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ひとまち大学のスタッフが、授業準備の奮闘っぷりや奈良のアレコレをお届けします。
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  • 久しぶりの感動

    好天に恵まれ、奈良の冬の風物詩「若草山焼き」で若草山が炎に包まれた翌日。
    今回の授業「旬の味覚、奈良のジビエを堪能 ~里山からの食材をイタリアンに~」のために、雪がちらつくお昼前、富雄川沿いの美しい洋館に連れて来てもらいました。

    久しぶりの感動_2

    思い起こせば12月のある日、スタッフ“ask”から久しぶりの電話が。
    ask「1月の授業なんですが、ご都合どうですか?」
    HANA「いいよぉ~。で、どこのお寺?それともお茶~?」
    ask「いえいえ・・・ジビエの授業なんです。ジビエって知ってますか?」
    HANA「知ってる知ってる・・・。そしたら都祁方面?」
    というのも、私“HANA”が従事する奈良ひとまち大学の授業は、前々からお寺や神社、伝統文化系、そしてお茶など大和高原系がやたらと多いのです。
    だから「ジビエ」と聞いたらイノシシ→シカ→山と反応。
    ask「教室は、富雄川沿いにあるレストランなんですけど・・・」
    あかん、あかん!基本、西大寺から西には車を走らせることができない。
    ましてや、行ったことがないところには絶対に行かない主義。
    そこで、恐る恐る・・・
    HANA「誰か乗せてってくれる?」
    ask「いいですよ!担当の“よっしー”に頼んでおきます!」
    HANA「やった!」

    ということで“HANA”は、美しい洋館の「トラットリア ラ クロチェッタ」の入口に緑ののぼり旗を立てながら、しみじみと久しぶりに従事できる喜びを感じていたのであります。

    久しぶりの感動_6

    ちょっと大袈裟かも知れませんが・・・(笑)。
    奈良ひとまち大学の授業は、日頃公民館の業務に携わっている職員にとっても、先生や学生のみなさんとの出会いに、わくわくドキドキ・・・。
    本当にとても楽しみなんですよ!

    さて、授業スタート!

    久しぶりの感動_4

    授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
    「ジビエのイメチェン成功!」
    http://nhmu.jp/report/29651
    「☆シェフの思いが詰まったジビエ料理を堪能☆」
    http://nhmu.jp/report/29681

    料理人でもありハンターでもある西岡正人先生のお話に、“HANA”も学生のみなさんと一緒に聞き入っているなか、スタッフ“なさ”は子ネズミのごとくスマホで写真を撮り、Twitterにどんどん投稿していきます。

    久しぶりの感動_3

    それにしても、先生の食材にかける熱い思いは、半端じゃない!
    「一期一会の食材」
    これほど食材に真摯に向き合っておられる料理人は、なかなかいないんじゃないかと感動。
    農作物を荒らす有害動物の増加は、高齢化や生活スタイルの変化から起きている「里山の荒れ」が引き起こしている、という奈良市東部地区における社会問題についても、わかりやすく説明していただき、まさに東部地区に暮らす“HANA”にとっては、広くみなさん知っていただけて嬉しかったです。
    学生のみなさんの自己紹介タイムでは、山の有効活用や農作物の被害のこと、以前食べたことのあるジビエの話など、みなさんのジビエに対する関心の高さを感じました。
    ひとつひとつ感動の連続をしている間も、せっせとスマホ片手につぶやいていく我らがスタッフ“なさ”の動きにも感動。

    「ハンターになったことで、今まで以上に命に向き合い、だからこそ全てを使い切り、みなさんに美味しくいただいて、感動を与えたい。」
    「ジビエだけではなく、牛・豚・魚・・・食材には、必ず誰かの手がかかっているんです。」
    と熱く語っていただいた後のお食事タイムは格別だったようで、あちこちで感嘆の声が聞こえていました。

    久しぶりの感動_5

    「命をいただく」ということはこういうことなんだと、改めて深く感じさせられた今回の授業。
    学生のみなさんと一緒に、たくさんのことを学ばせていただきました。

    (HANA)

