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ひとまちブログ

音楽の力が世界を変える!?

2023.07.23 | 授業 | by Staff

私が勤務している公民館で活動している音楽のグループの会員のご子息が、本日の授業「世界の子どもに届ける音楽 ~僕とワールドシップオーケストラのこと~」の先生の農澤明大(のざわあきお)さんということで、お父さんに似ているのかなーなんてワクワクしながら教室へ向かいました。

教室内でスタンバイしてくださっている1人の男性。
今回の授業の担当者“たかねぇ”に紹介され、先生にご挨拶。
「お顔は・・・あまり似ていない・・・かなぁ」なんて心の中でつぶやきながら、暑いなかお越しくださる学生のみなさんをお待ちしていました。

音楽の力が世界を変える

授業が始まると、先生から自己紹介・・・の前に、学生のみなさんへ先生から質問が。
「なぜ今日参加しようと思ってくれたのか、手を挙げて教えてください。」
「ワールドシップオーケストラの活動に興味があって参加してくださった方ー?」
・・・(パラパラと手が挙がる)
「音楽が好きな方ー?」
「はーい」(全員が挙手)
なるほど、みなさんは音楽が好きなんだ!と納得。
先生も「なるほど!」と納得されているようでした。

音楽の力が世界を変える

授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「7月23日(日)の授業に参加して」
https://nhmu.jp/report/40177

先生とバイオリンとの出会いは、幼稚園のころ。
幼稚園にバイオリンを弾きに来る人を見て「ぼくも弾きたい!」と思ったのが始まりだそうです。
今日も先生のバイオリンの演奏を聴かせていただけると楽しみにして来ました。

音楽の力が世界を変える

先生の自己紹介のなかで、ご両親に触れる一幕がありました。
ご両親は忙しい方で、特にお父さんとはあまり会話もしてこなかったが、ふと気づくと同じ音楽の道を歩んでいる、と。
意識していなくても、親の背中を見て子は育つものなのですかね~。
なんだか素敵です。

さて、本題である先生の活動「ワールドシップオーケストラ」についての話では、先生の想いや活動のめざすものなどを聞かせていただきました。
活動のきっかけは、音楽大学3回生のときに起こった、東日本大震災。
これが人生を変えた大きな出来事だったそう。
音楽で自分に何かできることはないかと考え、同級生のシンガーソングライターの氷置さんとともにJR奈良駅前で路上チャリティーライブを行うなかで、「社会と芸術をどうつなげるか」というアートマネジメントや途上国の教育普及について考えるようになったそうです。

音楽の力が世界を変える

ワールドシップオーケストラは、参加者(音楽家)が費用を負担して、海外に演奏を届けに行くという活動で、オーディションを行って参加者を決定するほどの人気ぶり。
活動を通して得るものが大きいということなのだと思います。
純粋に音楽を楽しむ人たちが集まり、演奏を届けることで、ご自身も音楽に救われているのかもしれないなと感じました。
このワールドシップオーケストラの活動については、みなさんからたくさんの質問があり、あっという間に授業の終了時刻となりました。

最後に先生から、「環境のせいとか、『○○のせい』とできないことを並べていても、何も変わらない!道を切り拓くのは自分自身だ」という強いメッセ―ジをいただきました。
これからも素敵な音楽を世界中に届けてほしいなと思います。

(ピョニー)

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