花鳥風月を刻む薬剤師 ~幻想的切り絵世界への誘い~
2015.12.04 | 授業info | by Staff
「切り絵」
たった1枚の紙から生まれいづる白と黒の世界。
こんな薄い紙から驚くような世界が広がる。
非常に繊細であり、一目見ただけで心を奪われてしまう。
そんな美しい切り絵を作る作家さんが、この奈良市に住んでいます。
その方の名は、石賀 直之(いしが なおゆき)さん。
プロフィールはこちら↓
http://nhmu.jp/people/24380
既にテレビなどのメディアに出演されているので、知っている方も大勢おられると思います。
2015年10月には、フランスパリにてルーブル美術館アートフェアに参加。
同年11月にはイタリアにてExhibition in Lugano Fund Forumに参加されるなど、既に世界的に活動されています!
石賀さんは普段は町の「薬剤師」としてお仕事されています。
(薬局で見かけたことのある方がいるかも!?)
ですので、作品制作は仕事以外の時間でされています。
しかもデザインは全てオリジナル!
主に花鳥風月をモチーフにした作品は、全て石賀さんの手で切っているんです!!
先日、大阪心斎橋で初の個展を開催された石賀さん。
“ask”は、ぜひともこの目で作品の実物を見たくて行ってまいりやした!
石賀さんの作品を少しご紹介。
※注※
作品が額入りのため、上手く写真撮影できませんでした。
また、ブログのデータ容量の都合上、鮮明な写真を挙げられないので見にくいかもしれません。
すいませんです。
・・・ということで雰囲気だけお伝えしますね。
「菊花開く」
菊の花弁の重なり
子どもの頃に気になりよく見ていた自然は
不思議でそれでいて美しいものを
いつも見せてくれる。
もっと見たぁ~い!という方は、石賀さんのホームページ内の「ギャラリー」をぜひご覧ください。
切り絵日和<石賀直之オフィシャルウェブサイト>
http://www.naoyuki-ishiga.com/
拡大したものがこちら。
こ、細か過ぎる。
こんなに細かく紙を切ることができるんだ(驚愕)!!!!!
平面なものだけでなく、立体的なものもあります。
下書き段階の作品も展示されていました。
デザインの段階で既に凄いの一言。
ホントこれをどうやって切っているのでしょう?
今回の授業では、石賀さんご自身のお話をた~っぷりと伺います。
そして学生のみなさんには、簡単な切り絵体験をしていただきますよ!
このような美しい作品を直に見るだけでなく!!!
そんな美しい切り絵の世界に足を踏み込むことができる!!!!
こんな機会なかなかありませんよ!
まずは授業に申込をしていただかなくては始まりません。
授業のお申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/24345
今回は花鳥風月ということで、私の好きな歌詞で締めさせていただきます。
「花よ 咲き誇り土へと戻り
鳥よ 羽ばたく命ははかなく
風よ 吹き抜けるどこまでもゆける
月よ 月照らす心奥深く根差す
永久に空に消えるまで 月の光を・・・」
ケツメイシ 花鳥風月より
(ask)