奈良ひとまち大学

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日常と非日常の狭間に誘われて・・・LAMP BAR

2020.11.29 | 授業 | by Staff

旅に出ると必ず独りでBarに赴き夜を楽しんでいる“肉球ぷに×2”です。
Barの楽しみは、バーテンさんや現地の常連さんとの会話。
その地域ならではの方言やイントネーションの言葉が飛び交い、その地域のお得情報、季節のこと、美味しいお酒・カクテルのことなどを聞くと・・・「あ~旅にきたんだな~」と実感するのです。
今回の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.13 進化を続ける奈良最高級のバー ~LAMP BARの過去、現在、未来~」の開催を聞きつけて「従事した~い」と手を挙げました。

気になる授業の様子は「ひとまちレポート」をご覧ください♪
「世界に誇る奈良のバー“LAMP BAR”」
http://nhmu.jp/report/35013

晴れた空に少し重たそうな冬の雲を眺め、小西通りからビルの合間を入って行くと、お目当てのLAMP BARの看板が見えてきます。

日常と非日常の狭間に誘われて_9

まず看板からしてカッコイイ?
看板からしてお店の良さが分かります。
先生の金子さんにご挨拶させていただき、受付の準備。
カッコイイ看板の横に、奈良ひとまち大学ののぼり旗を配置すると、のぼりは北風を受けて揺れておりました。

日常と非日常の狭間に誘われて_2

“肉球ぷに×2”がBarに行く醍醐味は、日常と非日常を味わうことです。
このLAMP BARは非日常の演出が素晴らしい!!
お酒を飲むための空間が計算しつくされて作られています。
入口からセンスがキラリ☆
「今から非日常に入って行くんだな~」と気持ちを作ることができる距離の廊下。
扉を開けると、なかなか怖い鏡・・・鉈(なた)を持った白人のおばさんが鏡に透けて見えます。
このおばさんは、キャリー・ネイションというアメリカの禁酒主義活動家の女性。
わたくし、金子さんのこのセンスが好きです。

日常と非日常の狭間に誘われて_3

左を向くとカウンターとボックス席が。
照明の青色がアクセントになっています。
ウイスキー・リキュール・グラスが並んでいる棚も一見の価値あり。

日常と非日常の狭間に誘われて_4

この授業では、学生のみなさんがカクテルを作って飲みながら授業を受けるということで、テーブルにはシェイカー・メジャーカップ・バースプーンなどが並んでいました。
色々なサイズや素材があり、道具を見るだけでもウキウキしてしまいます。
光が反射してキラキラ光っていました。
Barに行って自分でカクテルを作るということはないので、貴重な体験になったのではないでしょうか?
学生のみなさんは、先生からコツを教えていただきながら、ジンフィズ(ジン・レモン汁・シロップ・炭酸水で作るカクテル)などを、それぞの好みでシロップの量などを調整して作っていました。
カクテル好きの“肉球ぷに×2”としては本当に本当にうらやましい限りでした。

日常と非日常の狭間に誘われて_8

金子先生がジンフィズをデモンストレーションで作ると・・・一つひとつの手の動きに切れがあり、所作が美しい!
男性のきれいな手の動きは、ドキドキいたします。
シェイクの手さばき、ぜひLAMP BARに行って見ていただきたい。

日常と非日常の狭間に誘われて_6

そしてLAMP BARには隠し部屋があるんです!!
それぞれのテーマがあって、違う空間でお酒を飲むことができるのですが、それもご自身の目で見ていただければ幸いです。
この1年、コロナ禍においてなかなかお酒を飲んだりできない雰囲気ではあります。
わたくしが行ったBarでマスターが「お酒が飲めるのは平和なんやで~」と言っていましたが、その言葉をしみじみとかみしめています。
楽しく非日常を味わえる日を待ちつつ・・・。

(肉球ぷに×2)

ナイスな授業

2020.11.28 | 授業info | by Staff

やすらぎの道を歩いていると、クラシカルな佇まいのお店が目に入ってきます。
一瞬、「カフェかな?」と思わせるその外観に、道行く人が立ち止まってお店の中をのぞき込む姿をよく目にします。

ナイスな授業

中をのぞいてみると、見えてくるのは分解された椅子。
ここは関西でも珍しい椅子張り職人の工房であり、12月19日(土)の授業「椅子張り職人という生きかた ~数十年先も愛される椅子を目指して~」の先生・中田真太郎さんのお店、「naice」です。

ナイスな授業

中田さんは、奈良県立高等技術専門校の家具工芸科を卒業した後、堺市の椅子製造会社に就職し、椅子の張り替えや修復を担当。
その後6年間、会社で経験を積み、縁があって、2014年に奈良にお店を構えました。

