わたしだけの仏さま☆
2014.03.01 | 授業info | by Staff
ある晴れた風のきつい日、「奈良きたまち小さなギャラリー散華美術館」へお邪魔しました。
近鉄奈良駅から、東向北商店街を北上し、つきあたりを右折、次の角を左折し、奈良女子大学のキャンパスに挟まれた道を真っ直ぐ通り過ぎ、信号を渡って細い路地を進んでいくと・・・右側にあります。
本日のミッションは、3月22日(土)の授業「寺院で生まれた可憐なアート ~美術散華の世界を愉しむ~」でのワークショップを体験するため♪
写仏散華の魅力を伝えるためには、実際にやってみないとね☆彡
あっ、「散華って・・・なに?」って方のために、軽~くご説明を。
散華とは、寺院での法要などで、仏さまを供養するために撒かれる花のことです。
かつては生花が撒かれていたのですが、のちに蓮の花弁をかたどった紙片にかわり、今では「散華」と言えばこの紙片のことを示すようになりました。
奈良では、寺にゆかりのある画家などが手掛けた芸術性の高い散華が数多くの寺院で見られるせいか、美術作品として楽しまれる方もおられるんです。
この散華の収集・保存・普及活動をされている、美術散華保存会の事務局長、原田 千賀子さん(またの名はヨシミ チガさん)が、今回の授業の先生です。
授業の教室でもある、奈良きたまち小さなギャラリー散華美術館にも、さまざまな散華が展示されていますよ。
それでは、本題に移ります。
さて、写仏散華とは・・・なんでしょう?
仏さまが描かれた散華をなぞり、思い思いの色を塗ることで、オリジナルの散華を作っちゃう。
以上です。
顔彩初体験☆
これだけでもテンション上がりました☆彡
ではやってみよう♪
今回は十一面観世音菩薩さまに挑戦。
まずはお顔に目や表情を入れまして、おそるおそる色を乗せていきます。
仏さま以外のところに着手。
仏さまに着手。
色選び、どんどん迷いがなくなっていきます。
先生に見ていただき、アドバイスをもらってさらにパワーアップ。
落款をいただきまして完成です。
最近、写経体験ができるお寺も増えているので、やる気さえあればできる環境にはあるのだけれど、「やってみたいけど・・・大変そうだなっ」って二の足を踏むのは私だけではないはず。
そんなあなたにぴったりなのが、写仏散華なんです。
下絵があるので気軽にできる!色塗りも楽しい!!
それなのに、やってる間はすごく集中して心落ち着く感じなんですよね。
普段の生活のなかでは味わえない、なんともいえない時間に身をゆだねてみてはいかがでしょうか?
授業では、数ある仏さまの中からお好きなものを選んでいただくことができます。
生まれ年の干支の仏さまを選ばれる方も多いそうですよ。
また今回、奈良ひとまち大学の授業ということで特別にお香をつけてくださいました。
ありがとうございますm(__)m
この機会にぜひ散華の魅力にハマってみませんか?
授業への申込、絶賛募集中です↓↓
http://nhmu.jp/class/17258
(なさ)