奈良ひとまち大学

menu

ひとまちブログ

耳で感じる奈良の景色

2018.08.22 | 授業info | by Staff

とんでもなく暑い今年の夏。
やっと少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたね。
みなさんは、かき氷、燈花会、地蔵盆・・・と、ザ「日本の夏」「奈良の夏」を楽しむことができましたか?
私は8割方、屋内へ引きこもっておりました。
だって暑かったんだもの・・・。

さて突然ですが、みなさんが感じる「奈良の印象」、どんなものでしょうか?
歴史的な建物がたくさんある!
さすが奈良、鹿がいっぱいいる!
空が広い!
などなど、それぞれ違う印象かもしれないし、共通しているかもしれません。

耳で感じる奈良の景色_4

9月30日(日)の授業、「奈良の音風景を愉しむ ~お寺の音、町の音を発見!~」では、今まで思いもしなかった奈良の印象があなたの心に刻み込まれるかも!
先生の岩田茉莉江さんは、「おとたまり」を主宰している「音風景研究家」。
奈良県出身の岩田さんは学生時代にサウンドスケープ学と出会い、現在も沖縄県南大東島で行うフィールドワークをライフワークとし、日本の各地で「音さんぽ」と銘打ったワークショップを行っています。

耳で感じる奈良の景色_1

サウンドスケープ、初めて聞く方も多いかもしれませんね。
「サウンドスケープとは、日常生活や環境において、音を風景としてどのように関わっているかを考えるために提唱された概念である。」
・・・そうですか。
ふむ・・・。
こうして説明されても、「はて、よう分からんな」と思われるかもしれません。

ちょっと、想像してみてくださいね。
例えば、今、ならまちのど真ん中を歩いているとします。
少し立ち止まって、周りを見渡してみましょう。
町屋に、お店に、歩いている人たち。
おっと、車も来ましたよ。
よけて、よけて。
次は、目を閉じて。
・・・どんな音が聞こえますか?

すぐに何か音を思い浮かべた人もいれば、なかなか難しかった人もいるかもしれませんね。
今回の授業では、岩田さんの研究するサウンドスケープとは何かを学び、参加した学生のみなさんがどんな「奈良の音」を発見できるか、試してみます。

教室としてお借りするのは、徳融寺。

耳で感じる奈良の景色_2

本堂で岩田さんのお話を聞いた後は、特別に仏具を触らせてもらい、「お寺の音」も聞いてみましょう。

耳で感じる奈良の景色_3

その後は、ならまちを少し散策。
どんな奈良の音があなたの耳に聞こえてくるでしょうか?
散策した後は、みなさんで感想を共有しましょう。
次に奈良を歩いたときや自分の好きな場所を歩いたときに、見たことのない景色が見えるかもしれません。

初秋の1日、奈良ひとまち大学で、感性を少しだけ開いてみませんか?
みなさんのお申込をお待ちしています!

お申込はこちらから↓↓
http://nhmu.jp/class/30576

(せとやん)

« | »