奈良ひとまち大学

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奈良ホテルの魅力に再び迫る ~前編~

2018.12.27 | 授業info | by Staff

近代建築シリーズとして4年前に開催した「奈良ホテル、その歴史と伝統 ~憧れのクラシックホテル探訪!~」のリバイバル授業が、ついに実現!
2019年1月27日(日)の授業「奈良ホテル、109年の歴史を知る ~エピソード満載の館内を巡ろう~」です。
前回の授業に惜しくも落選された方、また前回の授業の時は奈良ひとまち大学を知らなかった方、ぜひ、このチャンスにお申込みいただき、奈良ホテルの歴史と伝統を体感しましょう!

私も、前回の授業に参加して以来、何度か奈良ホテルにお邪魔しておりますが、いつ来ても観光目的での来訪者が絶えません。
正倉院展の時期などは、宿泊のお客様がロビーを歩けないほどの方が足を運ばれたそうです。
こんなふうに観光スポットとしてたくさんの旅行客が立ち寄っている場所であること、ご存じでしたか?
(少なくとも私は前回の授業開催時には知らなかった。)
今回の授業で、もし落選されても、個人的に訪れていただくことができますので、その時は授業の実況ツイートやスタッフの「ひとまちブログ」などを頼りに、ぜひ行ってみてくださいネ!!

奈良ホテルの魅力に再び迫る_7

まずは、前回の授業時にブログで奈良ホテルの魅力を紹介しましたので、それをぜひご覧ください。
「『奈良ホテル』に魅せられて☆」
https://nhmu.jp/blog/info/7465

あらあら~~っ!
あの時は・・・すんごいミーハーでしたね。
4年前は若かったんでしょうね(汗)。
前回、私が初めて奈良ホテルを訪れた時は、観るもの聴くもの全てが珍しく、今回も引き続き授業の先生を引き受けていただいた奈良ホテルの辻利幸副総支配人に、贅沢にも個人的に、奈良だけでなく日本として誇るべき高級な美術品、ホテルの歴史や宿泊された著名人のエピソードについて、数多くご紹介いただきました。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_1

今回は2回目ということもあり、少しマニアックなところを見てきましたよ。
まず、フロントの脇にちょこんと置いてあったこちらのポスト!
和洋折衷の内装にマッチする、クラシックな雰囲気漂うポストがありました。
奈良ホテルに泊まられた方が投函するポストでしょうか?
こういったところに奈良ホテルの遊び心を感じました。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_2

そしてお次は、小さな部屋の中にある自動販売機です。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_3

部屋に自動販売機があるのもおもしろいですが、中には木目調の自動販売機がありました。
自動販売機ですら内装に合わせて設置されているんですね。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_4

そして、バーですね。
わぁお~~!!!!
なんじゃこれ~!
眩し過ぎる~!!
こんなキレイなところが世の中にあるのですね~~(≧◇≦)
※営業中ですので、見学するときは必ず奈良ホテルのスタッフに声をかけてくださいネ。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_5

いかがでしょうか?
もっと他にも紹介したいのですが、長~くなるのでやめときます(笑)。
授業では、きっと紹介され・・・ないかもしれませんが、奈良ホテル内の細部のコダワリを探索するのも、近代建築LOVERとしては、滾(たぎ)るものがありますっ!!(笑)
奈良ホテルに行く機会がありましたら、ぜひぜひ、いろいろな魅力を探索してみてくださいね。

奈良ホテルの魅力に再び迫る_6

授業の申込はコチラ↓
http://nhmu.jp/class/31041

(もじゅ)

努力すれば夢は叶うもの

2018.12.22 | 授業 | by Staff

奈良におしゃれな綿菓子のお店ができたと知り、以前、訪れたことのあったお店「Pamba pipi」。
そのお店のオーナーさんが、美容師さんだったなんてホントにビックリ!
この日の授業「こだわり満載のポップな綿菓子 ~美容師が綿菓子店を開いたわけ~」でどんなお話をお伺いできるのか・・・と、私“うしお”も興味津々で従事させていただきました。

お店では授業ができないため、先に教室の準備を整えてからお店に移動し、学生のみなさんを待ちます。

努力すれば夢は叶うもの_1

授業開始5分前、学生のみなさんはお揃いになりましたが、肝心の小林先生の姿が見えません。
担当スタッフが小林先生の経営している美容室を見に行くと、先生はまだお客さんの髪をセット中とのこと!
授業直前まで美容師のお仕事とは、なんともお忙しい小林先生。
「間に合うの?」「直前打ち合わせはなし?」と、内心ヒヤヒヤ・ドキドキ!でしたが、授業開始直前、小林先生が小走りで到着。
Pamba pipiについてご紹介いただいた後、お店のスタッフの方が、あの巨大な綿菓子づくりを目の前で披露してくださいました。

努力すれば夢は叶うもの_2 努力すれば夢は叶うもの_3

みなさん、ご存じでしたか?
顔も隠れてしまうほどのあの大きな綿菓子を、どうして作ることができるのかを・・・。

まずひとつめは、ザラメの種類。
Pamba pipiで使用されているザラメは、普通のザラメより粒の大きい「鬼ザラメ」。
この鬼ザラメを使うことにより、長時間、あの綿が出てくるのだそうです。
なお、綿菓子づくりに鬼ザラメを使っているところは、全国でもPamba pipiだけなんだそうですよ。

