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ひとまち大学のスタッフが、授業準備の奮闘っぷりや奈良のアレコレをお届けします。
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  • 蝶は羽ばたき 森を舞う

    「子どもの時に虫取りをしたことがある」という人は多いかもしれませんが、「大人になってからはなかなかない」という人がほとんどではないでしょうか。
    そんな大人たちに、蝶とふれあう機会がやってきました!
    今回の授業、「2千キロを旅する蝶を育て、空へ! ~人と自然の関係性について考える~」です。

    蝶は羽ばたき森を舞う_1

    先生は、「株式会社空から蝶」代表取締役社長び道端慶太郎さん。
    2012年にも奈良ひとまち大学の授業「豊かな森を育てる、私たちのカフェ ~夢をひとつにする、ということ~」で先生をしてくださっています。
    その時の教室も、「いつか森になるカフェ」。

    蝶は羽ばたき森を舞う_2

    道端さんは、お店の近隣にある奈良市立平城西公民館で年に数回、子どもたちを対象に蝶についての講座を担当しています。
    過去には高校で生物を教えていた経験もあるとのこと。
    本日の授業では、道端さんの今までの活動についての話を聞いた後、放蝶体験を行います。

    蝶は羽ばたき森を舞う_3

    授業の内容は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
    「共生にむけ」
    http://nhmu.jp/report/31006

    環境コンサルタントとして働いている時、昆虫調査チームの一員として働いていた道端さん。
    「美しい蝶たちのことをもっと広めたい!」との思いがあったそうです。
    蝶のことを説明するなか、鮮やかな幼虫の写真を見て一言。
    「イタリアの服の生地みたいにおしゃれでしょ?」
    言われてみれば確かに!
    「何とかコレクション」でモデルさんが着ていそうですね!
    成虫になりかけの蝶の蛹(さなぎ)が入ったケースも回覧。
    蛹が透き通って、羽の模様が見えているんですよ。

    蝶は羽ばたき森を舞う_4

    カフェのお茶もいただき、お話が進むなかで道端さんが三角形のケースからおもむろに取り出したのは、
    なんと生きている蝶!
    名刺のように出て来たことに一同仰天でした。
    薄紙に包まれていたアサギマダラが、部屋の中を飛んでいきます。

    蝶は羽ばたき森を舞う_9

    今回の授業のために、蝶を大事に大事に育ててきてくださったとのこと。
    寒くなってきたこの季節、授業の開催時期に合わせて成虫を何羽も揃えるというのは至難の業。
    美しく飛んでいる蝶の姿は、丹精込めたお世話があればこそなのです。
    本当にありがとうございます…!!

    蝶は羽ばたき森を舞う_5

    部屋の外に出す前に、羽に印をつけることに。
    調査では、油性ペンで日付やイニシャルを書くのだそうです。
    それにならって、日付と「奈良ひとまち大学」と書くことに。
    学生さんたちも緊張気味に蝶に印を書いていきます。
    2,000km先で見つけてくれる人がいるかもしれませんね!

    蝶は羽ばたき森を舞う_8

    その後、4羽の蝶を空に放つことに。
    店先の花の上に、蝶をそっと落ち着かせます。
    1羽がさっと飛んでいきました!
    道端さんが言われていたように、グライダーのように羽を動かさずに、すーっと空を飛ぶ姿が見られました。

    蝶は羽ばたき森を舞う_11

    学生さんからは、「子どもの時によく虫を見ていたけど、久しぶりに綺麗な蝶を見れて良かったです」「庭に来る蝶を大事にしようと思いました」などの声を聞くことができました。
    道端さん曰く、日本は「いつか森になる」国。
    そんな国の片隅で、自然に対する思いが深めることができました。

    (もりぞー)

    足を運ぶコトの大切さ!

