藍を育て、藍で染める
2023.04.06 | 授業info | by Staff
4月30日(日)の授業「わたしが藍の色にこめる思い ~藍師、染師という仕事~」の魅力を紹介します!
第1弾のブログ「最古の染料『藍』を体感せよ!」も、ぜひご覧ください♪
https://nhmu.jp/blog/info/17186
先生は藍師・染師の小田大空さんです。
https://instabio.cc/indigoclassic
先日、JR奈良駅前広場で開催された「奈良フードシェット」に出店中の小田さんに会いに行きました。
肩書を拝見して熟練した職人さんかと勝手に思い込んでいましたが、20代の爽やかな青年です。
毎日藍に向き合っているため、手や爪は藍色に染まっています。
ブースでは、小田さんのブランド「indigo classic」のTシャツやトートバッグなどが販売されていました。
手に入れた大判のハンカチーフがこちら。
使い続けるといい具合に色あせていきそうで、今から楽しみです。
ブースにて見せてもらった藍の葉と「すくも」。
藍染の原料です。
染色液の鮮度が異なる槽がいくつもあり、どの槽で何度染めるかによって、色合いが変わるそうです。
藍を乾燥・発酵させてすくもに加工し、染料を作る「藍師」であり、その藍で染める「染師」でもある小田さん。
藍染作家の方は他にもいると思いますが、藍を育てるところからしている方は珍しいのではないかと思います。
小田さんの工房が奈良市内にあると伺い、奈良ひとまち大学で授業をしていただけないかお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
授業では、小田さんの工房にて、藍師・染師としての思いや藍染の工程などをお聞きします。
また、藍を発酵させる様子や藍畑の見学もありますよ。
個人的に一番興味津々なのが、藍染体験!
授業では手ぬぐいを染めていただきます。
私も学生になりたい・・・。
藍の魅力を見て聞いて触って嗅いで十二分に体感できる機会なんて、なかなかありませんよ。
みなさんぜひ、お申込ください。
お申込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/39041
(なさ)