若宮神社が初公開!これは行かないと!!
2021.08.25 | 授業info | by Staff
2021年5月、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、授業「若宮さんってどんな神社? ~春日大社の摂社、式年造替を迎える」を中止としました。
一度は授業の開催を諦めかけたのですが、この機会にしかできない授業なので、この機会を逃したら20年後?いや二度とできないかもしれない授業なので、春日大社にお願いをしました。
そして、10月3日(日)に授業「若宮さんのこと、知っていますか ~式年造替を迎える春日大社の摂社って?~」を開催できることになりました。
何故この時期にしかできない授業かというと、今年と来年にかけて、若宮神社の式年造替が行われるからなんです。
式年造替とは、20年おきに、本殿や御神宝(ごしんぽう)などを修繕し、造り替えることです。
今年の4月25日に若宮神社の神さまが仮殿に移られる仮殿遷座祭が営まれ、いよいよご造替が始まるという短い期間に、若宮神社の御本殿と内院の特別公開が行われることになりました。
今回が初公開という、とてもとてもとても貴重な機会なので、“かっぱ”も授業に向けて力が入ってしまうわけです。
だって次は20年後?
もしかしたら最初で最後!?なのですから・・・。
「春日大社本殿」のバス停を降りると、「春日大社若宮御造替」の大きな看板が目に入ります。
今回は第43次となる御造替とのことで、20年ごとに御造替が行われることを考えると、それだけで歴史の長さを感じます。
若宮神社は、春日大社の本殿から南に向かって、たくさんの燈籠に囲まれた春日の杜の道を歩いていくと見えてきます。
春日大社の本殿には毎日たくさんの方がお参りをされるので賑やかに感じますが、少し離れただけで、若宮神社には静寂な時間が流れています。
若宮神社の御本殿は外からしか観ることはできませんが、長い年月の風雨のなかで趣ある朱色になり、春日大社本殿の鮮やかな朱色とはまた違った世界が創り出されています。
一言で言うと「落ち着き」なのでしょうか。
ゆったりとした時間の流れを感じることができます。
授業では、春日大社権禰宜の岡 真吾さんから、若宮神社の始まりや神さまのこと、そして御造替についてなどの話を伺い、初公開となる若宮神社の御本殿と内院を拝観します。
まだ春日大社や若宮神社に参拝したことがない方も、どしどしお申し込みください!
お待ちしています。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、若宮神社の特別公開が中止となる場合があります。ご了承ください。
お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/36280
(かっぱ)