奈良ひとまち大学

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使命感がなければ続けられない

2014.02.23 | 授業 | by Staff

2月23日(日)、今日は授業「女性救急隊員、奈良を走る! ~救急隊員のお仕事、拝見~」のお手伝いです。
09時10分、晴れでしたが、消防署の北側にはまだ雪が一部残っていました。
奈良市西消防署は、新築で大変綺麗です。

使命感がなければ続けられない_1

10時、授業開始です。
授業の内容は、「ひとまちレポート」をご覧ください★
「大人の職場体験」
http://nhmu.jp/report/17499

講義では、消防署の仕組みや階級など、日頃聞けない話が伺えました。
休憩後、屋外で救急車の説明を受けようとした矢先、救急車の出動が入り、しばし講座は中断。
一段落ついた後に、予備車を廻していただき、消防車・救急車の説明を受けました。
車両見学の後は、感染防止服・耐熱服などの自由着用。
みなさん楽しんでいました。
耐熱服などは銀色で、被るとロボットのようです。

使命感がなければ続けられない_2

竹内綾子さんは、沖縄出身の救急救命士です。
青年海外協力隊でアフリカのマラウイへ派遣され、保健体育の授業を受け持っておられました。
現地でマラリア感染死した子どもに接し、「命に係わる仕事がしたい」と強く思い、帰国後に奈良市消防局の職員募集に応募されたと言います。
現在、勤務6年目、心掛けていることは、女性ならではの安心感、女性特有の疾患への配慮、外国人傷病者への対応だそうです。
市内の女性隊員は全体で11人、「男性のなかでの“自分の役割”を考え、女性の活動の場を広げていきたい」と強く語られていました。

使命感がなければ続けられない_3

最後に、救急救命の体験。
上半身を描いたシートに簡易なハート模型を置いて、心臓マッサージです。
上手く圧せると、「キューキュー」と音が鳴ります。
概ね圧せていましたが、中には全く音の出ない方がいます。
「ハートマークを上にしてください」と言われ、ハートが描かれた面を上にすると簡単に音が出ました。
ハートが描かれた面を上にすると、子どもに対する心臓マッサージの加減を示すと言います。
上手く工夫しているものです。

使命感がなければ続けられない_4

(浪鹿)

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