懐かしいアナログレコード
2025.07.26 | 授業 | by Staff
授業「はじめてのアナログレコード~聴いてみよう、感じてみよう~」に従事してきました。
教室は、奈良きたまちにあり、レコード鑑賞イベントなどを手がける「日+月+星」(さんむーんすたー)です。

近くを佐保川が流れ、多聞城跡や聖武天皇、光明皇后の御陵の緑もほど近い、自然と歴史が息づく素敵な場所にあります。
音楽堂として作られた建物では、音楽イベントやマルシェなどを時々開催しています。

この日のテーマは、「はじめてのアナログレコード~聴いてみよう、感じてみよう~」です。
CDやデジタル音源の台頭で、レコードプレーヤが製造されなくなり、アナログレコードがもう聴けなくなると思っていましたが、近年再び注目を集め、ブームになっているようです。
はじめての一台は、「ポータブルプレーヤー」がおすすめで、スピーカーが内蔵されており、ボタン一つで再生が可能です。
レトロなデザインがかわいくて、壁掛けができ、インテリアにもなります。
ACアダプターの他、乾電池でも使用できるので、ピクニックやバーベキューなどアウトドアにも持ち出して、仲間と屋外でお気に入りの音楽を楽しむことができますね。

以前流行したものの復刻版が、手軽な価格で購入できるそうです。
教室では、ポータブルプレーヤーでの音とスピーカーを通した音とを聴き比べました。
再生中の音楽に集中し、音の違いに耳を澄ませていると、味わいがありどちらもよいものでした。
シチュエーションに合わせて、自分の好みのものを探してみるのも楽しみですね。
今回は主に1970年代の邦楽を中心に、たくさんのレコードを用意して下さっていたので、大学生の方は珍しそうに、また、懐かしそうに見る方も・・・。

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください♪
「初めて触れるアナログレコード」
https://nhmu.jp/report/43203
私が子どものころは、レコード盤が当たり前で、
レコード盤に針を落とすのにドキドキしながら操作したのを思い出しました。
そろりと下ろしてもどうしてもブチブチっと音がして、無事音楽がスタートするとほっとしたものでした。

学生時代には駅前にあるレンタルレコード屋さんで、レコードジャケットを見ながら一枚一枚繰っていたことを思い出します。
その後、レンタルビデオ、CD、DVDと変遷し、今ではインターネット上で見たり聴いたりできるので、レンタルショップもすっかり減ってしまいましたね。
レコードプレーヤーを処分してしまったことを、今は残念に思います。
せめて気に入って購入していたレコード盤が残っていないか、実家に帰って探してみようと思いました。
(ぼちぼち)