    表門をくぐると、静かでなんとも言えないこの空間・雰囲気がたまりません!
    青い空にうっすらと色づいた木々、そして両サイドに並ぶ築地塀!
    ワタクシにとって一番奈良を感じられるお寺かもしれません。
    海龍王寺!ココが本日の教室。

    足を運ぶコトの大切さ_1

    11月25日の授業「海龍王寺・玄昉のちょっといい話 ~ディープな平城京タイムトリップ~」に、スタッフとして従事しました。
    今回の授業、海龍王寺と平城宮跡の2ヶ所も勉強できる(巡れる)授業なんで、とてもラッキー!
    しかも、先生はというと、「イケ住」こと海龍王寺の石川重元住職。

    足を運ぶコトの大切さ_10

    とっても協力的で、とっても熱心な方。
    奈良ひとまち大学でもいろんな授業にご出演・ご協力いただき、いろんなお話をしていただきました。
    2010年12月26日の授業「その昔、宗教は家庭の常備薬だった!? ~海のない奈良にある、海のお寺で考える~
    足を運ぶコトの大切さ_2

    2013年3月9日の特別授業「ぼくらの奈良の遊びかた ~仏像や仏教はこんなにおもしろい!~
    足を運ぶコトの大切さ_3

    2017年4月23日の授業「奈良好きイラストレーターが僧侶に聞く ~田中ひろみ×奈良のお坊さんトーク~
    足を運ぶコトの大切さ_4

    などなど、その他にもまだまだイッパイ!
    (奈良ひとまち大学のWebサイトを見てネ。)

    そして、ワタクシ個人的にも、以前の職場でかな~~~りお世話になった方。
    「佐保路の三観音」や「ボランティアガイドツアー」など、奈良観光の盛り上げのために相談に乗っていただいたり、助言いただいたり。
    ホントにありがとうございました。

    今回の授業は、玄昉さんについてのお話と平城京・大極殿までの散策。
    しかも石川住職の案内つきです。
    授業が始まるまでの待ち時間、この日は秋晴れだったので、境内ではミニ撮影会が!?
    真っ青な空と紅葉、そして本堂!最高ですね。

    足を運ぶコトの大切さ_5

    さて、そもそもみなさん玄昉ってご存じでしたか?
    正直言ってワタクシはピンときませんでした。
    ですので、恥ずかしながらワタクシも学生気分で石川先生のお話をじっくりと聞いてしまってました。
    授業では、ガイドブック「玄昉さんのスゴイところ」などを見ながら、石川住職が熱く詳しくお話をしてくださいました。

    足を運ぶコトの大切さ_6

    わかったことと言えば
    *大仏の造立を進めた とか
    *国分寺・国分尼寺の建立を進めた などなど、
    実は仏教の発展にとって重要な人(僧侶)だったことを学びました。

    で、で、玄昉さんのことがよくわかった後は、そう、玄昉さんが海龍王寺から、よく通っていた平城京・大極殿へと散策です。
    もちろんワタクシも旗持ちとして同行しております。

    足を運ぶコトの大切さ_7

    道中では、要所要所で立ち止まりながら、石川先生から「平城京と海龍王寺の位置関係」や「どうして隅寺として建立されたのか」などのお話をしてもらいました。
    平城京までのルートは、普段あまり通らない道。

    足を運ぶコトの大切さ_8

    そこから見る大極殿はまた少し違った感じがしますね。
    玄昉さんもこんな感じでたまには大極殿を見ていたのかなぁ・・・って少し思っちゃいました。
    Web上で調べることは簡単ですが、やっぱり実際に足を運んで、見て、聞くことって、知らなかったコトや新たな発見がイッパイできますね。

    足を運ぶコトの大切さ_9

    授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
    「海龍王寺・玄昉のちょっといい話」に参加して
    http://nhmu.jp/report/31020

    以前は年に何度もお伺いしていた海龍王寺。
    しかし最近は全く・・・。
    久しぶりにお邪魔してみると、なんと、写経場ができていることにビックリ!
    上司からは「足運ばんなアカンで!」と耳にタコができるぐらい言われ続けました。
    今回、この授業のスタッフとして従事して、そのコトの重要さを改めて感じました。
    今になってやっとわかるって、チョット遅いですかね!?
    これから挽回しますっ!たぶん・・・。

    (どすこい)

    みんなで創り上げたアニメーション

    この日は、久しぶりに奈良ひとまち大学の授業に従事しました。
    授業「アナログアニメを作ってみよう ~奈良ひとまち大学のCM動画、誕生!!~」です。
    授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
    「紙コップが奈良まちを歩きだした!」
    http://nhmu.jp/report/31434

    この授業の先生・千光士義和さんは授業開始前、「大人のアニメーションの講座は初めてなので、どのくらい時間がかかるか、段取り良くいくのか、わからない・・・」と不安げな様子でした。

    みんなで創り上げたアニメーション_1

    しかし、授業開始から作業にとりかかる学生のみなさんは、テキパキテキパキ!!

