東洋民俗博物館へ行ってみませんか?!
2019.05.11 | 授業info | by Staff
みなさん、東洋民俗博物館をご存じ?
近鉄菖蒲池駅の北、歩いて5分のところにある私設博物館です。
この博物館がオープンしたのは1928年(昭和3年)。
当時営業していた「あやめ池遊園地」の一角に作られました。
建物はルネッサンス風で、昭和初期の建物として非常に貴重なものです。
初代館長の九十九豊勝(つくもとよかつ)は、自身を黄人(おうじん)と呼び、民俗学・・・なかでも性の研究と蒐集に興味をもち、おもしろいと思ったものは何でも蒐集しました。
館内には様々な蒐集品が並んでいます。
他では見られないコレクション品を見ることができます。
しかも蒐集された品は学術的にも貴重なもので、博物館や研究機関などに貸し出されているそうです。
九十九黄人や東洋民俗博物館は、たびたびテレビでも取り上げられています。
菖蒲池という近くにこんな秘境的スポットがあるって、意外じゃないですか!?
5月26日(日)の授業「発禁本が学問の資料になった!? ~東洋民俗博物館、ふたたび!!~」はリバイバル授業ですが、前回の授業よりもパワーアップしています!!
まず、ひとつは・・・貴重な映像をご覧いただきます!!
その映像とは?!
昭和初期のフィルムであの関東大震災の映像!
個人所蔵のフィルムとしては超貴重で、2018年1月から3月には東京国立近代美術館フィルムセンターで上映されました!
もうひとつの見どころは、「青い目の人形」!
童謡「青い眼の人形」のもととなった人形で、昭和初期、アメリカから親善の証として約13,000体の人形が日本へ贈られました。
しかし戦争を挟み、多くの人形が失われ、現在は全国で300体程しか現存していません。
その1体が東洋民俗博物館に展示されているんです!
東洋民俗博物館の情報はあまりにも膨大すぎて、このブログでは伝えきれません!
ぜひ過去の「ひとまちブログ」をご覧ください!
「Did you know the 東洋民俗博物館?」
https://nhmu.jp/blog/info/6348
「Did you know the お札博士?」
https://nhmu.jp/blog/info/6440
きっと、見たことのないいろんな蒐集物を通して知らない世界を見ることができますよ!!
お申込みはこちら!
http://nhmu.jp/class/32047
あの方もこう申しております。
「無限の宇宙を有限の人間が知ろうとしている」
~九十九黄人~
(ask)