玄昉さんと平城京と
2018.10.21 | 授業info | by Staff
今回は、11月25日(日)の授業「海龍王寺・玄昉のちょっといい話 ~ディープな平城京タイムトリップ~」のご案内です。
みなさんは、「玄昉」に、どんなイメージをもっていますか?
某ドラマでのイメージや、奈良のピラミッドと言われる頭塔にまつわる話もあって、少し怖いイメージや嫌な人のイメージがあったりしますが、調べてみると、「これも玄昉さんのおかげ」「あれも玄昉さんのおかげ」・・・というように、玄昉の功績と言われるものがたくさん出てくるんですよね。
ここでは、ほんの一部を簡単に紹介します。
*大仏建立を進めた
*全国にある国分寺・国分尼寺の建立を進めた
*聖武天皇・光明皇后のめざした仏教による国づくりへの協力
ね?今も残っているものが多いでしょう?
もしも玄昉がいなかったら・・・大仏はなかった?仏教は広まらなかった?空海は違う道に行っていた?なんて思ってしまいます。
後世に残る仕事をたくさんしている玄昉。
この続きは授業で。
海龍王寺住職の石川重元さんの話を楽しみにしていてください。
海龍王寺の石川住職と言えば、イラストレーターのみうらじゅんさんから「イケ住(イケてる住職)」の称号をいただいた方。
何度となく、奈良ひとまち大学の授業にも先生として登場してくださっていますが、石川住職お独りでというのは、開校間もない2010年12月の授業「その昔、宗教は家庭の常備薬だった!? ~海のない奈良にある、海のお寺で考える~」以来。
石川住職は生まれも育ちも海龍王寺、そして今も海龍王寺にいらっしゃるので、超地元の人であり、めちゃくちゃ地元通です。
授業では、天皇・皇后に会うために、玄昉が幾度となく平城京に向かった足跡に思いを馳せながら、石川住職のご案内で海龍王寺から大極殿へ向かいます。
また道すがら、石川住職からディープな平城宮跡周辺のことも教えてもらいます。
授業の解散場所は大極殿です。
大極殿の壇上から見える奈良の風景は、当時の天皇・皇后、そして玄昉にはどのように見えていたのでしょうね。
お申し込みこちら↓
http://nhmu.jp/class/30822
(かっぱ)