「椅子にはその家庭の歴史が刻まれている」と話す中田さん。
その歴史が50年・100年と長く続くように、依頼主が納得できる「座り心地」を相談して修理するそうです。

工房は1階にあり、様々な椅子の修理に対応できるように、たくさんの道具があります。
授業の際は、工房の見学もありますので楽しみにしていてください。

ナイスな授業

今では椅子張り職人として活躍している中田さんですが、大学では経営学を学びながら、人にはちょっと言えない秘密の夢を追いかけてみたりと、この道に入るまでには紆余曲折があったそうです。
紆余曲折の末に、なぜ椅子張り職人の道に進んだのか?
それは、授業でのお楽しみ♪ということにしておきます。

ナイスな授業

そんな中田さんの授業の教室は、現在改装中のお店の2階を予定しています。
12月に完成予定ですので、おそらく利用者第1号になるのではないでしょうか。

改装前の写真をブログに載せようと思ったのですが、先生から「散らかってて恥ずかしいからちょっと・・・」とNGが出たので、階段下から少しお見せします。

ナイスな授業

壁に掛けられた椅子が見えますね。
写真では見えませんが、その横には大きなシャンデリアがあったり、おしゃれなインテリアがたくさんあります。
改装後はいったいどんな空間になるのか楽しみです。
ちなみに、こういったインテリアも椅子張り職人の道に進んだ要因のひとつになっているそうです。

授業では、家具職人をめざすきっかけから、これまでにあった嬉しかったこと・大変だったことなどのエピソード、椅子張り職人としてのこだわりや信念などについて話をしていただきます。
関西でも珍しい椅子張り職人の話を、あなたも聞きにきませんか。

お申込はコチラ↓↓
http://nhmu.jp/class/34945

(よっしー)

私が奈良に惹かれる理由

2020.11.06 | 授業info | by Staff

ただいま、平城宮いざない館の企画展示室で、「元明天皇展」が開催されています。

私が奈良に惹かれる理由

この展示を企画したのが、12月5日(土)の授業「開校10周年記念!リクエスト大会Vol.15 新しい生活のなかで楽しむ奈良 ~『#おうちで奈良旅』ってなに?~」の先生、ココトソコノ制作室の生駒あさみさんです。

ちなみに、元明天皇は飛鳥から平城京へ遷都した女帝です。
先日、ひと足お先に「元明天皇展」を拝見しました。

私が奈良に惹かれる理由

とても分かりやすく、且つ、ココトソコノ制作室社長のイラストが素敵。
グッズも大人気みたいですよ。
この秋、ぜひ足を運んでいただきたい展示のひとつです。

私が奈良に惹かれる理由

生駒さんは20歳頃に奈良を旅してその魅力にはまり、東京から通うこと約15年、2014年に奈良市に居を構え、現在に至ります。
通っていた頃はもちろん、今も奈良県下を旅して、その土地で出会った素晴らしい場所やモノ、思い出などを発信しています。
「奈良は目に見えるものだけでなく、目に見えないものに価値を見出せる場所」と語る生駒さん。
著書の『奈良で出会う天皇になった皇女たち』にも、生駒さんが奈良を好きな理由がたくさん詰まっています。

私が奈良に惹かれる理由

かつては好きなことをやるために働いていたのが、今では好きなことを仕事にして、生活できるようになったという生駒さん。
それは、「『奈良が好き』をみんなで共有したい!」という思いがさまざまなアイデアとなって、奈良好きのみなさんをワクワクさせる何かになるから。
そして、「私が好きな奈良をもっと知りたい」という思いが感覚的なものに終わらず、さまざまな文献を調べた上で、新たな視点から「奈良ってこんなにおもしろいよ~」と私たちに語りかけてくれるから。
だからこそ、生駒さんの活動が必要とされ、仕事として成立するのではなかろうかと、私は思います。

授業では、そんな生駒さんのこれまでのこと、コロナ禍でのこと、これからのこと・・・いろいろとお話を伺います。

ブログ「特別名勝にてリアルな奈良を楽しむ浪漫」もご覧くださいね★
https://nhmu.jp/blog/info/15186

お申込はこちら↓
http://nhmu.jp/class/34734

おまけ
当初、11月30日(月)で終了予定だった「元明天皇展」。
実は12月6日(日)まで会期が延長となっています!
授業の教室である平城京左京三条二坊宮跡庭園から徒歩約10分。
立地条件もばっちりなんで、まだご覧になっていない方は、授業の前後でお立ち寄りいただいたら1日で2度楽しめますよ。

私が奈良に惹かれる理由

(なさ)

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