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ひとまち大学のスタッフが、授業準備の奮闘っぷりや奈良のアレコレをお届けします。
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  • 大和の朝は茶がゆで明ける

    茶がゆ。

    大和の朝は茶がゆで明ける_1

    奈良を代表する郷土料理のひとつです。
    江戸時代の農学者・大蔵永常(おおくらながつね)の著書『日用助食 竈の賑ひ(にちようじょしょく かまどのにぎわい)』にも、「大和國は農家にても、一日に四五度宛の茶粥を食する也・・・」と記されています。
    今でこそ、お店やホテルの朝食などで提供される特別な料理になっていますが、「大和の朝は茶がゆで明ける」という言葉があるように、かつての奈良では朝食の定番だった家庭も多かったそう。
    1月25日(土)の授業「『おかいさん』はソウルフード ~茶がゆのある食卓の風景~」では、大和の茶がゆ文化を伝える活動をしている飯田むつみさんにお話を伺います。

    大和の朝は茶がゆで明ける_8

    大和の茶がゆは粘り気がなく、さらっとしているのが特徴とのこと。
    さて、どうやって作るのか?
    「すごく手間暇かけて作るものなんだろうか??」と気になっていたところ、「どんな風に作るか、見てみますか?」と声をかけていただき、飯田さんのお宅にお邪魔してきました。

    まずは洗ったお米をお鍋に入れ、水につけておきます。
    そのときに、お茶っ葉を入れた袋=「茶袋(ちゃんぶくろ)を一緒に入れておきます。

    大和の朝は茶がゆで明ける_2

    4時間以上経ってから、その鍋を火にかけます。
    沸騰してから10分程度炊いたら、できあがり。

    大和の朝は茶がゆで明ける_3

    あら、ちゃんと準備さえしておけば、普段の朝のルーティンに組み込めるぐらいの手軽さ。
    びっくり!

    大和の朝は茶がゆで明ける_4

    実際に食べてみると・・・あっさりしていて美味しい!!
    茶がゆはお茶で炊いている以外、調味料などは何も入れないので、味そのものは淡泊。
    だから、おかずには、ちょっと塩気や甘味があるもの、お漬物とか小鉢で出てくるお惣菜などがぴったり。
    食材は、できるだけ奈良県産のものや、自分が作ったものにこだわりたいという思いから、奈良県産のお米や大和茶、飯田さんお手製のぬか漬けや小鉢が並びます。
    素材を活かした優しい味が、ほっこりと心に沁みわたります。

    大和の朝は茶がゆで明ける_5

    家庭の味として誕生した大和の茶がゆ文化を絶やしたくないという思いから、10数年前から活動を始めた飯田さん。
    活動を始めて、あることに気づいたそう。
    それは、茶がゆに欠かせない道具を取り巻く諸事情のこと。
    例えば木杓子。

    大和の朝は茶がゆで明ける_6

    1本の木を削って作る、結構手間がかかるものなのですって。
    かつて、奈良県南部では盛んに作られていましたが、茶がゆ文化が廃れるにつれ、作る人がいなくなったそう。
    文化が途絶えると、それを支えるモノもなくなっていく。
    そういったことも含めて、もっと伝えていかなければと今、感じているそうです。

    茶袋は晒を使って作ります。
    粉茶と呼ばれる細かく砕いたお茶を袋に入れて炊くのに使うのですが、使い込むごとに色が変化してくる様子、分かりますよね。

    大和の朝は茶がゆで明ける_7

    授業では、大和の茶がゆ文化や、飯田さんの幼い頃の食卓の想い出などを、茶がゆを目の前で作っていただきながら伺います。
    ぜひお申込くださいね!

    お申込はこちら↓↓
    http://nhmu.jp/class/33333

    (なさ)

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