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アートのある空間

2023.05.27 | 授業info | by Staff

「アーティスト・イン・レジデンス」・・・あなたは聞いたことがありますか?
恥ずかしながら、私は6月24日(土)の授業「アーティスト・イン・レジデンスってなに? ~『スペースデパートメント』の取り組み~」を担当するまで存じ上げませんでした。

短く言うと、「滞在型創作活動」。
長めに言うと、「アーティストが異なる文化や歴史のある場所で一定期間滞在し、そこでの暮らしや現地の人との交流等をとおしてインスピレーションを得、新たな創作活動の糧にすること、またその支援制度のこと」。
古くは、17世紀にフランスの王立アカデミーが自国の芸術家を自己研鑽のためにローマに留学させたことにさかのぼると言われています。
国内でも、文化庁に「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」という、国内外の芸術家を支援する制度があるとのこと・・・。

難しくなってきましたので、ここで一句。
「奈良にもね そんなところが あるんだよ」

今回の授業の教室は、奈良市では初となるアーティスト・イン・レジデンス専門施設、「スペースデパートメント」。

アートのある空間

先生は、建築家でありアーティストでもある、Eugene Soler(ユージン ソレール)さん。
ソレールさんは、オーストラリア出身。
大学で建築を学んだ後、隈研吾氏の設計事務所等で経験を積み、イギリスで働いた経験もお持ちです。

アートのある空間

世界各地で作品を創作されているソレールさん。
2018年には「ならまち遊歩」にも出品されていたんですよ。

アートのある空間

そんなソレールさんが、なぜ奈良にアーティスト・イン・レジデンスの専門施設を作ったのか・・・。
そもそも、なぜアーティスト・イン・レジデンスを始めたのか・・・。
それを直接聞けちゃうのが今回の授業です!
もちろん、ソレールさんのお仕事や作品についてのお話もたっぷり伺います。

アートのある空間

教室があるのは、唐招提寺や薬師寺から徒歩圏内の住宅地の中です。

アートのある空間

アートを身近に感じてほしいとの思いから、ワークショップやイベント、展示会なども開催されています。
入口から見えるお部屋の雰囲気はこんな感じ。

アートのある空間

生活空間にアートが馴染んでいます。
こんなおしゃれな部屋に住みたいですねぇ。

アートのある空間

こちらは2階の一角。
こんな風に作品が飾られるアートスペースにもなっています。

アートのある空間

授業では、他にも土間など、スペースデパートメントの中をじっくり見て回りますよ。

アートに興味のある方はもちろん、国内外でご活躍中のソレールさんのお話を聞いてみたい方、古民家を改装してできた素敵空間を見に行きたい!という方もオッケーです!!
「奈良にこんな所があるなんて・・・!」という感動を体感してほしいです。

当日は、コーヒーなどの飲み物をいただきながらゆったりお過ごしいただきます。
日常とアートが息づく空間へぜひお越しください。
お申込みお待ちしています。
申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/39446

アートのある空間

(もりぞー)

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