓子を食べながらリラックスしてもらいますよ!

個人的には、最後に「広島カープ」のことについて語っていただきたいなと思ってます。
藪田さん、カープのことなら饒舌になりそう???!(^^)!

お申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/26091

(さとちん)

THE!大和茶 その2

2016.08.06 | 授業info | by Staff

8月27日(土)の授業「東アジア文化都市2016奈良市×奈良ひとまち大学 meets 大和茶 ~日本の茶伝来の地、奈良で茶を知る~」に参加して、大和茶で手揉み茶を作ろう!

みなさんは、茶葉からお茶を作ったことがありますか?
お茶って、どのように作るのでしょうか・・・。

THE!大和茶 その2_2

ん?そもそも、手揉み茶ってなんだ?
簡単に言うと、機械を使わずに作るお茶のことなんですって。

お茶を作る工程で大事なことは、茶葉を「蒸す」「揉む」「乾かす」の3点だそうです。
なかでも「揉む」ところがとても大切であり大変なんですって。
美味しいお茶のために必要な作業の大半は、茶葉を揉むこと。

THE!大和茶 その2_3

茶葉を両手ですり合わせて揉んで、ばらばらと台に落として、集めては撫でて・・・の繰り返し。
その姿は、何をしているのかがわからないと、砂場で戯れる子どものように「茶葉で遊んでいる大人」に見えてしまうかもしれませんが、この作業がお茶の美味しさを引き出すのにとても大切な作業なんです。
その時間のかかることといったら・・・。
この時間があるからこそ、お茶を口に含んだ時に美味しさでほっこりとし、そして笑顔になっていくのでしょうね。

THE!大和茶 その2_5

揉んだ後は、最後に乾かすことで、茶葉の美味しいところがきゅっと包まれて、スタンバイOK!
美味しい大和茶で作った、美味しい手揉み茶のできあがり!

THE!大和茶 その2_4

ひとまちブログ「THE!大和茶 その1」にも書きましたが、大和高原で摘まれた茶葉は、厳しい寒暖差のもとで、ゆっくりと時間をかけて育ったものばかり。
そんな美味しい茶葉から自分で手揉み茶を作ることができる幸せ、みんなで感じませんか?
ぜひぜひお申込みくださいね。
お待ちしています!!

授業のお申込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/26088

次は、授業のこと?月ヶ瀬のお茶のこと?何を書こうかな・・・。
to be continued !

(かっぱ)