そしてふたつめは、作り方。
棒に綿菓子をある程度まで巻き付けた後、出てきた綿の帯を片手で引き上げ、丸い綿菓子の上にどんどん巻き付けていくのです。
こうすることで、あのまんまるで大きな綿菓子ができあがるというわけなんです。

努力すれば夢は叶うもの_4 努力すれば夢は叶うもの_5

学生のみなさんは、それぞれ好みの味のカップ入り綿菓子を購入した後、授業会場へ移動し、授業開始です。

努力すれば夢は叶うもの_6

小林先生は、2017年4月、美容室のお客さまとのふとした会話がきっかけで、綿菓子店を開きたいと思い立ったとのこと。
すぐに「事業計画書」をしたため、奥様に相談。
OKサインが出たところで、食品衛生責任者の資格を取得。
その年の7月にはPamba pipi1号店をオープンするという超スピード!
その裏には、小林先生の努力もさることながら、美容師としての先生の厚い人脈とつながりがあったからこそ、この短時間でのオープンにこぎつけたとのお話。

努力すれば夢は叶うもの_7

そしてさらに2018年7月には2号店をオープン。
お話をお伺いしていると、小林先生はとっても勉強熱心な努力家でいらっしゃる上に、すごい強運の持ち主では?と思わざるを得ないですよね~。
やはり努力を惜しまない人は、自然と運気もアップするものなんですね!

努力すれば夢は叶うもの_8

授業の様子は、ひとまちレポートもご覧くださいね。
「可愛い綿菓子の花が咲くお店見学」
http://nhmu.jp/report/31210
「行動力が凄い!」
http://nhmu.jp/report/31288

綿菓子店を始めてから、小林先生はもてなす喜びをよりいっそう感じるようになったとのこと。
そして、美容師の時には考えもしなかった「奈良の観光に貢献したい」「地域の活性化に繋げていきたい」という思いを強く持つようになったそうです。
気温と湿度の高い夏季はまだまだ課題も多いそうで、その対策について日々スタッフのみなさんと検討しながら模索しているとのこと。
現状に満足せず常に研究心を持ち続けておられる小林先生のこれからのご活躍をお祈りいたしております。

努力すれば夢は叶うもの_9

(うしお)

コーフン、古墳クッション

2018.12.22 | 授業 | by Staff

初めて古墳クッションを見たのは・・・もう5~6年前でしょうか・・・。
奈良ひとまち大学のスタッフになる何年も前に、きたまちの「フルコト」で見て、「かわいい!こんなのあるなんて、さすが奈良~~~!!」と大変興奮したことを思い出しました。

コーフン、古墳クッション_7

その古墳クッションを作っている「宇宙椅子 cosmic re-chair」フクトククニヲさんの授業「空前の古墳ブーム、到来!? ~ブームを牽引する古墳クッション~」の様子をお届けしたいと思います!

授業の様子は「ひとまちレポート」もご覧ください。
「古墳の近くで古墳クッション」
http://nhmu.jp/report/31419

準備のために早めに教室の「日+月+星」に着くと、奈良県立図書情報館で行われていた展示「クリスマスノ星」で使われていた星たちが吊るされていました!
この星も、フクトクさんが製作されたんです!かわいいよ~~。

コーフン、古墳クッション_1

本日の教室「日+月+星」は、普段は宇宙椅子 cosmic re-chairの作業場となっています。
聖武天皇陵のすぐ隣、森の空気が気持ちいい場所でした。
フクトクさん、たかはしみちよさん、今日はよろしくお願いしまーす。

コーフン、古墳クッション_2

さっそくたくさんの古墳クッション~~~。

コーフン、古墳クッション_4

フクトクさんは「宇宙椅子」という名前からも分かるとおり、椅子張り職人。
ときめく椅子もたくさん並んでいます!
学生さんが集まる前にじっくり見させてもらいました・・・。
ステキな家具を見ると、自分もステキ生活ができるんじゃないかという妄想が捗ります。

コーフン、古墳クッション_5

今回の授業は、担当の“なさ”とフクトクさんとの対談形式で行いました。
サラリーマンから椅子張り職人になった経緯、そして古墳クッションを作るようになったきっかけ、古墳クッションの小ネタ話などなどお聞きし、とても楽しい時間を過ごすことができました。

コーフン、古墳クッション_8

インスタでさっそく探しましたよ、「#墳活」。
かの「古墳にコーフン協会」の一員でもあるフクトクさん。
そのお話も聞けて、隠れコーフン協会ファンのわたくしは嬉しかったです!
フクトクさんは、今でこそたくさんの古墳クッションを築造されていますがもともと歴史には全く興味がなく、古墳クッションも歴史好きの友人の影響で作り始めたそうです。

さて、お話もひと段落。
カフェタイムといきましょう。
本日のおやつはmoricoさんの特製、ガトーショコラとクッキー。
そして月ヶ瀬健康茶園のほうじ茶です。

コーフン、古墳クッション_6

かわいいし美味しい。
最高じゃないですか。
「もったいなくて食べられない!」という声もありました。

美味しいおやつと温かいお茶で、みなさんの心と表情もほっと一息。
授業も終盤になりましたよ。
フクトクさんは、最後に「古墳クッションを作るまでは歴史も全く興味がなかったですが、今いろんなご縁をいただいてます。そんな風に予想できないところが楽しい。これからも自分が興味のあることをやっていきたいですね」と語ってくださいました。

フクトクさん、たかはしさん、参加してくださった学生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
フクトクさん、これからの活躍も楽しみにしております!

(せとやん)