コロナウイルスと夏バテに打ち勝とう!
2020.07.28 | 授業info | by Staff
長かった梅雨が、ようやく明けそうですね!
外に出て夏を満喫しようにも、新型コロナウイルスのせいであちこちのイベントが相次いで縮小や中止に追い込まれています。
このやりきれない気持ちをどこにぶつけて良いのやら・・・。
奈良ひとまち大学の授業が無事に開催できるよう祈るばかりです。
さて、8月30日(日)の授業「ココロとカラダを整える薬膳のカフェ ~奈良の薬草を味わってみよう~」のご案内です。
夏と言えば、あまりの暑さに冷たいモノを摂り過ぎて、身体がだる~くなったりしますよね。
そんな時に、その日の体調に合った食材を選んでくれるカフェが法蓮町にあります。
その名は、薬膳カフェ「POWER OF FOOD」。
今回の授業の先生は、オーナーの吉田奈麻さん。
吉田さんは、主婦業のかたわら薬膳を学び始め、心身の不調に悩み苦しむ人を1人でも減らしたいとの思いから、2015年3月にPOWER OF FOODをオープンしました。
お店では、奈良伝統の薬草である大和当帰の葉を使った薬膳のメニューが人気で、吉田さんも大和当帰を普及すべく、様々な形で宣伝活動を続けています。
この「当帰」は、根の部分が婦人病などに効果のある漢方薬として現在も処方されています。
古くは推古天皇が統治していたころから用いられていたとされ、奈良伝承の薬草なのだそうです。
その後、日本各地の薬園で栽培されていましたが、特に大和当帰は上質とされ、とても評価が高かったとのこと。
しかし、栽培に手間がかかることから、最近では奈良と和歌山の両県境にわずかに栽培されているだけとなり、衰退傾向にあったそうです。
しかし、2012年に当帰の葉の部分が「非医」扱いとなったことから再び注目され始め、大和当帰の葉の天ぷらやお茶、和洋菓子などの食用の他、アロマや化粧品など、現在、次々に新しい商品が開発されています。
詳しくは、奈良県「大和トウキ総合PRサイト」↓↓をご確認ください。
http://www3.pref.nara.jp/sangyo/yamatotouki/
授業では、吉田さんの薬膳との出会いや開店経緯を伺う他、カフェメニューである大和当帰茶の飲み比べや、大和当帰の生葉の試食もしていただく予定です。
↓↓こちらの大和当帰の粉末を使ったシフォンケーキも、当日試食していただきます。
そしてこちらは、大和当帰料理のレシピ本。
吉田さんが、野菜を食べるようにもっと手軽に大和当帰を料理に取り入れてほしいという思いで制作されたそうです。
このレシピ本は有料なのですが、今回の授業に参加された方には、大和当帰料理のレシピを特別に教えてくださるとのことですよ!
今、注目の大和当帰を十二分に体験できるまたとない機会!!
ぜひ、ぜひ、お申し込みください。
※新型コロナウイルス感染症の影響で紹介した授業内容や飲食の内容が変わる場合があります。
どうかご了承をお願いいたします。
申込はこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/34257
(もじゅ)