    みんなで創り上げたアニメーション_2

    土台となる紙コップに3種類の表情と体(服を描いたもの)をかぶせて、人形が完成。

    みんなで創り上げたアニメーション_3

    ここまでできたところで、貸切で教室を提供してくださった「轉害坊」のスイーツタイム。
    スイーツは、チーズケーキとオリジナル菓子「轉害坊ル」、生甘酒にヨーグルトをかけたもの。
    そして、焙煎したばかりのこだわりコーヒーです。
    このオリジナル菓子「轉害坊ル」は、ここの地名でもある「転害」・・・そう、害を転ずるという願いを込めて開発したそうです。

    みんなで創り上げたアニメーション_4

    このスイーツをいただきながら、千光士さんと轉害坊店主の大澤さんの出会いに関わる、2013年4月13日に放送されたテレビ番組「LIFE ~夢のカタチ~」を拝見。
    千光士さんの大ファンという大澤さんとのご縁は、大澤さんの前職にまでさかのぼりますが、先祖代々続くこのお店を改装し2015年にオープンした轉害坊で初めて千光士さんの作品展を行ったのは、2018年3月~4月だそうです。

    みんなで創り上げたアニメーション_9

    そして、そのときに新たな出会いがあり、おもしろそうな提案を持ちかけられ、2019年3月にも作品展を行うことが決まっているとか。
    こちらも楽しみですね♪
    今、千光士さんが取り組んでいるのは、四角いものの中に万華鏡のような視覚トリックのある作品作りだそうです。

    みんなで創り上げたアニメーション_5

    また、千光士さんの教え子である、もう1人の先生・豊岡さんが在学中に制作したアニメーション作品や、社会人になってから勉強を続け新しく技術を習得して完成させた作品などを見せていただきました。
    アニメーションのイメージを持つことができ、これから作る奈良ひとまち大学のアニメーションがどんな風に仕上がるのか、ワクワクが止まりません。

    みんなで創り上げたアニメーション_6

    スイーツタイムも束の間、ここからは撮影モードに突入!
    千光士さんの表情も先程までとは違い、職人の顔つきに変わっています。
    1コマずつ、豊岡さんの合図と千光士さんのアドバイスでそれぞれ自分の人形を動かし、撮影が進められました。
    注意点は、ちょっとずつ、ちょっとずつ!
    急に動かすとアニメーションがつながらず、おかしなことになってしまうとのこと。

    みんなで創り上げたアニメーション_10

    初めのうちは様子をうかがいながら先生に言われるままに動かしていたみなさんも、慣れてきたのか途中からは人形の動きがダイナミックになっていきます。
    「途中、疲れた方は休憩してくださいね」と優しいお声かけをしてくださる千光士さんですが、誰ひとり休憩する人などおらず、最後まで全員で作業を続けました!

    みんなで創り上げたアニメーション_7

    最後に、撮影した100枚を超える写真をアニメーションとして映し出すと、未完成ながら素敵な作品に仕上がっていました!
    みなさんから「おぉー」という歓声と拍手が起こります。
    この作品に少し手を加えていただき、完成した作品を見るのが楽しみです。

    みんなで創り上げたアニメーション_11

    余談ですが・・・貸切で轉害坊をお借りしたので、入り口に貼られた「本日貸切です」の貼り紙を見て、「今日あかんみたい」とか「せっかく来たのに~」「楽しみにしてたのにー」など外から声が。
    私たちスタッフは苦笑いで会釈。
    この日、轉害坊をご利用いただけなかったみなさん、申し訳ありませんでした。
    またのご来店をよろしくお願いします!(笑)

    (ピョニー)