奈良はビジネスチャンスの宝庫
2022.03.13 | 授業 | by Staff
1日、また1日と日を追うごとに春の温かさを実感する3月13日。
もう桜が咲いてもおかしくないような陽気が数日続いていました。
そう、この日は奈良ひとまち大学の特別授業「仕事って楽しい! ~奈良で働く、その醍醐味について~」の日。
スタッフとして授業に参加しました。
授業の様子は、「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「奈良って楽しい!」
http://nhmu.jp/report/37387
「奈良は、新しいことを始めるのにちょうどいい」
http://nhmu.jp/report/37431
今回の特別授業は、「奈良で働く魅力的な人」そして「世代を超えて、人や街の持つ素晴らしい力をつなぎながら奈良の魅力を新たな視点から発信する人」にご登壇いただき、「働くこと」について考えるという内容。
前半は、仕事を通して新たな視点から奈良の魅力を発信し、著書『ライク・ア・ローリング公務員』で心に響く言葉を多数語られた福野博昭さんの講演。
後半は、「ゴールデンラビットビール」代表の市橋健さんと、進行役としてNHK奈良放送局の情報番組「ならナビ」でおなじみの柴原優美香さんが加わり、クロストークを行いました。
※残念ながら、「紀寺の家」代表の藤岡俊平さんは、諸事情で急遽メッセージのみでのご参加となりました。
今回の授業でとても印象に残ったのは、後半のクロストークで、市橋さんが紙コップを持ちながら、「これをどう見るかだけなんですよね?」とおっしゃったところ。
「紙コップに何を注いでも、おんなじもの。それを、正面からみるか、横から見るか」
「仕事も同じで、大変なのは変わらないんだけど、それをおもしろがれるか、苦痛に感じるかの違いです。」
ダブルワークで週7日勤務を続けておられる市橋さん。
奈良の魅力をより多くの人にもっと発信したいという強い信念のもと仕事をするのは、休みの日に趣味を過ごすのと同じような感覚だとおっしゃっていました。
また、福野さんが奈良県庁で配属された12の部署で、斬新なアイディアで次々に改革を進めていったというお話のなかで、「どの部署にいってもブルーオーシャンやねんで。そんなんおもしろーてしゃーない。」とお話しされていたところ。
私たちスタッフは、普段は公民館の職員として、福野さんと同じ公の施設で働いています。
どうしても「郷に入れば・・・」と考えてしまいがちですが、福野さんのように「みんながよーなったらええ」「自分が楽しんでやったらええねん」という信念をもって仕事をすれば、どんな職場でも自分のやるべきことが見えてくる。
そんな思いを抱かせられました。
さらに、「失敗することもあるけど大事なのは『やってみること』」「やる前より悪くなることはないんやから、『一番良くないのはやらないこと』」と言い切っておられました。
授業を振り返ってみると、とにかく奈良の魅力や「働くこと」に関するパワーワードが次々飛び交っていましたが、上品で線の細いイメージもある柴原さんが少林寺拳法で世界4位だという話が正直一番驚いたかも!?(笑)
ほんとに楽しくてあっという間の2時間でした。
コロナ禍にあっても奈良にはビジネスチャンスがゴロゴロ眠っていると見るか、こんな時期に何をしても無駄だと見るか。
改めて「働くこと」について考えたり、奈良に明るい未来を描く人たちがいるんだということに感動させられたり、とても有意義で素晴らしい時間を過ごすことができました。
これからも、ご登壇いただいた先生方のご活躍を期待しております。
素敵な授業をありがとうございました。
(もじゅ)