日本最古の萬葉植物園
2022.03.30 | 授業info | by Staff
突然ですが、奈良ひとまち大学で授業を開催した回数が一番多い教室は、どこだと思いますか?
正解は・・・春日大社です!!
「パワースポットでふしぎ発見!」
「深夜0時、闇の中を神が渡る」
「どきどき春日原始林さんぽ」
「大とんどと山焼きの深~い関係」
「穢れを祓う、大祓詞を唱えよう」
「第六十次式年造替ログまとめ」
「誰もいない夜の春日大社を訪ねて」
「春日大社の若宮15社を巡ろう」
「静かな夜、春日大社で祈る」
「びっくり楽しい春日大社のお話」
「創建1250年、もっともっと春日大社!」
「若宮さんのこと、知っていますか」
などなど・・・それ以外にも多分あるはず。
春日大社では、くまなく授業をさせていただいていると思っていたのですが、今回、初めてのエリアで行うことになりました。
それは、春日大社 萬葉植物園です。
4月24日(日)の授業「『万葉集』の草・木・花を愛でる ~藤の季節の『萬葉植物園』をご案内~」では、萬葉植物園にて歴史・文学と自然を体感します。
さて、『万葉集』は日本に現存しているものでは最古の和歌集で、飛鳥時代から奈良時代にかけて、当時の人々によって詠まれた歌が約4500首おさめられています。
萬葉植物園は、奈良時代との関わりが深い『万葉集』にゆかりが深い春日野の地に1932年(昭和7年)にできた・・・ということは、今年で90年ですかっ。
日本最古なわけです。
萬葉植物園には、万葉集に登場する約300種類の草・木・花が標本展示されています。
一見、特別な植物だとは思わない名のない草花のように見えるもののなかに、珍しいものや絶滅危惧種があるそう。
だから、「ここにこんなポイントがあるんだよ」というナビゲートがあるのとないのとでは、楽しみ方が格段と変わってくるのです。
授業では、萬葉植物園の木多倫浩(きたともひろ)さんに、園内を案内してもらいます。
目からウロコな知識やうんちくが多数あり、当時の人々の生活が垣間見えるかもしれませんよ。
ちなみに授業当日は藤の園に咲く藤が見頃の可能性大です。
授業では萬葉植物を中心に話していただきますので、藤の花は授業終了後にお楽しみくださいね。
お申込み、お待ちしています!
お申込みはこちら↓
http://nhmu.jp/class/37329
(なさ)