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四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ

2012.09.29 | 授業info | by Staff

奈良の賑やかな市街地から見て、南東の山の中に位置する菩提山 正暦寺。
私の「四季折々に訪れたいお寺」のNo.1!
正暦寺は、四季折々に様々な顔を見せてくれます。

この日は、とある暑い暑い夏の日。
かねてから構想していた授業の先生をお引き受けいただくために、正暦寺へ。

正暦寺へ向かうと、まず、バス停「柳茶屋」が目に留まります。
ここは、すでにのどかな山里の雰囲気!
かわいい時計台もあります。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_1

バスで来られる方は、ここから徒歩約30分です。
「遠い!」と思われた方、そんなことはありません。
ちょうど良い散歩コースですよ。

緩やかな登り坂を歩いて行くと、たくさんの石仏とお地蔵さまが迎えてくれます。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_2

そして、正暦寺の碑。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_3

その昔、正暦寺はこの辺りまで伽藍が広がっていたとか・・・。
大きな山門もあったとか・・・?

ここからは、山の中に入っていきます。
しばらく行くと、右手に橋が。渡ると、右側に駐車場があります。
お車の方は、そこに駐車してくださいね!

車から降りると、もうそこは一面 緑の世界。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_4

何よりも、空気が違います。
心地よい風が、暑く火照った頬を癒してくれます。
また、ミンミン蝉の声とともに、清流の菩提仙川の流れが山に響きます。
清流を覆い隠すように、もみじの葉の緑が美しい。
紅葉の頃には、辺り一面、真っ赤に染まることでしょう。

おや?「日本清酒発祥之地」の石碑が!

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_5

そうそう、ここで清酒が造られたのです!!
なるほど!おいしい水があるから、お酒が造られたのかな・・・?
待て待て、昔のお坊さんは確かお酒を飲んではいけなかったのでは???
謎は深まります。

さらに、石垣に沿って進むと急な階段。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_6

一段一段、気を引き締めて登ると、ようやく本堂!
「ご住職~!(教えてぇ~!どうしてここでお酒が造られたのですか?←心の声)」

あれあれ・・・?
誰もいません!

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_7

普段は「福寿院客殿」におられるそうです。
でも、せっかく登ってきたので、しばしゆっくりと夏の山寺を堪能!
鳥のさえずり、風にゆれる木々の音、自然界の音以外は何も聴こえない静寂なひと時でした。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_8

さてさてここは、福寿院客殿からのお庭。
お庭は、心を落ち着かせてくれます。

四季折々に訪れたいお寺 正暦寺へ_9

このお庭を眺めながら、大原弘信住職に授業のお願いをしました。

創建当初は壮大な伽藍が広がっていたのに、なぜ・・・?
お寺に託された、宝物の由来とは・・・?
もちろん、清酒にまつわることなど・・・。
ぜひお話ください!!

ということで今回の授業「紅葉の名所『錦の里』探訪」では、
正暦寺の歴史ロマンをたっぷりと語っていただくことになりました!
住職の愉快なお話が、楽しみ!!
おまけに、普段は公開していない仏像をはじめ、宝物も拝見させていただけることに★

静かな自然の懐に、ゆっくりと秋を満喫しに出かけましょう!
(紅葉の頃は人が多くてざわつきますので・・・。)
一足先に紅葉の写真スポットを見つけておくなんてことも・・・。

みなさんのお申込み、お待ちしていま~す。

申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/11532

正暦寺のホームページはこちら↓
http://www.asahi-net.or.jp/~id9s-mti/shouryakuji/

(HANA)

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