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「好き」をカタチにすること

2018.10.12 | 授業info | by Staff

10月27日(土)の授業「刺しゅうで綴る動物たちの世界 ~動物モチーフいっぱいの雑貨店~」の教室はここ、「アトリエ リジッタ」です。

「好き」をカタチにすること_1

奈良きたまちのメインストリート、かつては京街道と呼ばれていた道沿いにあります。
東大寺の焼門前の交差点からすぐそこですぞ。

アトリエ リジッタのオーナーで刺繍デザイナーのタジリアイリさんが作り出す動物たちは、リアルなんだけどポップなかわいさ満載です。
どんな動物たちがいるかは、ひとまちブログ「刺繍でつくる動物図鑑」をご覧あれ~。
https://nhmu.jp/blog/info/13353

タジリさんが作る動物刺繍の商品は、いわゆるワッペンのような形状になっています。

「好き」をカタチにすること_2

ワッペンといえばアイロンで貼って・・・みたいなイメージがあるかもしれませんが、ブローチにしたり・・・
ゲットしたケープペンギン。
「好き」をカタチにすること_3

マイバックにつけてみました。
「好き」をカタチにすること_4

Tシャツのポッケにひそませたり・・・
「好き」をカタチにすること_5

オリジナルトートバックを作ったり。
「好き」をカタチにすること_6

しかもお店で付けてもらえるので、手軽にオリジナルなお気に入りを手に入れることができて嬉しいかも。
トートバックは名前を入れることもできるので、マイネームだけでなく愛しのペットちゃんの名前を入れる方もいるそう。

作品は、工房スペースにある様々なミシンを駆使して製作されています。

「好き」をカタチにすること_7

きらっきらの糸の数々がところせましと並べられていて、これらの糸が幾重にもなり、動物の表情や毛の質感を作り出しているんだなと感心しきり。

「好き」をカタチにすること_8

これらの作品の生みの親であり、今回の授業の先生である、タジリアイリさん。

アートやものづくりが好きで、高校から美術を専門とした学校へ進み、大学では工業デザインを専攻。
また、動物が大好きだったことから、大学時代、別の学校で「動物行動学」や「生態学」を学んだそう。
卒業後、デザイナーとして企業に就職したタジリさんですが、途中で経理や営業に携わるようになり、デザイナーとは異なる仕事をするようになります。
結婚・出産・子育てとライフステージの変化に伴い、仕事との両立に悩み、退職することになりました。
子育てをしながら、家でできるものづくりが仕事にならないかを模索するなかで、ミシン刺繍と出会い、ハンドメイド作品の委託販売やイベント出店をするようになって誕生したのが、このアトリエ リジッタなんだそう。
ミシン刺繍で様々な作品を製作するなかで、次第に動物作品がメインになっていったそうです。
昨年12月に工房を兼ねた実店舗をオープンし、企業でデザイナー以外の仕事をしたことが今、すごく役立っているんですって。
幼い2人のお子さんを育児しながら、商品製作・販売・経営・接客など、全てひとりでやっているので、やりたいこと・つくりたいものはたくさんあるけど、欲張らずに少しずつカタチにしているそうです。

授業では、タジリさんの今までの歩み、アトリエ リジッタのこと、これからやりたいことなど、映像を交えてお話を伺います。
実際にミシンを使う姿や、動物をデザインする様子もチラ見せしていただけるそうですよ。

お話のお供はこの子たちです。
アトリエ リジッタでも大人気のmochiri特製の動物パン2種と飲み物をご用意してお待ちしています!!

「好き」をカタチにすること_9

お申し込みはこちら↓↓
http://nhmu.jp/class/30728

(なさ)

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