足を運ぶコトの大切さ!
2018.11.25 | 授業 | by Staff
表門をくぐると、静かでなんとも言えないこの空間・雰囲気がたまりません!
青い空にうっすらと色づいた木々、そして両サイドに並ぶ築地塀!
ワタクシにとって一番奈良を感じられるお寺かもしれません。
海龍王寺!ココが本日の教室。
11月25日の授業「海龍王寺・玄昉のちょっといい話 ~ディープな平城京タイムトリップ~」に、スタッフとして従事しました。
今回の授業、海龍王寺と平城宮跡の2ヶ所も勉強できる(巡れる)授業なんで、とてもラッキー!
しかも、先生はというと、「イケ住」こと海龍王寺の石川重元住職。
とっても協力的で、とっても熱心な方。
奈良ひとまち大学でもいろんな授業にご出演・ご協力いただき、いろんなお話をしていただきました。
2010年12月26日の授業「その昔、宗教は家庭の常備薬だった!? ~海のない奈良にある、海のお寺で考える~」
2013年3月9日の特別授業「ぼくらの奈良の遊びかた ~仏像や仏教はこんなにおもしろい!~」
2017年4月23日の授業「奈良好きイラストレーターが僧侶に聞く ~田中ひろみ×奈良のお坊さんトーク~」
などなど、その他にもまだまだイッパイ!
(奈良ひとまち大学のWebサイトを見てネ。)
そして、ワタクシ個人的にも、以前の職場でかな~~~りお世話になった方。
「佐保路の三観音」や「ボランティアガイドツアー」など、奈良観光の盛り上げのために相談に乗っていただいたり、助言いただいたり。
ホントにありがとうございました。
今回の授業は、玄昉さんについてのお話と平城京・大極殿までの散策。
しかも石川住職の案内つきです。
授業が始まるまでの待ち時間、この日は秋晴れだったので、境内ではミニ撮影会が!?
真っ青な空と紅葉、そして本堂!最高ですね。
さて、そもそもみなさん玄昉ってご存じでしたか?
正直言ってワタクシはピンときませんでした。
ですので、恥ずかしながらワタクシも学生気分で石川先生のお話をじっくりと聞いてしまってました。
授業では、ガイドブック「玄昉さんのスゴイところ」などを見ながら、石川住職が熱く詳しくお話をしてくださいました。
わかったことと言えば
*大仏の造立を進めた とか
*国分寺・国分尼寺の建立を進めた などなど、
実は仏教の発展にとって重要な人(僧侶)だったことを学びました。
で、で、玄昉さんのことがよくわかった後は、そう、玄昉さんが海龍王寺から、よく通っていた平城京・大極殿へと散策です。
もちろんワタクシも旗持ちとして同行しております。
道中では、要所要所で立ち止まりながら、石川先生から「平城京と海龍王寺の位置関係」や「どうして隅寺として建立されたのか」などのお話をしてもらいました。
平城京までのルートは、普段あまり通らない道。
そこから見る大極殿はまた少し違った感じがしますね。
玄昉さんもこんな感じでたまには大極殿を見ていたのかなぁ・・・って少し思っちゃいました。
Web上で調べることは簡単ですが、やっぱり実際に足を運んで、見て、聞くことって、知らなかったコトや新たな発見がイッパイできますね。
授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「海龍王寺・玄昉のちょっといい話」に参加して
http://nhmu.jp/report/31020
以前は年に何度もお伺いしていた海龍王寺。
しかし最近は全く・・・。
久しぶりにお邪魔してみると、なんと、写経場ができていることにビックリ!
上司からは「足運ばんなアカンで!」と耳にタコができるぐらい言われ続けました。
今回、この授業のスタッフとして従事して、そのコトの重要さを改めて感じました。
今になってやっとわかるって、チョット遅いですかね!?
これから挽回しますっ!たぶん・・・。
(どすこい)