    香りにひかれて

    雪もちらほら舞う寒いなか、今回の授業「月ヶ瀬の未来を担う若き茶師 ~日本全国にお茶の魅力を発信!~」の教室としてお世話になるのは、南市町の町家貸スペースぼたん。

    香りにひかれて_1

    のぼり旗も突風で吹き飛ばされるなか、学生のみなさんは欠けず迷わず遅れず全員集合です。
    でも、ここは町家。
    隙間風がびゅーびゅー。
    ぼたんのオーナーさんが、ご厚意でおひとりずつに携帯用カイロをご用意くださいました。
    受付でお渡しすると、みなさんにっこりです。

    香りにひかれて_2

    毎日いただいているはずなのに、知っているようで意外と知らないお茶の世界。
    お茶を入れてくださる先生の手元から湧き上がるお茶の香りを比べ、味わいを比べながら、質問も活発に出ていましたよ。
    お腹も心もほっこりして、みなさん帰って行かれました。
    1月27日ということもあって、若草山の山焼きに行かれた方もあったようでした。

    香りにひかれて_3

    (つしねこ)

    THE 奈良晒

    3月3日(土)の授業「手紡ぎ手織りの麻織物、奈良晒 ~古き良き手仕事の魅力を発信~」の教室、「麻布 おかい」。
    その「麻布 おかい」の軒先に筆のようなものがぶら下がっているのを見たことがありますか?
    見たことある!という方がたくさんいると思います。
    あれ、なんだと思います?
    (1)巨大な書道筆
    (2)軒先に吊るす奈良の伝統的なお守り
    (3)鈴の緒

    THE 奈良晒_1

    答えは、(3)鈴の緒(すずのお)です。
    「鈴の緒」と聞いてもピンとこないかもしれません。
    “かっぱ”も初めて見たときは何だこれ?って感じでしたから・・・。
    神社やお寺にお参りした時、賽銭を入れて、そこに垂れ下がっている鈴のついた布綱を鳴らして、願い事が叶うように祈りますよね。
    この鈴を鳴らす布綱のことを鈴の緒と言うんです。

    そして、この白い茎は麻の茎なんです。

    THE 奈良晒_2

    この麻をお湯に浸けて周りにある皮(繊維の部分)を剥いたものが、奥にあるひも状のもの。

    THE 奈良晒_3

    ここからいくつもの過程を経て、手紡ぎの麻糸となり、織り機で織られ、ハンカチや鞄、ふきんや作務衣になっていくのです。
    紐状態だと、ここからまさか鞄や作務衣になるなんて思いもできませんね。
    麻がどのように製品になっていくのかは、授業で話を聞きましょう。

    THE 奈良晒_4

    さて、今回の授業の先生は、岡井麻布商店6代目の岡井大祐さん。
    店長として大忙しの毎日ですが、どんなに忙しくても機を織ることを日課としているとか。
    そんな岡井さんは、子どもの頃から麻に触れ、その頃から麻が生活の一部になっていたそうです。

    THE 奈良晒_6

    そして、家業を継ぎ、6代目として奮闘中。
    苦労も楽しいことも多いはず。
    授業では、そんなところも聞きながら、6代目が語る麻布の世界の魅力を感じたいと思います。

    「麻布 おかい」から生み出される数々の麻製品の中でも、岡井さんのブランド「Mafu a Mano」は、伝統工芸でありながら、色やデザインなど新しいものを取り入れることで、日々進化しています。
    また、作り手が思いを込め、手紡ぎの麻糸を手仕事で1本1本丁寧に織り、それが使い手に伝わり、使い込むにつれて愛着を感じられるようなモノになっています。

    THE 奈良晒_5

    ここで、特報!
    コーヒー好きの岡井さんが、最近、麻からコーヒーフィルターを作りました。
    麻のコーヒーフィルターだと、麻が雑味を吸収してくれるので、とてもまろやかな美味しいコーヒーになるんでって。
    授業中、岡井さん自らコーヒーを入れて、みんなで楽しみましょうとのことです。
    これは飲まずにいられない!

    授業のお申込はコチラ↓
    http://nhmu.jp/class/29521

    (かっぱ)