2月26日(土)の授業「今、注目の宿泊スタイルって? ~最新ゲストハウスで学ぶ~」の教室は、築80年の古民家を改装した「遊山ゲストハウス」!!
先日の打合せの際に気になったモノをご紹介します。
ロビー(お客さんたちが交流できる部屋)にある真空管アンプ

実はこれ・・・オーナーのお父様が趣味で作っているアンプなんです!!
オーディオとかには詳しくないですが、かなりカッコいい!!
ちなみに写真の右側に写ってるスピーカー・・・これも手作りなんです!!
オーナーさん曰く、音はクラシックとかに最適♪♪とのこと。
夕方とか、まったり・ゆっくりしている時に温かみのある音が流れてきたら
最高だろうな~と、1人妄想してしまいました・・・。
この他にもオーナーさんのこだわった所がいろいろあるので、そちらも
必見です。
授業申込はコチラ⇒ http://nhmu.jp/class/2821
(GA-3★)
阿修羅像を運んだ男として脚光をあびた美術品輸送のエキスパート
海老名和明さんの授業が、いよいよ2月26日の授業に登場です。
かっぱは、美術館や博物館でガラス越しに絵画や仏像を観て、感動したり心が震えたりしたことがありましたが、その裏では、海老名さんをはじめ多くの方が、様々な工夫や実験といった試行錯誤を繰り返しながら、最善の方法を見つけ、安全にかつ丁寧に輸送し、それを最終的には元のところに返すという一連の流れがあったのです。
どうやって運んだのだろうと疑問に思いながらも、あまり知ることができな
かった仏像・美術品輸送について、テレビ番組を視聴して「すごい!こんな
世界があったのか!!」と感じたのは、かっぱだけではないと思います。
そのとき、かっぱは決めたのでした。海老名さんを授業にお招きしたいと・・・。
多くの美術品輸送を手がけてきた海老名さんは、打合せのなかで「自分
一人の力でできたものではない、チーム、みんなが力を合わせることで、
このような大きな仕事をやり遂げることができたんだ」とお話くださいました。
また、昔は先輩の背中を見て仕事を覚えたけれども、今は違う。100は
教えないけれども、教え育てることの必要性もお話くださいました。
この授業では、若い世代の方を中心に、海老名さんの仕事に対する姿勢や美術品輸送に携わってきたその思いなどのお話を伺い、働くことややり遂げたときの達成感についても一緒に感じてみたいと思っています。
もちろん、仏像の魅力や美術品輸送の舞台裏の映像なども交えながら、
お話をしていただきます。
ぜひお申込みください!
<かっぱのおすすめ>
帰り道、ちょっと足を延ばせば興福寺に東大寺・・・。今一度、仏像を観て
みませんか?今までと違う景色に映るかも知れません。
海老名さんの授業
「私が阿修羅を運んだ男です! ~美術品輸送のエキスパートに迫る~」
申込はコチラ⇒ http://nhmu.jp/class/2814
(かっぱ)
今回、「奈良ひとまち大学」に初めてスタッフとして参加させていただきました。
今日の授業は「そのままで映画的なまち、奈良~新進映画監督が見る風景と人~」、場所は「古書喫茶ちちろ」さん。

玄関を入って、とても懐かしい感覚と匂いに、一度に気持ちが和みました。
さらにご主人の うだしげきさんが、人懐っこい笑顔で迎えてくださいました。
今回、先生を務めてくださったのが、奈良県出身の映画監督 戸田彬弘さん。
なんといってもイケメン監督ですので、私の頭の上はハートマークが飛んでおりました。
「役得だなぁ~」(*^.^*)
20人の学生のみなさんは一人も欠席されることなく、書架に囲まれこたつを連ねた教室は満杯でしたが、その分お隣同士の距離が近く、授業開始までの時間は和気あいあい、さらにみなさんの体温で暖かくなっておりました。
担当スタッフが授業を進めていくと、途中、コーヒーのミル音が声を消してしまい、中断。これもご愛嬌ですね。

コーヒーの香りが漂うなか、みなさんの自己紹介、戸田さんの映画についての話。
そして、「どうしてこの授業に参加したの?」という戸田さんからの質問に、こたつ単位でグループ討議し、また戸田さんからはその思いを受けてお話くださり、みなさん真剣な表情でお話に聞き入っておられました。
戸田さんが、奈良の魅力について、今の若者に感じることや伝えたいこと、映画を撮り続ける難しさ、表現することの大切さを熱く語られ、またみなさんが感じていることを共有する時間となりました。

学生のみなさんは奈良出身の方・県外出身の方など様々ですが、共通して言えることは、みなさん奈良が大好きで、いいところも悪いところも、「こんな風になればいいのに」とか「変わってほしくない」とか、それぞれ奈良に対して大切な思いをもっていらっしゃるということです。
これについては、奈良出身の私もえらく感動いたしました。
授業終了後も話は尽きない感じで、メールアドレスの交換をされている人がいたり、以前からお知り合いのようなお話し振りをされている方に声をかけたら、「小学校の同級生なんです。初めは分からなかったんだけど、小学校以来で再会しました」と二人楽しそうに出ていかれました。こんなこともあるのね。
今回、このような懐かしさを感じる場所で奈良を・人を見つめなおす、良い機会だったと思います。
みなさんとこのような時間を共有する機会をいただけて、私自身も感謝です。
(さとちん)